スポーツ業界で、アジア人を除外しないでください!

スポーツ業界で、アジア人を除外しないでください!

Started
1 June 2022
Petition to
UEFA (Union of European Football Associations) (UEFA Executive Committee) and
Signatures: 18,542Next Goal: 25,000
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Why this petition matters

Started by Ikje Cho

<English>  <한국어> 

名誉で記憶に残るべき勝利の瞬間に、なぜ特定の人種の選手だけが除外されるのでしょうか?

2022年5月8日、チ・ソヨン(韓国サッカー選手、チェルシーFC所属、 イングランドFA女子スーパーリーグ)は、5度目のリーグ優勝を喜ぶところでした。しかしトロフィーを持ち上げる瞬間、10万人以上の観客が観るスクリーンに彼女の姿が映されませんでした。

彼女は「アジアンパッシング」されたのです。

「アジアンパッシング(Asian Passing)」とは東洋人、あるいはアジア系の選手がトロフィーを持ち上げたり、メダルを授与される瞬間、撮影しているカメラの映像が他の場所を映し、その選手を画面外に追い出してしまうという行為を指します。

他の選手と同じように祝福されるべき喜びの瞬間に、個人の成績とは関係なく、単に個人の肌の色と人種によって特定の選手をカメラに映さないことは、個人に対する侮辱であるだけでなく、その国と視聴者に対する、故意的で、絶対に存在してはならない非道徳的な人種差別行為です。

アジアンパッシングは冗談では済まされない、露骨な人種差別なのです。

このような人種差別は、英国のサッカー放送局(Sky Sports、BT Sport、Amazon Prime Videoなど)によって行われており、欧州サッカー連盟(UEFA)、サッカー協会(FA)、イングランド·プレミアリーグ(PL)およびイングランド・フットボールリーグ(EFL)の事務所が無責任にも容認してきました。

これは2020年、世界サッカー連盟(FIFA)、欧州サッカー連盟(UEFA)、英国サッカー協会(TheFA)、英国プレミアリーグ、イングリッシュフットボールリーグ(EFL)などの多くのサッカー関連団体と選手・ファンたちが、黒人に対する人種差別反対キャンペーンを主導し進めてきたことと相反する、ダブルスタンダードにほかなりません。 何よりも、このような行動が全世界のサッカー産業の中で最も大きな比重と波及力を占めるイギリスから始まったという点は、さらに失望させられます。

これまで、アジアのトップクラス選手6人が、明らかな「アジアンパッシング」の犠牲となってきました。

南野拓実 (リバプールFC) 

岡崎慎司 (元レスター・シティFC) 

Ji So-yun (チェルシーFCウィメン) 

Son Heung-min (トッテナム・ホットスパー) 

Ki Sung-yueng (元スワンジシティAFC) 

Park Ji-sung (元マンチェスターユナイテッドFC) 

こちらの動画をご覧ください:https://youtu.be/YswraU3X9rw

たかが6人、と思う人もいるかもしれません。しかし、水面下では数え切れないほどこのような人種差別が行われていると思われます。

私たちは韓国最大規模のSNSスポーツコミュニティである「海外サッカーギャラリー」で、サッカーファンのためのコミュニケーションの場を作っています。 40,000人を超えるメンバーを有し、様々なスポーツファンを集め、単にスクリーンを通して見るのではなく、自分が好きなスポーツや応援するスポーツに積極的に参加できるようにサポートしてきました。 2016年の創立以来、サッカーファンたちの声を国際舞台で代弁する役割を果たすことに力を注いできました。

私たち「海外サッカーギャラリー」は今回の署名を通じて、「アジアンパッシング」のようなアジア人に対する人種差別行為を行った英国サッカー放送局と、これを無責任に傍観した欧州サッカー連盟(UEFA)、英国サッカー協会(TheFA)、英国プレミアリーグ、そしてイングリッシュフットボールリーグ(EFL)をはじめとするサッカー連盟に、責任があると強く抗議します。

被害を受けたアジア選手に対して、責任ある関係者(放送局および上記すべての英国サッカー協会)から公式に謝罪を求めます。

同時に、上記のサッカー放送局とサッカー連盟側は、適当な懲戒手続きと、今後再発防止のための内部規定が速やかに用意されるよう促し、組織内全般において認識改善のために、関連サッカー団体においてアジア人に対する人種差別防止キャンペーンを定期的に企画・実施することを要請します。

 

サッカーファンの皆様へ

これまで多くのスポーツファンたちは、様々な方法で「アジアンパッシング」の問題について世界に周知する努力をしてきました。 しかし、期待とは裏腹に、ヨーロッパの多くのサッカーファンからはむしろ「あなたたちアジア人はなぜそんなに過敏なのか?」と過ちを認めないような反応が相次ぎました。

私たち海外サッカーギャラリーは、全世界のスポーツ人たちにかえって質問を投げかけたいです。

果たして「アジアンパッシング」のような人種差別的な行為が、皆さんがグラウンドの上で追求する熾烈な競技、そしてスポーツマンシップの延長線上にあって良いのでしょうか。「アジアンパッシング」のような人種差別は、サッカーをはじめとするいかなるスポーツにも存在してはならないのです。

選手の業績に対する評価は、個人の身分、宗教、国籍、人種から切り離して評価されなければなりません。 私たちはアジア人選手たちのための恩恵を望んでいるわけではありません。ただ、これまでアジア人選手たちが当然誇りに思うべき優勝という最高の瞬間を、アジア人という理由でこれ以上奪わないで欲しいと訴えているのです。

11人の選手がピッチで一緒にプレーするように、試合終了のホイッスルが吹かれた後も、ファンである私たちも一緒に喜びを分かち合いたいのです。

世界中のスポーツファンがより良いスポーツ業界を作っていけるよう、この悲惨な状況を理解し、共感の和を広げるために、この署名にぜひ賛同していただき、拡散してくださるよう心からお願いします。

「アジア人」というカテゴリーで分けられ、排除されることなく、同じアスリートとして、人間として一つになれるようなスポーツ社会に貢献できるよう、私たちは努めていきます。

サッカー界だけでなく、より平等で楽しいスポーツの世界をつくるために、ぜひみんなで貢献していきましょう。


#SayNoToRacism 
#StopAsianPassing

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