

三菱UFJさん、米国リオ・グランデLNGへの資金提供はもうやめて!
署名活動の主旨
「リオ・グランデLNG」は、米国テキサス州南部のブラウンズビル港に建設が予定されている、液化天然ガス(LNG)輸出基地です。
この事業に加え、提案段階にある「テキサスLNG」と「リオ・ブラボー・パイプライン」は、地域住民の健康や先住民族の権利、絶滅危惧種、そして私たちが共有する地球環境に壊滅的な影響をもたらす環境レイシズム(人種差別)の明らかな事例です。
今すぐ、署名に賛同して、MUFGにリオ・グランデLNGへの資金提供をやめるよう求めましょう!
【MUFGさん、先住民族の権利を尊重してください】
私たちは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)に対して、先住民族の権利に関する方針の強化を求めると共に、ネクスト・ディケイド社の「リオ・グランデLNG輸出基地」への資金提供を直ちに停止するよう強く求めます。
【先住民族の権利違反】
リオ・グランデLNGの事業者であるネクスト・ディケイドは開発計画を進める過程で、地域の先住民族であるテキサスのカリゾ・コメクルド族から、先住民族の権利「FPIC(エフピック」を取得していません。FPICとは、Free, Prior and Informed Consentの略で、先住民族が所有・利用してきた土地に影響を与える開発に対して、事前に十分な情報を得た上で、先住民族の自由意志によって同意する、または拒否する権利のことを指します。
つまり、リオ・グランデLNG事業は、先住民族との十分な対話を怠り、同意を得ないまま進行しているのです。それにも関わらず、MUFGはネクスト・ディケイドに約20億米ドルもの資金提供をしています。
【国際規範と方針違反の可能性、そして「環境レイシズム」】
こうしたファイナンスは、国際的な枠組みである「赤道原則」への違反にあたると考えられます。
カリゾ・コメクルド族は、リオ・グランデLNG開発によって、汚れのない祖先伝来の土地や聖地が、ブルドーザーで同意もなく破壊された事実を記録しています。建設予定地はカリゾ・コメクルド族の聖地である「ガルシア牧地」と同じ一帯に位置しています。そこは、ワールド・モニュメント財団と米国国立公園局によって認定された、先祖代々の埋葬地や遺物、集落を有する歴史的な地域にあります。
カリゾ・コメクルド族と低所得のヒスパニック系住民は、リオ・グランデ・バレー地域における明らかな環境レイシズムの事例として、リオ・グランデLNG、テキサスLNG、およびリオ・ブラボー・パイプラインを非難しています。

(2024年10月には米国テキサス州リオ・グランデ・バレーの活動家であり地域住民の代表が初来日し、三菱UFJフィナンシャル・グループとの会談を行いましたが、状況は改善されていません。©︎ RAN / Masaya Noda)
もしリオ・グランデLNG輸出基地が建設されれば健全な湿地帯を破壊し、大気中に数百万トンの温室効果ガスを放出します。そして先住民族の権利を侵害し、環境レイシズムを悪化させることになります。
MUFGの自社方針には、先住民族の地域社会に負の影響を認識した場合には、その事業には「ファイナンスを実行しない」と明記されています。しかしMUFGは、人権侵害に関与する企業への資金提供を継続することで、自らの環境・社会的持続可能性方針を実行していなく、さらにLNGインフラへの資金提供によって気候カオス(混乱)を助長しています。
環境と人権を守るには、影響を受ける先住民族と地域社会の声に耳を傾け、リオ・グランデ・バレーでのLNG拡張への支援を今すぐ停止することが必要です。計画が進められているリオ・グランデLNG輸出基地に資金提供することで、MUFGは地域住民の立ち退きや環境汚染、健康被害を助長し、メキシコ湾岸地域で続く環境レイシズムを手助けしているのです。
【LNG(メタン)は高リスク、決して「天然」ではない】
『化石燃料ファイナンス報告書 2025』によると、MUFGは2024年に化石燃料産業へ380億米ドルを提供し、誤った方向へ進んでいます。また「ExitLNG」のデータによれば、2021年から2024年にLNG拡大に資金提供した銀行で、MUFGが世界でトップでした。
LNGの主成分はメタンです。「液化天然ガス」と呼ばれていますが、LNGのインフラ拡大に「天然」な要素など一つもありません。なぜかというとLNGは強力な温室効果ガスで、大気中に放出されてから最初の20年間で二酸化炭素の80倍を超える温暖化作用を持っているからです。LNGは「移行燃料」などではなく、化石燃料拡大の継続に過ぎません。
LNGは極めて揮発性が高く、こうしたインフラ設備の拡大は深刻な爆発リスクを伴います。2022年6月にはフリーポートLNGで大規模な爆発が起き、地上から約137メートルまで火の球が舞い上がりました。こうした事故を見ればLNGのリスクは一目瞭然です。
リオ・グランデLNG(および近隣で計画されているテキサスLNGとリオ・ブラボー・パイプライン)は、米宇宙企業スペースXの施設から約9.6キロメートル以内の距離にあります。この施設では数年で複数の爆発事故が発生し、子どもが入院するような事態さえ発生しています。加えて、2023年4月に起きた爆発事故後、スペースXのロケットの破片がLNG施設の建設予定地で発見されました。これは、両者の距離の近さが危険性を高めていることを裏付けています。
さらに、ロケット打ち上げの一部は、本来地震のない地域で地震を引き起こしています。スペースXの最高経営責任者であるイーロン・マスク氏は、年間最大25回のロケット打ち上げ許可を申請していて、これによって被害の規模は一層拡大することとなるでしょう。これらの施設が持つ実証的な爆発リスクは、合理的でリスク回避を重視する保険会社にとっては深刻な懸念材料です。
【MUFGさん、真の世界のリーダーに】
気候や地域社会への影響、そして長年にわたる地域コミュニティの抵抗にもかかわらず、リオ・グランデLNG事業は、それでもなお進む見通しです。
MUFGは、世界をリードする銀行として、先住民族や影響を受ける地域社会の声に耳を傾け、LNGおよびリオ・グランデLNGから直ちに手を引くことを公に明言するよう求めます。貴社グループには、人々と地球のために不可欠な変革を実現する、力と責任があります。
MUFGには、次の措置を講じるよう強く求めます:
- 破壊された聖地に対する救済措置を講じること
- 先住民族の権利に関する方針と企業のデューデリジェンスを強化し、FPIC原則(「自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意」の尊重)の指針に従わない顧客への資金提供を停止すること
- 貴社グループとネクストディケイド社および同社のリオ・グランデLNG輸出基地との関係を解消すること
※リオ・グランデLNGについての詳細はこちら:報告書『リオ・グランデ・バレー:液化天然ガス(LNG) 輸出基地がもたらすリスク』

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署名活動の主旨
「リオ・グランデLNG」は、米国テキサス州南部のブラウンズビル港に建設が予定されている、液化天然ガス(LNG)輸出基地です。
この事業に加え、提案段階にある「テキサスLNG」と「リオ・ブラボー・パイプライン」は、地域住民の健康や先住民族の権利、絶滅危惧種、そして私たちが共有する地球環境に壊滅的な影響をもたらす環境レイシズム(人種差別)の明らかな事例です。
今すぐ、署名に賛同して、MUFGにリオ・グランデLNGへの資金提供をやめるよう求めましょう!
【MUFGさん、先住民族の権利を尊重してください】
私たちは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)に対して、先住民族の権利に関する方針の強化を求めると共に、ネクスト・ディケイド社の「リオ・グランデLNG輸出基地」への資金提供を直ちに停止するよう強く求めます。
【先住民族の権利違反】
リオ・グランデLNGの事業者であるネクスト・ディケイドは開発計画を進める過程で、地域の先住民族であるテキサスのカリゾ・コメクルド族から、先住民族の権利「FPIC(エフピック」を取得していません。FPICとは、Free, Prior and Informed Consentの略で、先住民族が所有・利用してきた土地に影響を与える開発に対して、事前に十分な情報を得た上で、先住民族の自由意志によって同意する、または拒否する権利のことを指します。
つまり、リオ・グランデLNG事業は、先住民族との十分な対話を怠り、同意を得ないまま進行しているのです。それにも関わらず、MUFGはネクスト・ディケイドに約20億米ドルもの資金提供をしています。
【国際規範と方針違反の可能性、そして「環境レイシズム」】
こうしたファイナンスは、国際的な枠組みである「赤道原則」への違反にあたると考えられます。
カリゾ・コメクルド族は、リオ・グランデLNG開発によって、汚れのない祖先伝来の土地や聖地が、ブルドーザーで同意もなく破壊された事実を記録しています。建設予定地はカリゾ・コメクルド族の聖地である「ガルシア牧地」と同じ一帯に位置しています。そこは、ワールド・モニュメント財団と米国国立公園局によって認定された、先祖代々の埋葬地や遺物、集落を有する歴史的な地域にあります。
カリゾ・コメクルド族と低所得のヒスパニック系住民は、リオ・グランデ・バレー地域における明らかな環境レイシズムの事例として、リオ・グランデLNG、テキサスLNG、およびリオ・ブラボー・パイプラインを非難しています。

(2024年10月には米国テキサス州リオ・グランデ・バレーの活動家であり地域住民の代表が初来日し、三菱UFJフィナンシャル・グループとの会談を行いましたが、状況は改善されていません。©︎ RAN / Masaya Noda)
もしリオ・グランデLNG輸出基地が建設されれば健全な湿地帯を破壊し、大気中に数百万トンの温室効果ガスを放出します。そして先住民族の権利を侵害し、環境レイシズムを悪化させることになります。
MUFGの自社方針には、先住民族の地域社会に負の影響を認識した場合には、その事業には「ファイナンスを実行しない」と明記されています。しかしMUFGは、人権侵害に関与する企業への資金提供を継続することで、自らの環境・社会的持続可能性方針を実行していなく、さらにLNGインフラへの資金提供によって気候カオス(混乱)を助長しています。
環境と人権を守るには、影響を受ける先住民族と地域社会の声に耳を傾け、リオ・グランデ・バレーでのLNG拡張への支援を今すぐ停止することが必要です。計画が進められているリオ・グランデLNG輸出基地に資金提供することで、MUFGは地域住民の立ち退きや環境汚染、健康被害を助長し、メキシコ湾岸地域で続く環境レイシズムを手助けしているのです。
【LNG(メタン)は高リスク、決して「天然」ではない】
『化石燃料ファイナンス報告書 2025』によると、MUFGは2024年に化石燃料産業へ380億米ドルを提供し、誤った方向へ進んでいます。また「ExitLNG」のデータによれば、2021年から2024年にLNG拡大に資金提供した銀行で、MUFGが世界でトップでした。
LNGの主成分はメタンです。「液化天然ガス」と呼ばれていますが、LNGのインフラ拡大に「天然」な要素など一つもありません。なぜかというとLNGは強力な温室効果ガスで、大気中に放出されてから最初の20年間で二酸化炭素の80倍を超える温暖化作用を持っているからです。LNGは「移行燃料」などではなく、化石燃料拡大の継続に過ぎません。
LNGは極めて揮発性が高く、こうしたインフラ設備の拡大は深刻な爆発リスクを伴います。2022年6月にはフリーポートLNGで大規模な爆発が起き、地上から約137メートルまで火の球が舞い上がりました。こうした事故を見ればLNGのリスクは一目瞭然です。
リオ・グランデLNG(および近隣で計画されているテキサスLNGとリオ・ブラボー・パイプライン)は、米宇宙企業スペースXの施設から約9.6キロメートル以内の距離にあります。この施設では数年で複数の爆発事故が発生し、子どもが入院するような事態さえ発生しています。加えて、2023年4月に起きた爆発事故後、スペースXのロケットの破片がLNG施設の建設予定地で発見されました。これは、両者の距離の近さが危険性を高めていることを裏付けています。
さらに、ロケット打ち上げの一部は、本来地震のない地域で地震を引き起こしています。スペースXの最高経営責任者であるイーロン・マスク氏は、年間最大25回のロケット打ち上げ許可を申請していて、これによって被害の規模は一層拡大することとなるでしょう。これらの施設が持つ実証的な爆発リスクは、合理的でリスク回避を重視する保険会社にとっては深刻な懸念材料です。
【MUFGさん、真の世界のリーダーに】
気候や地域社会への影響、そして長年にわたる地域コミュニティの抵抗にもかかわらず、リオ・グランデLNG事業は、それでもなお進む見通しです。
MUFGは、世界をリードする銀行として、先住民族や影響を受ける地域社会の声に耳を傾け、LNGおよびリオ・グランデLNGから直ちに手を引くことを公に明言するよう求めます。貴社グループには、人々と地球のために不可欠な変革を実現する、力と責任があります。
MUFGには、次の措置を講じるよう強く求めます:
- 破壊された聖地に対する救済措置を講じること
- 先住民族の権利に関する方針と企業のデューデリジェンスを強化し、FPIC原則(「自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意」の尊重)の指針に従わない顧客への資金提供を停止すること
- 貴社グループとネクストディケイド社および同社のリオ・グランデLNG輸出基地との関係を解消すること
※リオ・グランデLNGについての詳細はこちら:報告書『リオ・グランデ・バレー:液化天然ガス(LNG) 輸出基地がもたらすリスク』

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2026年5月28日に作成されたオンライン署名