世界文化遺産登録のための大阪府堺市「寺山南山古墳」の森林伐採、墳丘改修、階段と展望台設置から守りましょう。

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世界文化遺産登録のための大阪府堺市「寺山南山古墳」の森林伐採、墳丘改修、階段と展望台設置から守りましょう。

2018年4月20日に発表された堺市の「国史跡百舌鳥古墳群整備基本計画(第1期)」によると、上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵古墳)の陪塚と思われる寺山南山古墳の森林伐採し、崩れた墳丘を整え(改変)、古墳築造当時になかった階段と展望台を設置するようです。この改変された墳丘でイコモスの文化遺産登録の審査を受けようとしています。そもそも現代の重機で改変された墳丘に階段と展望台を付けて「これが四世紀から守り続けて来た古墳です。」と言って信憑性があるのでしょうか。世界文化遺産の要件は、「顕著な普遍的価値」となっています。古代のものではなく、また、本来の古墳に無い階段と展望台、改変された墳丘が普遍的価値と言えるのでしょうか。そもそも真の意味で古墳を愛する人からは、神聖な墳丘を展望台にすると言う発想は出て来ないと思います。結局、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録の真の目的は、観光地化にして世界中の人からお金を落としてもらうことなのでしょうか。もう一度、胸に手を当てて、100年後、いや1000年後の日本人の子孫にも胸を張って古墳を守り抜いたと言える世界文化遺産登録であって欲しいと考えております。


寺山南山古墳の森林伐採、墳丘の人為的な修復、本来の古墳に存在しない展望台と階段の設置に反対します。更に全ての古墳の森林伐採や、墳丘の改変、階段、展望台の設置に反対します。また、居住している住民の方々の立ち退きに反対します。古墳と同居して人々の生活があることも文化の一つであると考えます。世界文化遺産は、お金儲けの手段ではありません。お金儲けのために、古代から守られて来たものを変えるのは、歴史の改竄につながると考えます。

そもそも寺山南山古墳の北西100mに戦後に破壊され復元された七観山古墳があり既に階段と展望台が設置されており、更に展望台のニーズはないと思います。これ以上、古代から守られて来た墳丘を破壊し、景観も悪い復元された古墳を増やすことは、「顕著な普遍的価値」に逆行すると考えます。本当に展望台が必要なら、空き地に展望台を作るべきだと思います。

発起人の河合は、神奈川県藤沢市の在住ですので、臨機応変な対応が出来ません。どなたか、関西圏の方で意思を引き継いで頂ける方を望んでいます。

近接する「いたすけ古墳」も同様の危機に直面しています。ですが、寺山南山古墳ほど明確に整備と言う聞こえの良い言葉による破壊の計画は提示されていません。

良識あるみなさん、胸を手を当てて考えてください。古代人が多くの人々の人力で造った墳丘を貴重な税金を使ってエンジンを持つ重機で改変し、現代人の都合で階段と展望台を作ることが本当に正しいことでしょうか。堺市の市の職員の方でも、トップが決めたことだけれども本音は違う、と方もいらっしゃるではないでしょうか。世界文化遺産登録のために、イコモスの心象を良くするために、また、観光地化と言う現代人の都合のために、1600年間守られてきた古墳を犠牲にしてはいけないと思います。今回の寺山南山古墳の実質的な破壊を、胸を張って自分の子供、またその子供、そのまた子供に胸を張って言えるでしょうか。本気で再考に迫られていると考えております。

富士山の世界遺産登録も自然遺産ではなく文化遺産です。富士講を含めた歴史上の信仰が文化遺産として認められました。百舌鳥・古市古墳群も文化遺産なら古墳はそのままにして、崩れた墳丘も含めて古代から見守ってきたことが日本人の文化だと考えます。墳丘を人為的に改変し、築造当時の姿と推測される姿に変えることは、歴史の捏造ではないでしょうか。今回、文化遺産ですから、古墳群に何も手を加える必要はありません。

むしろ、大仙陵古墳(仁徳天皇陵古墳)の東側のスーパー「ライフ」の駐車場内に保存されてきた「鏡塚古墳」や、高速道路西名阪自動車道の高架下の橋脚の間隔を変更してまで守られた藤井寺市の「赤面山古墳」、同じく藤井寺市ですが、住宅地のど真ん中に道路を曲げて保存された「蕃所山古墳」を世界文化遺産の古墳リストに含め、積極的に守って来た住民の文化をイコモスに強調すべきだと思います。また、そこに暮らして来られた住民の方々の生活も含めての文化遺産ですから、立ち退き等も止めるべきだと考えます。堺市の世界遺産登録推進室の方々にも真の意味で文化遺産とは何かを再考して頂きたいと考えます。今回、イコモスへ申請する古墳は、リスト化されています。都合の悪い古墳は、リストの対象外です。今回、百舌鳥・古市古墳群と言う古墳群での申請です。古墳に優劣をつけるのは、理にかなっていないと思います。完全に破壊された全長168mの百舌鳥大塚山古墳も負の歴史の文化として対象にすべきだと思います。世界文化遺産登録の要件である「顕著な普遍的価値」の意味を再考願います。

今回の世界文化遺産推薦に際し、寺山南山古墳、いたすけ古墳の森林伐採等について考古学の学者さん達の声が聞こえてこないのが、残念です。1955年の「いたすけ古墳」の保存活動には故森浩一先生が陣頭指揮をされていました。

   2018年5月8日 神奈川県藤沢市在住 河合 徹(富田林市出身)
  ※河合は、1975年に古墳に目覚め、全国の著名な古墳の多くを踏破して参りました。
  Facebookにも、河合 徹で出ております。

■堺市 パブリックコメント
http://www.city.sakai.lg.jp/smph/shisei/koho/kocho/publiccomment/boshukekka/kokusai/mozu_pubcome_kekka.html

■朝日新聞ディジタル記事
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20171201002052.html

 



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