「坂田小学校への学校統合」を止めてください!

0 人が賛同しました。もう少しで 100 人に到達します!


 大和田小学校・坂田小学校の両校は、特に坂田小学校区の児童の減少が著しく、学級替えもできない現状や、老朽化への対策として、両校の統合・学区併合には理解を示めして参りました。しかし、過去何年にも渡って市から示されてきた大和田小学校への統合案を突如として覆し、大和田小学校を廃校、坂田小学校に統合することは、以下の理由から反対します。
 
①通学距離
  統合後の新学区の中心は大和田小学校であり、坂田小学校は大きく東側に寄っている。
 また、現状においても約7割の生徒が大和田小学校区に居住し、日本製鉄大和田社宅の建て替えや多くの住宅地が残る大和田・人見地区には、今後も居住者の増加が見込まれている。
  こうした状況で坂田小学校へ統合した場合、多くの生徒が子供の足で15分程度(約750m)も通学が遠くなり、特に人見5丁目や神門地区からは約5kmにもなり、しかも人見神社などの急坂道を登った後、大和田小学校裏の丘を越えて行くことになる。夏の炎天下や酷寒期の通学を考えた際に、子供たちの安全・健康が憂慮されるが、君津市最西部に位置するため、他に選べる学校はない。
  一方、坂田小学校区は、大和田小学校に統合されても、最も遠い場所でも2.5km程度であり、周西小学校などの隣接する市内他校の選択は現状でも認められている。
 
②坂田小学校校内及び周辺道路の不安全
  坂田小学校では、現在でも雨天時などにおいて、君津高校、周西中学校の生徒の送迎車が狭い道路や校門付近で重なり、その中で傘を広げて徒歩通学する児童が、いつ事故に巻き込まれても不思議ではない。運動会や授業参観などの学校行事の度にも駐車場所の確保や安全誘導に苦慮しており、これらの問題は統合されれば更に顕在化する。
 また、そうした狭隘対策に旧給食センター跡地の活用案も示されているが、坂田小学校への横断部は、左右共に見通しが悪いカーブとなっており、これまでにも交通事故が発生するなど、非常に危険な場所である。
 
③不透明な坂田小学校への統合理由
  坂田小学校へ統合する最大の理由は、
    ・大和田小学校の校舎や校庭が広いが故に掛かる維持費
    ・想定される校舎の耐久年数が、坂田小学校30年に対し、大和田小学校は18年
との説明がされている。
  しかし、維持費の差額は示されず、また学校関係者からは、維持費に大きな差は無いはずとの疑問の声も出ている。
更に、坂田小学校への統合のための校舎改修や狭隘対策、大和田小学校では行われた体育館の大規模修繕は、坂田小学校では廃校を見越して未実施であるため、現状でも雨漏りが著しいことから、早急な対策工事が必要である。加えてそれらの工事期間中には大和田小学校へ一旦統合するとしているが、これに伴う二度の引っ越し費用等、大和田小学校への統合ならば発生しない費用については評価されておらず、こうした条件での偏狭的な経済性評価には甚だ疑問を持たざるを得ない。
  また、校舎の耐久年数で両校に大きな差があるとしているが、両校の建設は3年しか差がなく、耐震工事も実施したばかりの大和田小学校が、僅か18年しか耐久しないとの評価は信憑性がなく、もし真実だとするなら、耐震工事の手抜きに他ならない。
 
④将来に残すべき教育環境
  大和田小学校は、新日本製鉄(当時)君津工場の進出に伴う大和田団地の建設と共に、計画的に設計、建設されたもので、国内でも珍しいシンメトリー(左右対称)で伸びやかな校舎や広い校庭、また上層階の教室からは君津市内が広く一望できるなど、美しく豊かな教育環境と設備を有している。
一方、坂田小学校は、当初の想定を超えた大和田小学校の児童急増対策として、急遽、君津高校建設用地などを削って緊急着工されたもので、体育館も小さく、残念ながら狭隘な環境となっており、前述の問題にも繋がっている。
 現在進められている日本製鉄大和田社宅の建て替えや、未利用地が多く残る人見地区へ居住者を誘導するためには、しっかりした教育環境を提供することが絶対条件であり、そのために将来に残すべき小学校は明白である。
 また、坂田小学校は県立高校統合で狭隘化が課題となっている君津高校への対策や、中高に挟まれた立地を活かして、小学校に限定することなく、ユニバーサルな利活用を考え、その価値を広く評価すべきである。 

 以上の趣旨にもとづき、坂田小学校への学校統合に反対し、現状案の見直しを請願するものです。