

本キャンペーンに関連して、9/3に「教育の自由を守る足立区の会」、「性教育問題を考える日野市民の会」、「これからのセクシュアリティ教育プロジェクト」の共催でエデュカス東京にて行われたイベント「いつだれが子どもに性を伝えるか – 日本、東京の課題とこれから –」ですが、156名の参加者(うち議員の方14名)が集まり、大変盛会に終わりました。
NPO法人ピルコン代表染矢より、「子ども・若者の性をめぐる現状と私たちができること」をテーマに東京の若者における妊娠・中絶、性感染症の問題や、段階を踏んだ性教育の必要性が述べられました。また、家庭にのみ性教育を任せるのではなく、地域において学校や地域有力者への働きかけをするなど、性教育を広げていくために声を上げていこうと提言がありました。
また、埼玉大学教員の渡辺大輔先生より、都の「性教育の手引き」における課題とこれからの性教育の展望についての講演がありました。
現状の手引きでは、出会い系サイトが他地域よりも登録数が圧倒的に多いなど、東京の実態が考慮されておらず、発達段階に逆行して指導内容を制限するような記載があること、学習指導要領主義と言っても過言ではないという指摘がありました。
これからは子どもたちの発達から出発する課題主義、そして保健体育の時間に限らず、ホームルームや休み時間なども含めてあらゆる時間を使い包括的性教育を行うことが重要であり、15,6歳の人工妊娠中絶が増える中学卒業前の段階で、性行為や妊娠について学ぶ必要性があると述べられました。今後、子どもたちの現実を踏まえた手引き改訂を期待するとして締めくくられました。
会場からの質疑応答では、参加していた高校生から「学校の性教育で恋愛を男女間だけに限定していることに疑問をもった」という発言もあり、大人がまずは性を学ぶ必要性について再認識されました。
また、今後も「教育の自由を守る足立区の会」、「性教育問題を考える日野市民の会」、「これからのセクシュアリティ教育プロジェクト」は、それぞれの地域にてイベントやパンフレット作成などの活動をしていく予定です。
今後にもご期待ください。