

2019年の「給特法一部改正」審議において、「変形労働時間制の撤回」にご協力いただいた皆様にご報告いたします。
当時、皆様のお力をお借りし、国会で「給特法の抜本改正なくして教員の勤務実態は変わらない」と訴えましたが、その結果が果たしてどうだったのか。
6年ぶりの教員勤務実態調査が先日公表されました。
明らかになったのは、「少しは残業時間が減ったものの、過酷な長時間労働は変わらない」という現実です。
●一ヶ月の平均残業時間の推計(2022年10~11月)※持ち帰り仕事含む
小学校教諭 82時間16分
中学校教諭 100時間56分
この結果をもとに、国は給特法の規定について再度、見直しを図るということです。
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私はこの間も、活動を続けてきました。
1年前から「給特法の抜本改善」を求めるオンライン署名を開始し、change.org日本語版で行われた教育系署名として過去最多の8万345筆が集まりました。
また、学校外の人にもこの問題を伝えようと、初の単著を2年前から書き続けてきました。
『シン・学校改革 ~「定額働かせ放題」と「ブラック校則」に挑む現役教師』(6月21日発売、光文社)です。
この本には、当署名を始めとして、過去4回のオンライン署名の裏話や、教師としての葛藤など、これまで明かさなかった全てを告白しています。
校長とのやりとりなど、学校現場での赤裸々な実体験も綴りました。
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オンライン署名も執筆もそうですが、何度も挫けそうになった時、心の支えとなったのは、「自分は一人ではない」ということです。
頑張ってこれたのは、ただただ、皆様のおかげです。
もしかしたら文科省は「またあいつか」と思っているかもしれません。
しかし、私は諦めません。
教員の労働改善は教師のためだけでなく、子どもの教育を受ける権利、そしてこの国の未来を守るためにこそ、必要不可欠と思うからです。
過去の「給特法改正」審議のときに一緒に声を上げていただいた皆様には、今後も議論を注視いただけたらと願いますし、SNS等の発信にご協力いただくことで、少しでも改革にお力添えを賜れればと存じます。
国の結論が出るその日まで、引き続き、最新情報をお届けさせて頂けますと幸いです。
どうか、今後とも、よろしくお願い申し上げます。
署名呼びかけ人
斉藤ひでみ(本名:西村祐二)