国は旧ビッグモーター新入社員の過労死を認定してください!


国は旧ビッグモーター新入社員の過労死を認定してください!
署名活動の主旨
NPO法人POSSEと労災ユニオン(総合サポートユニオン労災支部)が支援している過労死遺族が、国に対して労災認定を求める裁判を起こしています。
2020年4月に新卒でビッグモーターへ入社したAさん(当時22歳)は、入社からわずか2か月後、自動車免許未取得を理由に「人格否定を伴う退職強要」を受け、精神疾患を発症し、同年5月末自死されました。
遺族は、会社の対応がAさんに大きな心理的負荷を与えたと考え、労働基準監督署へ労災申請を行いましたが、認定されませんでした。労働基準監督署の判断に納得できなかった遺族は、国の労災不支給決定を取り消すため、今年2月末、東京地裁へ提訴をしました。
実は、過労死等に関する労災不支給は珍しいことではありません。特に、精神障害に関わる申請数は増加傾向にありますが、そのうち認定されたのはごくわずかです。2023年度の精神障害に関する請求件数は3,575件で前年度比892件増加したにもかかわらず、認定件数は883件で前年度比173件の増加に留まりました。なお、うち未遂を含む自殺の認定件数は前年度比12件増の79件のみです。
この事件を多くの方に知っていただくことが、本件に限らず過労死のない社会を実現することにつながります。ぜひ署名にご協力ください。署名は、裁判所及び国への提出を予定しています。
【ビッグモーターで何が起きたのか】
Aさんは2020年4月にビッグモーターへ入社。入社前に運転免許を取得することとなっていましたが、新型コロナウイルスの影響で教習所が閉鎖されるなどし、免許の取得が間に合いませんでした。入社後すぐ、Aさんが店長に報告した際には「一緒に頑張ろうね」と励ましの言葉を受けたといいます。
しかし、5月8日、本部から営業本部長らが店舗を訪れた際、Aさんは免許を取得したという「虚偽報告」をして入社したと一方的に決めつけられ、退職を強いられました。免許を未取得だったことが本部まで伝えられていなかったと考えられます。その後、Aさんは精神疾患を発症し、5月30日に、自死に至りました。
遺族は、労災申請に必要な事業主証明のため、弁護士を通じて会社に署名を求めましたが、会社側は書類一式を返送し、署名・捺印を拒否しました。さらに、労働基準監督署の調査に対しても、遺族とは「死亡と会社とは関係がないという話にまとまったとというふうに当社としては認識していました」と、会社は事実と異なる回答をしています。実際、Aさんには自己都合退職用のテンプレートが送付されていました。
しかし、同僚は、退職勧奨の前日まで「(Aさん)から会社を辞めたい旨の話を聞いたことはありませんでしたし、頑張って仕事をしていたので、(Aさん)自身の意思で退職を申し出たとは考えられません」」「辞めたいと話していたことはなく、頑張って仕事をしていた」と証言しています。こうしたことから、Aさんは自主的に退職するよう強く迫られていたと考えられます。
【過労自死を認めない労基署】
このような経緯があるにも関わらず、遺族が行った労災申請に対して、労基署は強い心理的負荷はなかったと判断し、証拠不十分を理由に「過労自死」と認めませんでした。
会社や労基署の対応に不信感を持った遺族は、「息子の無念を晴らしたい」一心で、これまでビッグモーター関係者から証言を聞き取ってきました。
そして今年2月、東京地方裁判所に労災不認定の取り消しを求めて国を提訴しました。今後裁判が進む中で、会社や労基署の対応の問題点がより明らかになっていくことを期待しています。
【遺族コメント】
「息子は店長に恩返しがしたいと、何度も何度も繰り返してきました。しかし、人事部は息子が嘘をついたといい⋯⋯息子にすべての罪を被せたんです。⋯⋯どうしてそのような息子の死が看過されようとするのでしょうか。私はこのまま過ぎてしまうこの社会に、恐怖すら感じます。本当に息子の無念を晴らしたいと思っています。」
※本件についてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
「ビッグモーターに息子は殺された」 ハラスメントで新卒が自死、両親が提訴(2025年2月28日 Yahoo!記事)
旧ビッグモーター問題 元社員の両親が慟哭「息子は入社1ヵ月で退職強要を受け、自ら命を絶ちました」債務処理会社が倒産した裏で、自殺者遺族が労災判定を巡り、国を提訴(2025年03月26日 FRIDAY)
【今後の予定】
4/16(水)10時から、東京地裁510号法廷で国を相手に裁判の初回期日が行われます。そこでは、遺族が裁判提訴をした決意を語る「意見陳述」があります。勇気を持って声を上げた遺族を支援しましょう。
【過労死遺族の方はぜひご相談ください】
厚生労働省の定義では、長時間労働だけでなく、Aさんのような心理的負荷による自死も過労死に含まれます。退職勧奨やパワハラ、セクハラなど心理的負荷による自死は、証拠を集めることが困難であることから、職場とは無関係なものとして扱われるケースが多く存在します。
NPO法人POSSEでは、このような「証拠不十分」などを理由に過労死がなかったことにされる社会を変えていくために、ご遺族・弁護士らとともにこれまで支援活動をしてきました。家族や知人が過労死したかもしれない方、何ができるのか知りたいという方は、POSSEまでご相談ください。
支援活動をしたい学生ボランティアも募集中です。
過労死相談ページ:https://www.npoposse.jp/karoshi-workplaceinjuries
ボランティア募集ページ:https://www.npoposse.jp/volunteer
03-6699-9359(相談は、平日17:00-21:00 / 日祝13:00-17:00 水曜・土曜定休)
相談メール:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdgFhGWljAKHz0Z4QwJwZOWYh5HMDdgM1v10Sh3Zvcyj66VxA/viewform
ボランティア希望メール:volunteer@npoposse.jp
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201
19,141
署名活動の主旨
NPO法人POSSEと労災ユニオン(総合サポートユニオン労災支部)が支援している過労死遺族が、国に対して労災認定を求める裁判を起こしています。
2020年4月に新卒でビッグモーターへ入社したAさん(当時22歳)は、入社からわずか2か月後、自動車免許未取得を理由に「人格否定を伴う退職強要」を受け、精神疾患を発症し、同年5月末自死されました。
遺族は、会社の対応がAさんに大きな心理的負荷を与えたと考え、労働基準監督署へ労災申請を行いましたが、認定されませんでした。労働基準監督署の判断に納得できなかった遺族は、国の労災不支給決定を取り消すため、今年2月末、東京地裁へ提訴をしました。
実は、過労死等に関する労災不支給は珍しいことではありません。特に、精神障害に関わる申請数は増加傾向にありますが、そのうち認定されたのはごくわずかです。2023年度の精神障害に関する請求件数は3,575件で前年度比892件増加したにもかかわらず、認定件数は883件で前年度比173件の増加に留まりました。なお、うち未遂を含む自殺の認定件数は前年度比12件増の79件のみです。
この事件を多くの方に知っていただくことが、本件に限らず過労死のない社会を実現することにつながります。ぜひ署名にご協力ください。署名は、裁判所及び国への提出を予定しています。
【ビッグモーターで何が起きたのか】
Aさんは2020年4月にビッグモーターへ入社。入社前に運転免許を取得することとなっていましたが、新型コロナウイルスの影響で教習所が閉鎖されるなどし、免許の取得が間に合いませんでした。入社後すぐ、Aさんが店長に報告した際には「一緒に頑張ろうね」と励ましの言葉を受けたといいます。
しかし、5月8日、本部から営業本部長らが店舗を訪れた際、Aさんは免許を取得したという「虚偽報告」をして入社したと一方的に決めつけられ、退職を強いられました。免許を未取得だったことが本部まで伝えられていなかったと考えられます。その後、Aさんは精神疾患を発症し、5月30日に、自死に至りました。
遺族は、労災申請に必要な事業主証明のため、弁護士を通じて会社に署名を求めましたが、会社側は書類一式を返送し、署名・捺印を拒否しました。さらに、労働基準監督署の調査に対しても、遺族とは「死亡と会社とは関係がないという話にまとまったとというふうに当社としては認識していました」と、会社は事実と異なる回答をしています。実際、Aさんには自己都合退職用のテンプレートが送付されていました。
しかし、同僚は、退職勧奨の前日まで「(Aさん)から会社を辞めたい旨の話を聞いたことはありませんでしたし、頑張って仕事をしていたので、(Aさん)自身の意思で退職を申し出たとは考えられません」」「辞めたいと話していたことはなく、頑張って仕事をしていた」と証言しています。こうしたことから、Aさんは自主的に退職するよう強く迫られていたと考えられます。
【過労自死を認めない労基署】
このような経緯があるにも関わらず、遺族が行った労災申請に対して、労基署は強い心理的負荷はなかったと判断し、証拠不十分を理由に「過労自死」と認めませんでした。
会社や労基署の対応に不信感を持った遺族は、「息子の無念を晴らしたい」一心で、これまでビッグモーター関係者から証言を聞き取ってきました。
そして今年2月、東京地方裁判所に労災不認定の取り消しを求めて国を提訴しました。今後裁判が進む中で、会社や労基署の対応の問題点がより明らかになっていくことを期待しています。
【遺族コメント】
「息子は店長に恩返しがしたいと、何度も何度も繰り返してきました。しかし、人事部は息子が嘘をついたといい⋯⋯息子にすべての罪を被せたんです。⋯⋯どうしてそのような息子の死が看過されようとするのでしょうか。私はこのまま過ぎてしまうこの社会に、恐怖すら感じます。本当に息子の無念を晴らしたいと思っています。」
※本件についてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
「ビッグモーターに息子は殺された」 ハラスメントで新卒が自死、両親が提訴(2025年2月28日 Yahoo!記事)
旧ビッグモーター問題 元社員の両親が慟哭「息子は入社1ヵ月で退職強要を受け、自ら命を絶ちました」債務処理会社が倒産した裏で、自殺者遺族が労災判定を巡り、国を提訴(2025年03月26日 FRIDAY)
【今後の予定】
4/16(水)10時から、東京地裁510号法廷で国を相手に裁判の初回期日が行われます。そこでは、遺族が裁判提訴をした決意を語る「意見陳述」があります。勇気を持って声を上げた遺族を支援しましょう。
【過労死遺族の方はぜひご相談ください】
厚生労働省の定義では、長時間労働だけでなく、Aさんのような心理的負荷による自死も過労死に含まれます。退職勧奨やパワハラ、セクハラなど心理的負荷による自死は、証拠を集めることが困難であることから、職場とは無関係なものとして扱われるケースが多く存在します。
NPO法人POSSEでは、このような「証拠不十分」などを理由に過労死がなかったことにされる社会を変えていくために、ご遺族・弁護士らとともにこれまで支援活動をしてきました。家族や知人が過労死したかもしれない方、何ができるのか知りたいという方は、POSSEまでご相談ください。
支援活動をしたい学生ボランティアも募集中です。
過労死相談ページ:https://www.npoposse.jp/karoshi-workplaceinjuries
ボランティア募集ページ:https://www.npoposse.jp/volunteer
03-6699-9359(相談は、平日17:00-21:00 / 日祝13:00-17:00 水曜・土曜定休)
相談メール:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdgFhGWljAKHz0Z4QwJwZOWYh5HMDdgM1v10Sh3Zvcyj66VxA/viewform
ボランティア希望メール:volunteer@npoposse.jp
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201
19,141
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2025年4月6日に作成されたオンライン署名
