徳川美術館 学芸員一同Japan
Nov 13, 2014
先般は多数の方々にご署名いただき厚く御礼申し上げます。
さて、先日もお知らせしましたとおり、お寄せいただいた署名は9月2日、会長及び専務理事に提出しましたが、二ヶ月が経過するにもかわらず、財団(公益財団法人徳川黎明会、以下財団)は署名について無視し続けています。そればかりか、労使合意無く賃金等の労働条件改定を強行しようとするなど、従業員軽視の姿勢も示すようになったため、我々は労働環境・労働条件を守るため、9月29日に労働組合を結成しました。
そのような中、騒動の発端となった労働審判が10月28日に結審しました。裁判所による調停条項には、管理部長による行為は「ハラスメント行為と受け取られる」と認定され、財団は「遺憾の意を表明」すること、職場環境の改善を行うこと、と明記されています。にもかかわらず、財団は、体面だけを守ろうとする文章を一方的にホームページに掲載しただけで、未だに職場環境改善を行わないどころか、職員に対する十分な説明も行われておりません。
財団が10月30日にホームページ上で公開した文書にある「内部通報手続」とは、財団が美術館職員の承諾を得ることなく一方的に本年4月1日に施行した制度で、職員は施行後にはじめて同制度の存在を知らされました。同制度では、告発の審議は財団の顧問弁護士か財団本部が行うと定められています。つまり、財団の不正行為に対する告発を事実上未然に潰す制度であり、財団にとって不都合な人間を辞めさせるための密告制度に他ならず、公正な内部通報制度としての体をなしていません。現に今回は、管理部長が係長を、つまり上司が部下を訴えるというありえないことを平然と行って、しかもそれを文書で至極当然のように正当化した文書を、職員には直接の説明もなしにホームページに掲載しています。役職などの表記から容易に個人名が特定できてしまうような文書は、現在でも掲載され続けています。
財団にはこれまでにも再三訴えて参りましたが、このような前近代的かつ恣意的な措置がとられる組織において、職制を通じた申し入れなど全く意味をなさないため、これからは退職勧奨問題・ハラスメント問題など、全て組合が対応いたします。今後の状況・進展等につきましては、下記組合ホームページで逐次報告いたしますので、気にかけていただければ幸いです。
皆様のご署名が私たちの大きな力となりました。あらためて御礼申し上げますと共に、今後とも、ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。http://jaichitokugawa.wix.com/jaichitokugawa
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