
皆さんこんにちは、NPOピルコンの染矢です。
現在厚労省にて緊急避妊薬のオンライン診療の検討が進んでいますが、その条件について、
・高度な専門知識を持った産婦人科医による診療に限る
・オンライン診療後3週間後の来院の受診を患者に約束させる
・性暴力被害者に対象者を限る
という方向で検討がされています。
厚生労働省のHPから検討会の議事録が確認できますが、「できれば産婦人科の専門医のような立場の人間、あるいは母体保護法指定医師のような立場の人間、少なくともそれに準ずる研修を受けたような方にお願いすることがふさわしい」、「(緊急避妊後の3週間後の受診について)説明もして、同意書をとっていて、ちょっと怖い感じにも言いますので、皆さん、そう言えば必ず来ます。」というような表現で産婦人科医を代表する参考人からの発言として記録されています。
▼オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_513005_00001.html
WHOでは、全ての女性や少女が緊急避妊ピルを入手できるよう価格とアクセスを改善することを推奨しており、無料~数百円で入手できる国もあります。
緊急避妊薬の国際婦人科学会によるガイドラインでは、
・全ての女性に緊急避妊薬は安全に使用できる
・処方の前に妊娠検査、採血、内診は不要
・処方前に医師による評価は不要
・薬局販売で問題ない
とされています。
https://www.cecinfo.org/wp-content/uploads/2018/12/ICEC-guides_FINAL.pdf
日本において妊娠検査は、薬局で妊娠検査薬を600-1000円程度で買え、患者自身が自分で妊娠検査ができます。
このような現状を踏まえ、本キャンペーンの協力団体である#なんでないの。プロジェクトでは、緊急避妊薬のアンケート調査をしています。
▼Twitterでの告知
https://twitter.com/nandenaino_
▼アンケート回答ページ
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdBPnfG7hNWf0g_p3baveZbuIG9K4x6UOPjwtHwuIzRPXB9JQ/viewform
ぜひ、アンケートを始めようと思った経緯を含め、拡散やアンケート回答のご協力をお願いいたします。
また、5月下旬には緊急避妊薬のオンライン診療の検討会の結論がまとまる見込みであることを踏まえ、今回5/16(木)17時~19時半に衆議院第一議員会館にて「緊急避妊薬の安全で迅速なアクセスの確保~オンライン診療の課題とこれからを考える~」をテーマに緊急院内勉強会を開催します。
詳細は追ってまた告知させていただきます。
加えて、直前の告知で恐縮ですが、本日5/8(水)20時~20時半にNHKハートネットTV(Eテレ)にて「中絶という、痛み 見過ごされてきた心と体のケア」に上記院内勉強会にもご登壇いただく産婦人科医の遠見才希子先生とピルコン染矢が出演します。(再放送は5月15日(水) 午後1時05分 〜 午後1時35分)
https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/1001/?fbclid=IwAR2VQ1kZB4PQ9zbO8lEx_YTdM4DXsgswnxTw5D3a5aDXZ80oCF6DBDuDKXY
ぜひ皆様ご覧いただけますと幸いです。