北陸新幹線京都延伸計画の白紙撤回を求めます。

北陸新幹線京都延伸計画の白紙撤回を求めます。

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発信者:北陸新幹線 京都延伸を考える市民の会 宛先:内閣総理大臣

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京都の真下にトンネル掘って北陸新幹線って本気?

私たちは京都に暮らす市民有志です。政党や政治団体と繋がっているわけではありません。働きながら、子育てをしながら、介護をしながら、それぞれが手弁当で活動しています。

現在、環境影響評価が進行中の北陸新幹線敦賀・大阪間(通称小浜ー京都ルート)建設計画の白紙撤回を求めます!

この計画は小浜から京都の市街地を経て大阪に至る全長143キロのルートの8割をシールド工法による巨大トンネルにする、つまり京都市の真下に直径10メートルを超えるトンネルを掘るという信じられない計画で、2年後の着工を目指すとされています。

私たちの町・京都市は市長が財政破綻危機を公表しました。そんな町の地下に赤字必至の新幹線は要りません。

この人口減少時代に、昭和48年に決定した新規新幹線計画をそのまま実行しようとしないでください。

貴重な税金は世界規模の気候危機や新たなウィルスの猛威に対し人々の命を守るため、そして防災対策やグリーンリカバリー、医療福祉体制の充実に使ってください。

もう開発という名の破壊行為はやめてください。これ以上のスピードや便利さは要りません。

私たちが次の世代に残したいのは、残された大切な自然とこの町の暮らしです。

全国に皆さま、ご署名・応援よろしくお願いいたします。

「この計画の白紙撤回を求める根拠」

1. 小浜・京都ルートが選択された理由が全く地域住民に説明されていないこと

もともと北陸新幹線敦賀・大阪間は米原ルートとすることが関西広域連合の協議で決定され、2013 年 3 月に は政府にも提案されていたはずです。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム北陸新幹線敦賀・大阪間整備 検討委員会(以下与党 PT)が発足してからルート案は急遽再検討されることとなり、米原ルート、小浜・京都ルー ト、舞鶴・京都ルートの 3 案から小浜・京都ルートが与党 PT 検討委員会において採択されました。最も建設費 用が少なく費用便益比の高い米原ルートが採択されず、小浜・京都ルートが採択された理由は全く国民に公表さ れていません。

2. 小浜・京都ルート建設は採算性がなく損失を招くこと

小浜・京都ルートについて国土交通省が試算した費用便益比は 1.05(2017 年)です。便益計算では特急し らさぎ(名古屋―金沢間)の旅客が 2045 年も同規模で名古屋―京都を東海道新幹線で経由した上で京都―金沢 間を北陸新幹線で移動するという非現実的な想定に基づいています。今までの整備新幹線の工事費の例を見ても、 建設認可時から竣工時までに建設費が大幅に増加しています(例:北陸新幹線金沢-敦賀間、1 兆 1858 億円(建 設認可時)→ 1 兆 6759 億円(現在))。つまり小浜・京都ルートの費用便益比は 1 を大幅に下回る可能性が高 いと考えられます。

3. 小浜・京都ルートの建設が大規模な環境破壊を招くこと小浜・京都ルートは総延長 143kmのうち 8 割がトンネル区間であり、工事によって大量の残土を発生し、地 下水環境を改変します。

• 丹波高原国定公園の由良川・桂川中上流地域の環境破壊
• 残土の盛土処分による各地での土石流災害のリスク増大
• ヒ素含有残土(要対策土)の処分地問題

• 京都盆地の地下水の低下、枯渇

4. 小浜・京都ルートの建設はパリ協定や持続可能な開発目標(SDGs)の達成に 逆行すること

気候変動は現在世界各地で極端気象災害の増加を招いており、化石燃料の使用削減は喫緊の課題です。日本は2030 年までに 2013 年比で温室効果ガス 46% 削減することを国際公約しました(菅首相、2021 年)。この公 約を達成するためには産業横断的な省エネと再生可能エネルギーへの転換が必要なはずです。大規模な開発工事 と消費電力の増大を伴う新幹線の延長はこの流れに全く逆行するものです。

5. 小浜・京都ルートの建設はテレワーク増大によるビジネス利用の減少を想定していな いこと。旅の質的側面を見誤っていること

今日のコロナ禍によりビジネスのテレワーク化が大幅に進みました。新幹線の移動時間短縮効果はテレワーク に敵いません。 一方鉄道旅行において車窓からの風景は極めて重要な旅の魅力です。北陸新幹線沿線には観光地が点在するた め、海外からの観光客も含め、旅客に占める余暇旅行者が多いはずです。これらの人々は車窓の風景が殆ど楽し めない地下鉄のような新幹線を移動手段として選ぶでしょうか。今から 15 年後、自動車の環境負荷は小さく、 自動運転により運輸コストも大幅に低減していることが想定されます。旅行の質的側面を無視した新幹線建設は 利用客の減少を招くことになるでしょう。

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