
こんにちは、ピルコンの染矢です。
先月開催された第7回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会の議事録が先日公開されました。
▼第7回議事録
https://www.mhlw.go.jp/content/000528515.pdf
こちらのキャンペーンでも呼びかけをさせていただいたオンライン診療に関するパブリックコメントですが、合計で1652件集まり、中でも緊急避妊薬に関連するものがそのほとんどにあたる1528件となりました。
▼「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の見直し
に関する意見の募集結果の概要について(資料4)
https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000523502.pdf
検討会にて検討委員に共有された上記資料内では
・オンライン診療における緊急避妊薬については特段の条件を設けず
処方すべき。
・オンライン診療における緊急避妊薬については手続きを簡略化すべ
き。現状案では極端に利用のための条件が多く、制度利用が不可能に
近い。明らかにアクセスが現状より悪くなるのではないか。
・性被害を受けた女性を警察や性犯罪・性暴力被害者のためのワンスト
ップ支援センターにつなげることを促すことは必要であるが、まずは
診療と処方を行うことを明記してほしい。
・緊急避妊薬を必要とするより多くの人への情報提供のための広報を
考えるべき。
・緊急避妊薬は市販化すべき。(他国との比較におけるご意見多数)
などの意見が資料の中に記載されましたが、検討会の中では、具体的にガイドライン上の条件を見直す声は上がらず、議論にすら至りませんでした。受診の条件、3週間後の対面受診必須、皆さんの声がこんなに届いたのに、この検討会の場では響かなかったことをとても残念に思います。
2017年の緊急避妊薬OTC化の議論の際も、パブリックコメントで賛成意見が9割だったにも関わらず、時期尚早と見送られ、具体的な議論再開の時期も未だに明確になっていません。
今後もオンライン診療に関する検討会は定期的に開かれ、ガイドラインも随時見直しを行い、緊急避妊薬のオンライン診療についても調査を行っていくことが検討会の中で確認されました。引き続き「アフターピルのアクセス改善は必要」という声をあらゆる形で表現し続けていくことが大切だと思っています。
また、今年の秋頃に院内勉強会を企画できればと思っておりますので、皆さんと一緒に考えられたらと思っておりますので、ぜひ告知をお待ちください。
皆さんがよい夏を過ごされることを願っています!