
8月20日、呼びかけ人として新たに連名した山崎好裕福岡大学教授が、鹿児島県職員と面談し、鹿児島県が環境省に与えたノネコ駆除許可の取り消し等を求めました。法と科学的根拠に基づいた教授の指摘に、鹿児島県は真摯に向き合い、早急にノネコ駆除許可の取り消しを行っていただきたいと思います。
以下、山崎教授のFBより
〈本日、鹿児島県環境林務部自然保護課野生生物係係長および専門員と奄美大島の「ノネコ」問題で対談してきました〉
1. 鹿児島県は悪趣味な侵略的外来種番付表を即刻破棄すべきだ
「私は県の外来種番付が悪趣味でセンスが古いと思う。しかし、破棄すべき理由はそれではない。特定外来生物で鹿児島県の緊急防除種のマングースが大関で、重要防除種のノネコが横綱というのは、序列的におかしい。県が自ら作った外来種防除のリストと明らかに矛盾したものをそのままにしておくのでは、県の良識が問われることになる。」
2. 狩猟動物「ノネコ」の捕獲申請が上がっても、県として法などとの整合性が取れないと思ったら許可してはならない
「環境省の施行細則にある狩猟動物リストはノネコという別種がいるかのように書いてしまっており、これが自家撞着の原因となっている。鳥獣保護法第2条第7項にある、狩猟がその種の生息の状況に著しく影響を及ぼしてはならないという規定に抵触しているのだ。ノネコ管理計画は全頭駆除だから、生息の状況を抜本的に変えることになるからである。国が何を言っても、おかしいと思ったら拒否するだけの見識を、鹿児島県は持つべきだ。」
3. 鹿児島県が世界自然遺産登録を本当に目指すなら、今からでもやり方を変えるべきである
「私は世界遺産評価委員会の2018年英文評価報告書を読んだが、外来種の問題はマングース駆除で済んだと考えてるようだ。ノネコについて、報告書でaffectという表現が使われているのは、脅威に確信が持てないからだろう。私は原田環境大臣にノネコという表現が最大の問題だと直接伝えた。狩猟動物ノネコの捕獲だから死んでも構わないという扱いに、現場がなっている恐れがある。全国からの反発も大きい。最初から野良猫を一斉に保護する、と表現しておくべきだった。世界遺産登録という目的からすれば、当初に致命的なミスを犯したということだ。」
こうして知事に会う前に担当部署と話すという、秘書課から言われた段階を踏みましたので、今度は三反園訓さんにお会いする予定です。
以上