新型コロナウイルス対策による一斉休校措置に対して柔軟な対応を求めます。

新型コロナウイルス対策による一斉休校措置に対して柔軟な対応を求めます。

突然の一斉休校に関して、当事者の子どもたちと保護者の戸惑いが隠せません。
卒業式までの時間を名残惜しく大切に過ごしていた子どもたちは、急に残りの学校生活がなくなってしまい、落胆であまり話さなくなってしまった子もいます。
また、給食材料を納める業者さんをはじめ、岐阜県内の様々な業者さん、施設等への影響や休校中の商業施設等の利用による事件事故に巻き込まれるリスク、新学期に不登校になるなど子どもへの影響を最も懸念しています。
一方で、非正規雇用者、共働き世帯、医療福祉従事者など休暇が取りにくい思われる保護者の方々の中には、子どもの日中の居場所について大きな不安を抱えています。
岐阜県病院協会の2/28感染対策会議報告によれば、現段階でパンデミックの状態ではないことから、医療機関の対応は厚労省の感染者疑い対策通り行うことになっています。
教育機関として冷静かつエビデンスに基づくご対応をお願いできないでしょうか。
今回の新型コロナウイルスにかかる一斉休校措置に対して、感染対策をいま一度、関係諸機関でご協議いただき、子どもの居場所をどのように確保するのか、県下各自治体の状況に鑑み、柔軟にご対応いただけるように要請することをご検討いただきたく思います。