全国の生理用品の配布方法を変えて欲しい!まずは北海道から第一歩を!

全国の生理用品の配布方法を変えて欲しい!まずは北海道から第一歩を!
現在、全国の自治体等で生理用品の配布がおこなわれています。一見、うまくいっているかのようなニュースが流れます。予算もあるように見えます。
しかし課題は解決していません。本当に困っている人が、困りごとを解決できない明確な理由がいくつかあります。
・物理的に取りに行くことが難しい
生理用品が必要な人達は、配布先まで公共交通機関で生理用品を取りに行く事が困難なことが多いです。必要な人の年齢が低ければ低いほど、自力で自治体の関連施設に生理用品を取りに行く事は難しくなります。
・精神的な負担があり、取りに行くことが難しい
「保護者に連絡がいくのではないか?と不安になり、生理用品を取りに行くことができない」という声も実際にあります。たとえ大人だとしても、生理用品を取りに行ったことを配偶者に知られたくない(モラハラやDV等)という声もあります。自治体の対応では、【カード提示】や【携帯画面提示】を求められる場合があります。これらの提示に関しては、対面で人からもらわなければならない、受け取りの条件として署名を求められる、などさらに精神的なハードルが生じます。
・量が不十分
たとえもらえたとしても、必要な分がもらえない場合もあります。
最近、自治体が用意した生理用品の配布は思うようにいかず、取りに来てもらえないという事例が、ニュースになっていました。
現在、私達は教育機関と連携し、生理用品を子供達の為に学校のトイレの個室に設置する活動を行なっています。行政から支給される生理用品も、生理用品を必要とする人達が気兼ねなくとりに行ける場所である、トイレに設置を希望します。
私達、一般社団法人JOYには全国からSOSが届いています。
その多くは”そこ”に取りに行く事できない人達です。また、配布している事が広く周知されていないのも現実です。生理は排泄と同じであり、止める事はできません。
自治体で用意した生理用品を必要とする人達に届けるため #配布方法の見直し の声をあげましょう!
→自治体からの生理用品は、困った人が気兼ねなく手に入れられるトイレに設置。
ぜひ、ご賛同をよろしくお願いします!
P.S
北海道函館市にて、2021年3月から”生理用品を必要とする人みんなが当たり前に無料で使えるように”をコンセプトに活動しています。9月には、更に沢山の方々にお届けできるように一般社団法人JOYを立ち上げました。
どんな事情があろうと生理の来る人に生理用品が手に入らず、汚れたナプキンを代えられないとかティッシュやラップなど別のもので代用しなければならないなんて絶対におかしい。
生理用品はトイレットペーパーのようにだれもが必要な時に無料で使えるべきだと考え、【生理用品無料配布プロジェクト】を実施中。