【ノノオト】美々川の自然と地域の未来のため、丁寧な環境調査と説明を求めます

この方々が賛同しました
Marga Giliさんと19名の他の方が最近賛同しました。

署名活動の主旨

美々川周辺は、地域に暮らす人にとって身近な自然であると同時に、多くの生きものを支える大切な環境です。

 美々川はウトナイ湖へとつながり、そのウトナイ湖はラムサール条約登録湿地として知られる重要な場所です。美々川とウトナイ湖をつなぐ流域およびその周辺環境は、切り離して考えられるものではなく、一方の環境のバランスが崩れれば、他方にも影響が及ぶおそれがあります。

 この地域では、10年ほど前にはシマアオジを観察できたこともあり、湿原を代表するノゴマやベニマシコのさえずりを、国道を背に聞くこともできました。川があることもあってか、オジロワシやオオワシを見かけることも珍しくなく、最近ではタンチョウが繁殖したという話もあります。それだけ、この場所は多様な命の気配に満ちた場所です。

 

カラスに追われるオオワシ

 

◾️規制緩和に向けた動きとは?
 美々川そのものは、今回の北海道の計画でも「自然地として保全を図る場所」とされています。  
 ただし、その周辺、とくに美沢地区や空港アクセス道路沿いは、いまは市街化調整区域である一方、地区計画などを使って、空港機能強化や物流機能向上に資する「限定的な土地利用」を認める方向が示されています。
 それが、今回の「規制緩和」に向けた動きと、それに伴う「パブリックコメント」となっています。

◾️規制緩和されるとどうなるの?
 この「規制緩和」により想定されているのは、美々川そのものを開発するというより、周辺で倉庫や物流拠点、空港支援施設などの建築物などの整備になります。

ーーーー

 だからこそ、美々川周辺で開発規制の緩和や土地利用の見直しが進められるのであれば、私たちはまず、十分で丁寧な環境調査と、住民へのわかりやすい説明を求めたいと考えます。

 自然文化団体ノノオトは、「いま楽しませてもらっている自然をこれからも」をテーマに活動している団体です。
 その原点のひとつにあるのが、知床での体験でした。人間が捨てたゴミにヒグマが誘引される場面に直面し、人の行動によって自然が壊れていく瞬間を目の当たりにしました。
 ノノオトの代表と副代表は、もともと自然や野生動物を見て、撮って、発信することを通して出会いました。
 けれど、「見て、撮って、発信して」いるだけでは、自然を守れない場面がある。
 その現実に向き合ったことが、「自然のあり方を考える」活動へとつながっていきました。

 今回の美々川周辺の問題は、ノノオトの中でも副代表・小林にとって特に関わりの深いテーマです。
 小林にとって、故郷・苫小牧にあるウトナイ湖と美々川は、幼い頃から今に至るまでの遊び場のひとつでした。ノノオトの案内ページでも、その場所への個人的な思いとともに、物流拠点化に伴う水質や生態系への影響が懸念されていることが示しています。

 そんな身近な場所につながる河川とその周辺域で、大きな変化が起ころうとしている。

 そのときに生まれるのは、単純な賛成・反対ではなく、「自然はどうなるのか」「残された自然に影響はないのか」という、ごく率直な不安や疑問です。

 私たちが求めているのは、喧嘩をしたいということでも、頭ごなしに否定したいということでもありません。
 専門知識のない住民にもわかるように、きちんと調べて、わかりやすく説明してほしい。
 不安が必要のないものであれば、なぜそう言えるのかを、丁寧に示してほしい。
 もしリスクがあるのなら、その内容と対策を率直に共有してほしい

 そうした「不安を払拭するための場」を、まず設けてほしいのです。

私たちが不安に感じているのは、たとえば次のような点です。
・水質汚染の心配はないのか。
・水量や流れに変化は生まれないのか。
・湿地や周辺の生きものへの影響をどのように見ているのか。
・万が一、薬品流出などの事故やトラブルが起きた場合、どのような対策や復旧体制が想定されているのか。

・自然の保護と開発の緩和、そのバランスをどのような根拠で判断しようとしているのか。

 こうした点が十分に示されないままでは、地域の人が不安を抱くのは当然です。
 そして、その不安がケアされないままでは、開発や規制緩和そのものに疑念が生まれてしまいます。
 私たちは、ただ一方的に「反対」と言いたいのではありません。

 地域の自然と暮らしに関わる問題だからこそ、まずはきちんと調べること。
・その結果を、住民にもわかる言葉で説明すること。
・そして、不安や疑問に対して丁寧に向き合うこと。

 その当たり前の手順を大切にしてほしいと願っています。

そのため、私たちは以下の3点を求めます。
1. 美々川周辺における開発規制緩和や土地利用見直しに先立ち、美々川からウトナイ湖につながる流れ全体を視野に入れ、水質・水量・地下水・湿地環境・野鳥・生きもののつながりへの影響について、十分でわかりやすく、透明性のある環境調査を行ってください。

2. 調査結果だけでなく、美々川流域やウトナイ湖周辺の自然をどのように守りながら、その隣接地で規制緩和を検討するのかを含めて、自然保護と開発緩和のバランスをどのように考えているのか、その判断の理由を住民にわかりやすく公開してください。

3. 住民説明会や意見交換の場を、都市計画や土地利用見直しの決定前に十分に設け、住民が抱える不安や疑問に丁寧に応答してください。

 美々川の自然は、ただそこにある風景ではありません。
 地域の記憶があり、暮らしがあり、鳥たちの声があり、これから先へ引き継いでいきたい命のつながりがあります。

「いま楽しませてもらっている自然をこれからも」。

 その思いを大切にしながら、拙速な判断ではなく、丁寧な確認と対話が行われることを願っています。

 美々川の自然と地域の未来のために、どうか賛同をお願いします。

◾️発起人
・自然文化団体ノノオト
 代 表:廣瀬 正人
 副代表:小林 誠(担当者)

◾️共同発起人
・Gateway Tours 代表 專齊健太

◾️事業協力者
・市川草介

ーーー

この問題についての背景や、自然文化団体ノノオトとしての思いや本事案の事柄については、こちらでも紹介しています。

美々川とウトナイ湖について、 いま気になっていること。

これまでの美々川と、 これからの美々川

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この方々が賛同しました
Marga Giliさんと19名の他の方が最近賛同しました。

署名活動の主旨

美々川周辺は、地域に暮らす人にとって身近な自然であると同時に、多くの生きものを支える大切な環境です。

 美々川はウトナイ湖へとつながり、そのウトナイ湖はラムサール条約登録湿地として知られる重要な場所です。美々川とウトナイ湖をつなぐ流域およびその周辺環境は、切り離して考えられるものではなく、一方の環境のバランスが崩れれば、他方にも影響が及ぶおそれがあります。

 この地域では、10年ほど前にはシマアオジを観察できたこともあり、湿原を代表するノゴマやベニマシコのさえずりを、国道を背に聞くこともできました。川があることもあってか、オジロワシやオオワシを見かけることも珍しくなく、最近ではタンチョウが繁殖したという話もあります。それだけ、この場所は多様な命の気配に満ちた場所です。

 

カラスに追われるオオワシ

 

◾️規制緩和に向けた動きとは?
 美々川そのものは、今回の北海道の計画でも「自然地として保全を図る場所」とされています。  
 ただし、その周辺、とくに美沢地区や空港アクセス道路沿いは、いまは市街化調整区域である一方、地区計画などを使って、空港機能強化や物流機能向上に資する「限定的な土地利用」を認める方向が示されています。
 それが、今回の「規制緩和」に向けた動きと、それに伴う「パブリックコメント」となっています。

◾️規制緩和されるとどうなるの?
 この「規制緩和」により想定されているのは、美々川そのものを開発するというより、周辺で倉庫や物流拠点、空港支援施設などの建築物などの整備になります。

ーーーー

 だからこそ、美々川周辺で開発規制の緩和や土地利用の見直しが進められるのであれば、私たちはまず、十分で丁寧な環境調査と、住民へのわかりやすい説明を求めたいと考えます。

 自然文化団体ノノオトは、「いま楽しませてもらっている自然をこれからも」をテーマに活動している団体です。
 その原点のひとつにあるのが、知床での体験でした。人間が捨てたゴミにヒグマが誘引される場面に直面し、人の行動によって自然が壊れていく瞬間を目の当たりにしました。
 ノノオトの代表と副代表は、もともと自然や野生動物を見て、撮って、発信することを通して出会いました。
 けれど、「見て、撮って、発信して」いるだけでは、自然を守れない場面がある。
 その現実に向き合ったことが、「自然のあり方を考える」活動へとつながっていきました。

 今回の美々川周辺の問題は、ノノオトの中でも副代表・小林にとって特に関わりの深いテーマです。
 小林にとって、故郷・苫小牧にあるウトナイ湖と美々川は、幼い頃から今に至るまでの遊び場のひとつでした。ノノオトの案内ページでも、その場所への個人的な思いとともに、物流拠点化に伴う水質や生態系への影響が懸念されていることが示しています。

 そんな身近な場所につながる河川とその周辺域で、大きな変化が起ころうとしている。

 そのときに生まれるのは、単純な賛成・反対ではなく、「自然はどうなるのか」「残された自然に影響はないのか」という、ごく率直な不安や疑問です。

 私たちが求めているのは、喧嘩をしたいということでも、頭ごなしに否定したいということでもありません。
 専門知識のない住民にもわかるように、きちんと調べて、わかりやすく説明してほしい。
 不安が必要のないものであれば、なぜそう言えるのかを、丁寧に示してほしい。
 もしリスクがあるのなら、その内容と対策を率直に共有してほしい

 そうした「不安を払拭するための場」を、まず設けてほしいのです。

私たちが不安に感じているのは、たとえば次のような点です。
・水質汚染の心配はないのか。
・水量や流れに変化は生まれないのか。
・湿地や周辺の生きものへの影響をどのように見ているのか。
・万が一、薬品流出などの事故やトラブルが起きた場合、どのような対策や復旧体制が想定されているのか。

・自然の保護と開発の緩和、そのバランスをどのような根拠で判断しようとしているのか。

 こうした点が十分に示されないままでは、地域の人が不安を抱くのは当然です。
 そして、その不安がケアされないままでは、開発や規制緩和そのものに疑念が生まれてしまいます。
 私たちは、ただ一方的に「反対」と言いたいのではありません。

 地域の自然と暮らしに関わる問題だからこそ、まずはきちんと調べること。
・その結果を、住民にもわかる言葉で説明すること。
・そして、不安や疑問に対して丁寧に向き合うこと。

 その当たり前の手順を大切にしてほしいと願っています。

そのため、私たちは以下の3点を求めます。
1. 美々川周辺における開発規制緩和や土地利用見直しに先立ち、美々川からウトナイ湖につながる流れ全体を視野に入れ、水質・水量・地下水・湿地環境・野鳥・生きもののつながりへの影響について、十分でわかりやすく、透明性のある環境調査を行ってください。

2. 調査結果だけでなく、美々川流域やウトナイ湖周辺の自然をどのように守りながら、その隣接地で規制緩和を検討するのかを含めて、自然保護と開発緩和のバランスをどのように考えているのか、その判断の理由を住民にわかりやすく公開してください。

3. 住民説明会や意見交換の場を、都市計画や土地利用見直しの決定前に十分に設け、住民が抱える不安や疑問に丁寧に応答してください。

 美々川の自然は、ただそこにある風景ではありません。
 地域の記憶があり、暮らしがあり、鳥たちの声があり、これから先へ引き継いでいきたい命のつながりがあります。

「いま楽しませてもらっている自然をこれからも」。

 その思いを大切にしながら、拙速な判断ではなく、丁寧な確認と対話が行われることを願っています。

 美々川の自然と地域の未来のために、どうか賛同をお願いします。

◾️発起人
・自然文化団体ノノオト
 代 表:廣瀬 正人
 副代表:小林 誠(担当者)

◾️共同発起人
・Gateway Tours 代表 專齊健太

◾️事業協力者
・市川草介

ーーー

この問題についての背景や、自然文化団体ノノオトとしての思いや本事案の事柄については、こちらでも紹介しています。

美々川とウトナイ湖について、 いま気になっていること。

これまでの美々川と、 これからの美々川

今日は89人が賛同しました

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意思決定者

苫小牧市
苫小牧市

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2026年3月24日に作成されたオンライン署名