京都大学の立て看板に対する京都市景観条例適用の撤回を求めます!

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立て看板への景観条例適用に反対する

京都大学に対し、京都市からの指導があった。京大周辺の立て看板が「京都市屋外広告物等に関する条例」に抵触しているため、適正化(規制)を進めるように、というものである。

しかし、この指導及びその根拠となる現行の条例には、文化的表現活動を侵しているという問題がある。

立て看板は、価値ある文化的表現活動である

その価値を軽視し、当事者との協議も経ない条例運用に私たちは強く反対する。

私たちは京大構成員として、京都市民として、そして立て看板が並ぶ風景を愛する者として、ここに抗議の声を上げる。

長年立ち並んできた看板は、守られるべき「歴史」である

京大では過去数十年に渡って立て看板が立てられてきた。

京大の立て看板は、学生のみならず、教職員や京大周辺で活動する諸団体にとって重要な言論と情報発信の手段、あるいはそれ自体が芸術的価値を持つ表現活動である。

新歓期のサークル宣伝看板はもちろん、学内外の諸団体による映画祭や演劇、音楽、シンポジウム、講演会の告知看板から、個人や団体がその主張を掲げる看板まで、その全てが京大で数十年に渡って築かれてきた文化であり、「歴史」なのである。

この文化が侵されることはあってはならない。

呼びかけ人(京大のタテカン文化を守る会構成員)

  • 長谷川槙也(総合人間学部学生)
  • 井上彼方(文学部学生)
  • 阪上雅昭(京都大学人間・環境学研究科教授)
  • 石田紀郎(元京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授・現NPO市民環境研究所代表)
  • 土井礼子(京都市民)
  • 岩尾喜久枝(京都市民)
  • 酒田芳人(法学部卒・熊野寮OB・弁護士)

呼びかけ人メッセージ

▼井上彼方(文学部学生)

「なぜ、ツイッターではなく、立て看板なのか。」  

 それは、立て看板が学生が主体的に活動していることの象徴であり、思わぬ出会いをもたらしてくれるメディアでもあるからだと思う。春に百万遍を通ると、全く知らないサークルの存在を知ることができるし、演劇サークルの公演情報も目にとまる。そんな偶然の出会いによって、ちょっと見に行ってみようかななんて思う。講演会やシンポジウムの宣伝、様々な主張の看板を見ると思わず足を止めて読んでしまう。ジェンダーについて、今の政治情勢について、学内の管理強化について、日々の生活に忙殺されているときに、立ち止まって考える時間を与えられる。風刺の効いた看板にはっとさせられたり、くすっと笑わせられたりすることもある。

 なぜ、ツイッターやホームページではなく、立て看板なのか。それは、自分がまったく知らない分野の事柄が書いてある立て看板でも、バッタリ出会ってしまうからだ。あらかじめ私が興味のある事柄なら、ネットで詳しい情報を調べてもいいだろう。でも、そもそも知らないこととネットで出会うことは難しい。

 授業にきちんと出席しないと単位が取れなくなったり、学内の管理強化が進んだりして、京大もずいぶん窮屈になってきた。それでも、キャンパスの立て看板たちを見ていると、既存の枠組みにとらわれない出会いがあって、そんな窮屈さが少し和らぐ。高校生のときは「学問」っていうと、なにか静かな実験室や演習室で厳かに行われているイメージがあった。でも今では、ラディカルに物事を考えようと思ったら、ピカピカの建物や整備されたキャンパスじゃなくて、目に飛び込んできてしまういろんな「声」や「言葉」が溢れたキャンパスでこそできるんじゃないかなと思っている。立て看板による情報伝達や、立て看板がもたらす偶然の出会いは、比類のないものである。

▼石田紀郎(元京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授・現 NPO市 民環境研究所代表)

「京都大学の立て看がなぜダメなのだろう?」

 5月10日の各紙には、「2007年の条例施行後に約3万件の屋外広告物が撤 去・是正された経緯に触れ、大学だけを例外とするわけにはいかない。市民の共 有財産である景観を守り、突風で倒れる危険性も考慮しないといけない」と門川市長の談話が掲載された。それならば、なぜ10年以上も京大の立て看を放っておいたのだろう。京大の立て看は去年から現れたものではなく、そこに立て看があるのは普通の景観だと地域住民が認識している事象である。その百万遍交差点から北に行くと何本ものノボリ旗が立っている。直径が40センチもあるコンクリート・ブロックに支柱を立て、ノボリ旗が括られている。5月11日の百万遍から里ノ前交差点までで15本もある。1ケ月ほど前に景観条例関係部署に電話をして、このようなノボリ旗は放置しておいて京大の立て看撤去とはどういう意図なのかと聞いた。このノボリ旗も違法であり、注意勧告を出してはいるが撤去されないとのこと。5月10日にも電話したら、なんども注意するが、担当部署には強制撤去する権限はないから、何度も、何年も言い続けるだけだという。歩道の一 部を占拠しているノボリ旗を立てた主はそこの商店である。ならば、商店街組合に対応させたらよいのではと尋ねると、あくまで個別商店のものだから、そのような対応はしないし、個々の勧告の詳細はプライバシー保護のため教えるわけにはいかないと言う。ならば、京大周辺の立て看はそれぞれの団体の所有物である から、撤去が必要なら、それぞれの団体に言うべきであって、京大という組織は関係ないのではと尋ねると明快な回答はなかった。これが立て看撤去を京大に申し入れた京都市の担当係長とのやりとりである。立て看が接地しているのは公道であり、京大の敷地ではない。立て看が寄りかかっている支点が京大の石垣であるというだけである。なぜ、京都市は京大に撤去を申し込んだのだろうかと不思議である。ひょっとすると、立て看をなんらかの理由で撤去したいと考えた京大 執行部が京都市に「撤去勧告を出してくれ」と頼んだのではないのかと疑いたくなる。個々の立て看が条例のどの規定に違反しているのかも明示されてないし、 京大も個々の立て看について、違反事項を明示せずに、公道に接地していないものまで、一律に同じ内容の警告文を貼っているだけである。

▼土井礼子(京都市民)

様々な看板が立ち並び「百万遍」という街を作り上げていたのだと思います。また、大学には直接関係ない人間にもインパクトのある情報を得られる事はここを歩く楽しみでした。復活・存続を願います。

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