名古屋大学は、退学願の取下げを認めてください。

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■問題の背景:

わたしは、2017年の秋学期から、所属分野の四名の教員から、指導放棄されたり、退学を強要されたり、講座ゼミや講座から排斥されたり、仕事上の差別を受けたりしていた。

2019年9月、Twitterでそのようなことが示唆される可能性のある投稿をした。それに対して、11月6日、大学から無期停学処分を告知された。その日、退学願を提出した。

その後11月の第二週の週末、人文学研究科の齋藤文俊研究科長に対して退学願の取下げを願い出た。11月11日、同研究科長より退学願の取下げについて確認する旨の返答が送られた。退学願の取下げの願出後の11月13日、同研究科長より退学願が受理(受諾)されている旨、および退学届けが受理されているので取り下げができない旨、返答が送られた。

退学願の取下げの願出は受諾されなかった。

1月13日、教授会の審議を経て同研究科長に退学が許可され、令和元年11月末付で退学となった。

その決定について、大学に異議申立を行ったが、決定は変更されなかった。

 ■退学の決定に対する異議:

退学願の取下げの意思は認められ、願出は受諾されるべきである。

■大学の決定に対する異議の理由:

一.    名古屋大学大学院学通則において、いったん提出した退学願の取下げが認められない旨は記載されていない(名古屋大学大学院通則第5章第29章)。したがって、提出された願の取下げについては、契約の申込の一般原則に従うべきである。

二.    退学願の取下げの願出は退学願の承諾が通知される前になされている。また、退学願の取下げの願出の意思表示は教授会の審議を経て研究科長に退学が許可される前になされている。そして、どちらの場合もその意思が退学願の承諾および許可の決定権を有する研究科長に到達している。

三.    当該の提出書類は「退学願」であり、書面上には「下記理由により退学したいので、ご許可くださるようにお願いします」と記載されている。つまり、当該の退学願は大学との合意によって自主退学しようとするもの(合意解除の申し込み)である。合意解除の申し込みは承諾の通知がなされる前であれば撤回することができる(民法522条)。わたしは、二.で述べた通り、退学願の承諾が通知される前に退学願の取下げを願い出た。したがって、その時点で当該の退学願は撤回されており、合意は成立しなくなる。[民法上の観点]

四.    当該の提出書類は「退学願」であり、書面上には「下記理由により退学したいので、ご許可くださるようにお願いします」と記載されている。契約の申込の一般原則によれば、「願」は受理された後でも許可があるまでは撤回できる。そして、わたしは、二.で述べた通り、教授会での審議を経て研究科長に退学が許可される前に、同研究科長に対して願の取下げの意思表示をしている。それゆえ、退学願は撤回されており、合意は成立しなくなる。[一般原則の観点]

五.    わたしは、無期停学処分を告知された後、指導教員である佐久間淳一副総長より、大学側が申立人の在籍を歓迎しておらず退学を望んでいることを示唆され、他大学に移ることを勧奨された。わたしは、前回提出した意義申立書が却下された経験と、前述の佐久間副総長とのやりとりから、異議申立をしても受理される可能性はないと誤信した。わたしはそれらのことに絶望し、混乱した。そして、退学願を提出した。しかし、その後、告知書を検討し、異議申立をすればそれが受理される可能性があると推認した。わたしの退学の意思表示には錯誤(民法95条)があった。その錯誤がなければわたしは退学願を提出しなかった。したがって、退学願の意思表示は無効である。

六.    わたしは、わたしが思いもよらなかった処分を告知された。さらに、指導教員である佐久間副総長より、大学側がわたしの在籍を歓迎しておらず退学を望んでいることを示唆され、他大学に移ることを勧奨された。わたしはそれらのことに絶望し、混乱した。当該の退学願いはそのような状況の中で提出されたものであり、わたしの退学の意思の表明は本心ではない。わたしには退学の意思はなく、さらにわたしは無期停学の告知を受けた場で退学の意思がないことを大学側に表明していた。つまり、大学側はわたしに退学の意思がなかったことを知り、または知ることができたので、退学願の意思表示は無効である(心裡留保・民法93条)。