九十九里の海をまもって!二酸化炭素を九十九里沖海底に捨てる首都圏CCS事業を中止してください

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署名活動の主旨

地元住民もほとんど知らないうちに、九十九里の海を壊す大規模プロジェクトが進行中です。

https://foejapan.org/wpcms/wp-content/uploads/2026/07/CCS_kujyukuri_flyer.pdf

2025年から2026年にかけ、パイプラインが通る近隣や九十九里の試掘区域に近い自治体で「説明会」が開催されましたが、周知の範囲が著しく狭く、知っている住民はまだ一部にすぎません。

首都圏CCS事業構想は、内房の工業地帯で排出されるCO2を、80kmのパイプラインで房総半島を横断して外房に送り、九十九里沖の海底に圧入・貯留するという壮大な計画です。永遠に続けられるものではなく、CO2が一定程度貯留された後には、閉鎖され、二酸化炭素が漏れないか長期間監視される負の遺産になります。文字どおり外房の海がCO2のごみ捨て場にされるのです。

2025年に日本で苫小牧で小規模の実証実験がされたばかりです。九十九里沖に全国で2番目に試掘特区が設定され、計画がひっそり進められてきました。まるで安心確実な技術であるかのように会社は宣伝していますが、そんなことは全くありません。こんなに大量の二酸化炭素が、自然のままの海に埋められた経験は日本ではなく、海外でも油田やガス田後に圧入される事例が中心で、計画の多くは頓挫しています。

日本では経済産業省が旗を振り、首都圏CCS株式会社(INPEXと関東天然瓦斯開発の合弁会社)が設立され事業主体となりました。当初は日本製鉄から出る二酸化炭素を受け入れ、その後は内房の工業地帯から集める予定だそうです。試掘から圧入装置の設営、パイプラインの敷設などに膨大なお金がかかるため、2027年からは施設建設費の75%を上限に事業開始前から支援する(つまり、私たちの税金で)という決定までなされました。

2026年7月には海底試掘が開始されてしまいました。すでに、海上高さ約120m(30階建て超高層ビル並み)の掘削機が九十九里沖に建てられています。九十九里浜のどこからでも視認できるほどの大きさで、特に夜の光量は凄まじく、すでに周辺の生態系への影響が懸念されます。この試掘に関して環境影響評価のプロセスは全くありませんでした。

それどころか、試掘に関する意見を経済産業省は矮小化して報告したことがわかっています。意見募集が2026年2月9日締切でなされたあと、経済産業省は意見が6件あったと試掘許可を出す当日に公開しました。そんなに少ないのはおかしいと、私たちと協力関係にある環境NGOのFoEが情報公開請求をしたところ、120件を超える意見が集まっており、なぜそのような発表をしたのかあまりにも不透明なので、会の有志含む5人とFoEで、7/14に行政不服審査の申し立てをしました。幸い多数のメディアによって、報じていただきました。これからどのような説明がなされるのか、逐次報告したいと思います。

もともとは事業開始予定が2030年で、2027年3月までに「事業化の投資判断」が行われる予定でした。ただし、首都圏CCS株式会社によると今後7ヶ月の試掘期間に加え、事業化可能かどうかの分析に1-2年かかり、開始予定は30年代の半ば近くにずれこむようです。最終的な判断に対してまだ時間が残されています。

会のメンバーは気候変動を気にかけており、対策の全てに反対しているわけではありません。むしろ二酸化炭素を出し続けて海底に埋めてしまおうという方法に莫大な資金を投入することで、気候変動対策を遅らせてしまうことを危惧しています。メガソーラーもそうですが、環境をまもるためといいながら環境を破壊してしまうような政策はおかしいです。二酸化炭素を出さない製鉄法も進んでいますし、このCCS計画が実行されようとする時期には、不要になってしまう可能性すらあります。

外房には、さえぎるもののない美しい九十九里の海の景観と、恵みゆたかな海の生態系があります。ここには、二酸化炭素の発生する工場はありません。それなのになぜ長距離パイプラインを引いてまで陸域と海域の生態系をリスクにさらそうとするのですか。この海の未来をまもるためにも、私たちはこの事業の拙速な遂行に反対し、中止を求めます。

九十九里の海をまもる会
https://www.kujukuriseasideccs.net/

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九十九里の海を まもる会署名発信者首都圏 CCS 事業にかかわる情報共有と中止を求める活動を行い、支援する活動をしています。

意思決定者

関連各自治体
関連各自治体
首都圏CCS株式会社
首都圏CCS株式会社
千葉県知事
千葉県知事

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