「スーパーグローバル大学等事業(SGU)」の見直し・中止を求めます。


「スーパーグローバル大学等事業(SGU)」の見直し・中止を求めます。
署名活動の主旨
大学教育の質を大きく損なっている「スーパーグローバル大学等事業(SGU)」の見直し・中止を求めます。
スーパーグローバル大学等事業では、大学の国際化や世界大学ランキングの順位向上のために、講義の英語化、クォーター制(4学期制)の導入、組織再編などの事業を行っています。しかし、これらは学生や教員にとって大きな負担となっており、事業そのものについても問題が発生しています。
【講義の英語化についての諸問題】
東京大学理学部化学科では、2014年10月に化学科の講義をほぼ全て英語化した影響からか、進路振分けにおいて2015年度と2016年度には定員が底割れ、2016年度には定員45名に対して28名しか進学しない、という状況に陥っています。
( 情報源:
https://todai.info/shinfuri/science.php#ribake )
外国の大学でも、講義の英語化は問題を引き起こしています。例えば、韓国トップの大学であるKAIST(한국과학기술원、旧称:韓国科学技術院)では、2010年に講義の100%英語化、懲罰的授業料などの大規模な教育改革を行いました。しかし、翌年の2011年には4人の生徒と1人の教授が自殺、2013年には852人もの学生が参加した「KAIST緊急学生総会」において、出席学生の過半数が英語講義制度に反対しました。
(情報源:
https://ko.wikipedia.org/wiki/%EC%84%9C%EB%82%A8%ED%91%9C )
【クォーター制についての問題】
岡山大学では、2016年度からクォーター制・60分授業を施行し始めました。しかし、岡山大学職員組合が2014年に教員に対して緊急に行ったアンケートでは、クォーター制について「もっと時間をかけて議論すべき」という意見が46%。「無意味な改革である」という意見の数が25%で、「賛成」の数の19%を上回っています。
(情報源:
http://oduion.sakura.ne.jp/news/news_g141126.pdf)
また、岡山大学に限らず、全国的に国立大学ではクォーター制や新しい授業時間の導入が始まっています。しかし、そのクォーター制や新授業時間に反対する学生・教員が増えています。クォーター制や新授業時間について十分な議論や説明がなされていないのではないでしょうか。
東京大学:新学事暦の導入に反対する学生有志
http://utfourterms.blogspot.jp/
一橋大学:一橋大学の新学期制度に反対する有志の会
https://sites.google.com/site/no4no105/
東京都市大学:キャンペーン · 東京都市大学学長三木 千壽 : 東京都市大学のクォーター制を廃止してください! · Change.org
https://goo.gl/QYGRgY
【財政的な問題】
国から国立大学への運営費交付金は、合計毎年100億円程度減少しています。
(情報源:
http://resemom.jp/article/img/2015/11/02/27711/116403.html )
一方で、2013年までの8年間では教員数は2506人増加していますが、人件費は908億円減少しています。
(情報源:
http://resemom.jp/article/img/2015/11/02/27711/116407.html)
このように国立大学が財政的な危機に貧している中、最大で年間5億円×10年間の支援額が得られるスーパーグローバル大学等事業を、国立大学は泣く泣く採択せざるを得ないという状態に陥っています。
加えて、スーパーグローバル大学等事業での支援額が、予算申請額よりも非常に少ないという問題も起きています。
>「世界ランキングトップ100を目指す力のある大学」(タイプA)は最大で年5億円、「グローバル化を牽引(けんいん)する大学」(タイプB)は最大年3億円を、それぞれ最長10年間支援するとしている。 だが、15年度の平均支援額は、タイプAが2億8800万円、タイプBは1億3100万円。1億円未満も5大学あった。
(引用元: 「まるで詐欺」怒る選定校 「スーパーグローバル大学」構想:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/DA3S12329935.html )
母国語で、世界トップレベルの教育と研究ができる高等教育機関は、非常に貴重なものです。スーパーグローバル大学等事業でこれを失うことは、国家にとっての大きな財産を失うことになります。さらに、日本や世界を牽引する第一線の研究者に、英語教育や教育制度改革・組織再編などに時間を割かせ、第一線の研究を停滞させているのは嘆かわしいことです。そのような制度を、教育現場との議論を十分に行わないまま、財政的な面から半ば強制的に推し進めるべきではありません。
文部科学省に対して以下のことを要求します。
・「スーパーグローバル大学等事業」の見直し・中止
・SGU指定校や教育の専門家との十分な議論
・SGU事業の教育学的な論拠の説明

署名活動の主旨
大学教育の質を大きく損なっている「スーパーグローバル大学等事業(SGU)」の見直し・中止を求めます。
スーパーグローバル大学等事業では、大学の国際化や世界大学ランキングの順位向上のために、講義の英語化、クォーター制(4学期制)の導入、組織再編などの事業を行っています。しかし、これらは学生や教員にとって大きな負担となっており、事業そのものについても問題が発生しています。
【講義の英語化についての諸問題】
東京大学理学部化学科では、2014年10月に化学科の講義をほぼ全て英語化した影響からか、進路振分けにおいて2015年度と2016年度には定員が底割れ、2016年度には定員45名に対して28名しか進学しない、という状況に陥っています。
( 情報源:
https://todai.info/shinfuri/science.php#ribake )
外国の大学でも、講義の英語化は問題を引き起こしています。例えば、韓国トップの大学であるKAIST(한국과학기술원、旧称:韓国科学技術院)では、2010年に講義の100%英語化、懲罰的授業料などの大規模な教育改革を行いました。しかし、翌年の2011年には4人の生徒と1人の教授が自殺、2013年には852人もの学生が参加した「KAIST緊急学生総会」において、出席学生の過半数が英語講義制度に反対しました。
(情報源:
https://ko.wikipedia.org/wiki/%EC%84%9C%EB%82%A8%ED%91%9C )
【クォーター制についての問題】
岡山大学では、2016年度からクォーター制・60分授業を施行し始めました。しかし、岡山大学職員組合が2014年に教員に対して緊急に行ったアンケートでは、クォーター制について「もっと時間をかけて議論すべき」という意見が46%。「無意味な改革である」という意見の数が25%で、「賛成」の数の19%を上回っています。
(情報源:
http://oduion.sakura.ne.jp/news/news_g141126.pdf)
また、岡山大学に限らず、全国的に国立大学ではクォーター制や新しい授業時間の導入が始まっています。しかし、そのクォーター制や新授業時間に反対する学生・教員が増えています。クォーター制や新授業時間について十分な議論や説明がなされていないのではないでしょうか。
東京大学:新学事暦の導入に反対する学生有志
http://utfourterms.blogspot.jp/
一橋大学:一橋大学の新学期制度に反対する有志の会
https://sites.google.com/site/no4no105/
東京都市大学:キャンペーン · 東京都市大学学長三木 千壽 : 東京都市大学のクォーター制を廃止してください! · Change.org
https://goo.gl/QYGRgY
【財政的な問題】
国から国立大学への運営費交付金は、合計毎年100億円程度減少しています。
(情報源:
http://resemom.jp/article/img/2015/11/02/27711/116403.html )
一方で、2013年までの8年間では教員数は2506人増加していますが、人件費は908億円減少しています。
(情報源:
http://resemom.jp/article/img/2015/11/02/27711/116407.html)
このように国立大学が財政的な危機に貧している中、最大で年間5億円×10年間の支援額が得られるスーパーグローバル大学等事業を、国立大学は泣く泣く採択せざるを得ないという状態に陥っています。
加えて、スーパーグローバル大学等事業での支援額が、予算申請額よりも非常に少ないという問題も起きています。
>「世界ランキングトップ100を目指す力のある大学」(タイプA)は最大で年5億円、「グローバル化を牽引(けんいん)する大学」(タイプB)は最大年3億円を、それぞれ最長10年間支援するとしている。 だが、15年度の平均支援額は、タイプAが2億8800万円、タイプBは1億3100万円。1億円未満も5大学あった。
(引用元: 「まるで詐欺」怒る選定校 「スーパーグローバル大学」構想:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/DA3S12329935.html )
母国語で、世界トップレベルの教育と研究ができる高等教育機関は、非常に貴重なものです。スーパーグローバル大学等事業でこれを失うことは、国家にとっての大きな財産を失うことになります。さらに、日本や世界を牽引する第一線の研究者に、英語教育や教育制度改革・組織再編などに時間を割かせ、第一線の研究を停滞させているのは嘆かわしいことです。そのような制度を、教育現場との議論を十分に行わないまま、財政的な面から半ば強制的に推し進めるべきではありません。
文部科学省に対して以下のことを要求します。
・「スーパーグローバル大学等事業」の見直し・中止
・SGU指定校や教育の専門家との十分な議論
・SGU事業の教育学的な論拠の説明

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2016年5月10日に作成されたオンライン署名