Petition update前川喜平さんを次期NHK会長に!前川さんの所信全文(11/4 記者会見)
小滝 一志Japan
Nov 6, 2022

   前川さんの記者会見当日はたくさんのメディアが取材に来ましたが、翌日報道したのは大手メディでは東京新聞だけでした。そこで全文文字起こしした前川さんの当日の発言を以下にご紹介します。

   前川さんはメモも見ずにご自身の言葉で一気に語られ、会見場でこれを聞いていた私たち「市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会」一同は、改めて前川さんが次期NHK会長にふさわしい素晴らしい候補であることを実感しました。

「このたびは市民の皆さんからNHKの会長にとご推薦をいただきまして、身に余る光栄と思いお受けした次第でございます。NHKの会長に就任いたしました暁には、暁があるかどうかわかりませんが(笑)、会長に就任したとすればですね、私は、『憲法と放送法』にのっとり、それを遵守して、市民とともにあるNHK、そして不偏不党で、真実のみを重視する、そういうNHKのあり方を追求してまいりたいと思います。そのためにはですね、番組の編集あるいは報道に当たって、完全な自由が保障されなきゃいけない。その自由こそがですね、本当に真実を追求することにもなるし、不偏不党もその自由の中でしか実現しないと思っております。これは教育行政にもいえることですけれども、政治的中立性は大事なんですが、政治的中立性というのはですね、上から求める政治的中立性は必ずこれは、権力に奉仕する結果になります。上から政治的中立性を求めてはいけないんです。これは現場の一人一人の心の中にだけなければいけない。現場が自由であるということが最も大事だったわけですね。これはいかなる分野であれ、報道とか教育とか文化とか表現に関わる仕事をするそういう分野では、どの分野でも言えることだと思います。はっきり言えば『経営が余計なことしない』ということはですね、一番大事なことであってですね、これは文部科学省が余計なことしなければ教育は良くなるってこともと同じなんですよ。まあそういう意味で私は余計なことはしない会長になりたいと(笑)、政府が右と言っても右を向くとは限らない。政府が左と言っても左を向くとは限らない、政府が止まるといっても止まるとは限らない、政府が行けといっても行くとは限らないと、そういうふうに政府の言いなりには絶対にならない、そういう公共放送、それこそが本当の『公共』であってですね、おかみに従うことが『公共』ではないんだとそういう本当の意味での『公共』というものを追求するということにしていきたいと思っております。番組編集の自由というのは、これは放送法の3条にしっかりと書いてあるわけでありましてですね。番組、編成の自由というものは100%保障しなければならないと思っておりますが、会長になった暁には、その暁かどうかわかりません(笑)。会長になった暁には1つだけ思っているのがございます。それはこの四半世紀ぐらいの間の、NHKのあり方を検証する番組を作ってほしい。これはぜひその現場の人たちに頑張っていただいて、そういう番組を作るということですね。これは命令でなくてお願い、ですね。提案をしてみたいなとそんなふうに思っております、以上です」

 なお、6日の東京新聞「本音のコラム」欄でも前川さんご本人が「NHK会長候補の弁」を書いておられます。前川さんは、私たちの推薦運動を「NHKの現状を深く憂える人々の切実な思いから出た行動」と受け止めてくださり、「NHK会長の任務は現場の自由を保障することだ。放送のあるべき姿に向けて一石を投じることができるなら望外の喜びである」と結んでおられます。

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