症状固定といわないでください

症状固定といわないでください

開始日
2022年3月7日
署名の宛先
三井住友海上火災保険株式会社
現在の賛同数:23次の目標:25
声を届けよう

この署名で変えたいこと

署名の発信者 Thomas C

交通事故で四肢麻痺の重体となった22歳の女性は、自分の将来のために一歩でも歩き、立ち上がりたいと毎日努力しています。この女性は、大きな不安を抱えながら再生医療を受け、ロボットによるリハビリを行って、動かない体をなんとか少しでも回復することに生きる希望を持っています。

しかし、驚いたことに加害者が加入する損保保険会社は、再生医療やロボットによるリハビリを「先端医療」と定義して、裁判所調停では「前例がないから、この費用は支払わない」と言います。さらに、調停では、もうこれ以上治癒する見込みのない時点として「症状固定」をしろと強要してきています。医学用語でもないこの言葉を聞いた医師は患者を前にして困惑します。法律用語でもありません。自賠責保険法にもその定義はありません。誰がこのような言葉を考え、使っているのか?そしてこれを聞いた患者や被害者はどのように思うのか。

再生医療は日本の国公立の病院が厚生省の認可の元で、医師国家試験免許を持った医師が行う治療です。ロボットも同様に厚生省で医療機器承認されています。日本を含めて海外でも15年以上も研究されている治療や実績に対して、いつまで「先端」などと言う語句が通用するでしょうか。数々の得体のしれない言葉をこねている間にも患者の体は次第に動かなくなり、モチベーションも回復の見込みはなくなってゆきます。

どのように考えても損保保険会社は被害者に対して治療をあきらめさせ、賠償を早く安く終わらせようとしているのではないかと思います。さらに加害者の実刑の減刑にも配慮せず、被害者と加害者を都合よく分断して、損保保険会社の損害を少なくすることに終始していないか。少なくともそのような姿勢があることはここに述べたように事実です。

私の訴えは以下の2つです。

1.患者が希望する治療を適切な時間で受けられるように、直ちに再生医療やロボット治療の費用を支払うようにしてください。

2.「症状固定」という言葉を使わないようにしてください。被害者は現在も脳挫傷による昏睡など 9つの併発症状を抱えています。それでもなんとか歩きたい人に対して、どんな人間がこのような言葉を放っているのでしょうか?非常識なことを平然と行うのはやめましょう。

 

声を届けよう
現在の賛同数:23次の目標:25
声を届けよう