入試差別をなくそう!学生緊急アピール
2018/12/21

【文部科学省に署名を提出してきました!】


 ご報告が遅くなり申し訳ありません。すでに多くの方がご存じの通り、今週12月18日、文部科学省に14480筆の署名を第一次分として提出してきました。署名提出の様子や記者会見について、多くのメディアにも取り上げて頂きました。

 署名にご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました!

 さて、文部科学省に対し、署名の要求項目にも並ぶ「大学名の公表」「各大学に適切な対応を促すこと」「次年度の医学部定員増」を要望としてお伝えしてきました。

 「大学名の公表」については、「不適切な事案」「不適切である可能性の高い事案」に該当する10校が、緊急調査の最終報告で公表されました。しかし、「疑惑を招きかねない事案」やその他の調査結果詳細については公表されず、全貌解明にはほど遠い状態です。私たちは調査結果のより詳細な報告を求めましたが、文科省からの回答は「公表することはできない」とのものでした。

 公表しない理由は、各大学への配慮が大きいようです。しかし、文科省は被害者である受験生や、これから被害を受けうる来年度受験生の立場にたち、より広く深く調査結果を公表するべきだと私たちは考えます。

 一方、「各大学に適切な対応を促す」ことについては、「文部科学省としてしっかり対応していく」との回答でした。これまでも訪問調査で大学に指導をしてきたことを強調し、これからも大学任せにはしないことを約束しました。

 そうした指導が改善につながっているかは、これからの入試で問われることです。今回の最終報告をこの問題の終わりとすることなく、入試での差別をなくすため全力で取り組み続けることを望みます。

 一番緊急性の高い項目として私たちが強く訴えた要求は、「次年度の医学部定員増」です。しかし、文科省からの回答は「難しい」とのものでした。閣議決定で定められる医師要請数に基づいて医学部定員を決めているためです。しかし、そもそも絶対的医師数が不足している日本で、「閣議決定に基づく医師要請数」が次年度受験生に犠牲を強いる理由にされることは、納得がいません。もう受験まで時間がありません。迅速に対応することを求めます。

 文科省に皆さまの声を署名というかたちで届けたものの、その対応はまだまだ不十分です。

 しかし、私たち学生緊急アピールの署名提出を受け、小池晃参議院議員らが柴山昌彦文部科学大臣に「医学部定員増の閣議決定」を求めるなど、ここにきて議員の動きも出てきました。これから、より多くの議員が党派を越えて連携し、この動きを加速させていくことを期待します。

 私たちもまだまだ署名を集め、もう一度文部科学省へ私たちの強く切実な声を届けられればと考えています。すでに署名して下さった方も、ぜひ周りの皆さんに拡散して頂ければと思います。

 差別を根絶するため、皆さまのお力をお貸しください!

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