

残念ながら、このような国民の声を政府は無視したまま、今やパラリンピックの閉会を迎えようとしています。その間、新型コロナウイルスの感染は止まるところを知らず、ワクチン接種の遅れのみならず、最近では重症者の増加、医療体制の更なる逼迫、さらに感染者の在宅放置による死亡までが伝えられています。
私たちは、新型コロナウイルスの収束が見通せないこのような現状に政府の対応がかくも遅れてきたことに、深い怒りを抱いています。ましてや、緊急事態を宣言する一方でオリンピック・パラリンピックを開催を強行するといった暴挙には許し難いものがありました。このキャンペーンは9月5日のパラリンピック閉会と共に終えることとしますが、一刻も早く新型コロナウイルスの感染が収束するようそれぞれの持ち場で、皆様と気持ちを一つにして戦っていきたいと思います。
皆様がこのキャンペーンに参加してくださったことに心から御礼を申し上げると共に、この機会に、これまで私たちが政府に要求してきた3点を繰り返させていただきます。
第一に、オリンピック・パラリンピックの強行に見られるような新型コロナ対策の混乱につき、政府は深く反省し、今後は政策の立案・実施に当たっては国民の声に真摯に耳を傾けること。
第二に、コロナ渦の中で社会的弱者への配慮を手厚くし、誰もが生きやすい社会を作ること。
第三に、オリンピック招致運動以来、一貫して関与してきた大手広告企業が国際社会において日本人の倫理観、価値観に深刻な疑問を抱かせたこと、少なからぬ不祥事、混乱をももたらしたことなどにつき、政府から独立した中立的な調査委員会を設け、これら諸問題の実態につき、検証を行うこと。
報道によれば、近々に菅首相が自民党総裁を辞任し、今後同党総裁選、および、総選挙が行われると聞きますが、いかなる政権が登場しようとも、国民の声にしっかりと耳を傾け、強力なコロナ対策を実施することを要望します。