アダルトコンテンツ接触に年齢確認書類提出義務化を求めます!子どもと性被害当事者を守るためアダルトコンテンツのゾーニング強化を!

この方々が賛同しました
Back Mikiさんと19名の他の方が最近賛同しました。

署名活動の主旨

はじめに

 はじめまして。「むろん」と申します。
 仕事で漫画編集者(主に少年・青年向けファンタジー、性的要素はお色気程度であれ含まないものばかりです)をしておりますが、昨今のマンガの過激化に危機感を抱いています。

 先日、性的な広告が一部規制された動きがあったのは、みなさまご存知でしょうか。
 子どもでも閲覧できるようなゲーム攻略サイトなどに性的なマンガ作品の広告などが出稿されており、
  それを不用意に子どもたちの見るようなところに置きたくないという人々の声が届き、実現を果たしました。
参考:https://chng.it/rcSqB6NGVP

 広告は多く取り締まられ、私の体感としても性的な広告を見る機会は大きく減ったと感じています。
 ただ、一方でマンガ・ライトノベル作品やアダルトコンテンツそのものはどうでしょうか。
 特に「青年マンガ」や「BLマンガ」などでは不同意のまま性行為を行う作品や、(主に)女性の尊厳を著しく傷つけるような作品、女性を客体化し、奴隷のように扱う作品など、性教育前・対人関係を他人としっかりと築ける年令になるより前の子どもたちに触れさせることが危険だと感じる作品が多く存在します。
※特定の作品の批判ではなく、業界批判につなげていきたいと思っているので個別名は伏せさせてください。

 中にはジャンルが「少年マンガ」のものもあり(※多くは「青年マンガ」に属するものが多いですが、ここもゾーニング対象ではありません)多くがゾーニング対象ではないのが現実です。
 また、私自身過去に男性から性的加害を受けたことがありますが、何も知らないまま作品を開いた瞬間にレイプシーンなどが描かれていると、過去の記憶がフラッシュバックをしてつらい思いをすることもありました。
(現在はクレジットカード会社の規制などもあり、新規の作品で冒頭に性的シーンを置くケースは減っていくとは思いますが、既存作品はそもそも一度リリースした作品を修正することは難しく、よほどのことがない限りそのまま配信され続けます。売れる限り本屋にも置かれ続けます)

 現状の日本のアダルトコンテンツへの接触が容易いことについては、
参考までに検証しましたので以下のnoteをご覧ください。


未成年が登録したら、各電子書籍サイトでは「アダルト」コンテンツにたどり着けるのか
https://note.com/yukinoyado_yummy/n/nb652437b147b


 今の日本では、加害的コンテンツを避ける術が被害当事者や子ども側(保護者側)に丸ごと委ねられている現状です。


【子どもにどういう影響があるか?】

Exposure to Pornography and Adolescent Sexual Behavior: Systematic Review

 思春期のポルノ曝露は強制または強要による性行為との関連性がある、とはっきり述べられています。

Protecting Children From Pornography

 ここでは、ジェンダー規範に対するステレオタイプ化、ポルノ依存、子ども同士での有害な性的行為、ネットいじめを含む性暴力や虐待、人間関係構築に関する困難などのリスクを増大させ、性に対して非現実で歪んだ期待を抱かせ、他者との人間関係構築に対する生きづらさを感じることを認めています。

また最近も、イギリスで大きな動きがありました。
UK bans porn depicting act that has become a ‘sexual norm’

 この記事内では「Prevalence of Sexual Strangulation/Choking Among Australian 18–35 Year-Olds」というこの調査では、この年齢層のオーストラリア人4702人を対象に、セックス中の首絞めの発生率を調査しています。その結果、57%がセックス中に首絞めをされたと報告していることが判明しました。これは女性では61%、トランスジェンダーやジェンダー多様性のある人では79%、男性では43%に相当します。

 なぜ彼ら彼女らは「首絞め」をするのか。それはアダルト動画やポルノで「首絞め」をしながらセックスをすることが描かれており、それを現実でもやってみたい、それが興奮すると気づいてしまった、という理由からでしょう。
 そのために年齢確認技術を活用して、オンライン上で見られるポルノコンテンツへのアクセスを厳しく制限をすることを決定しました。


【私が求めていること】
・信頼性の高い年齢確認の法定義務化
クレジットカードやマイナンバーカードなどの登録や提出義務化など、18歳未満を排除できる技術を義務づけること

・加害的・不同意描写の「厳格ゾーン」分類
レイプ、ステルシング、避妊なし、性的年齢不明確――これらを検索・広告・おすすめから隔離し、被害当事者や子どもが目にしない設計にすること

・事前警告と詳細タグ表示の義務化
被害経験者や性的描写を見たくない人が事前に回避できるよう、具体的な描写内容を明示すること

・独立監視機関と罰則の導入
違反事業者にはアクセス遮断・高額罰金を科し、実効性を担保すること

・産業ロビーに左右されない長期研究の推進
ポルノやアダルトコンテンツが子ども大人問わず、人に及ぼす影響の因果関係を明確化し、科学的根拠に基づく規制を継続的に検証できる仕組みを担保すること


【なぜこの署名が必要なのか】

 私がこれらのことをSNSで発信をすると、「見たくないなら自衛しろ」「表現の自由だ」という声が聞こえます。

 しかし、それは本当に「表現の自由」で担保されるべきものでしょうか?

 未成年が年齢確認なしでアクセスできる現状は、子どもの権利条約に書かれている「第17条 児童の福祉に有害な情報及び資料から児童を保護するための適当な指針を発展させることを奨励する」に反すると私は考えています。
参考:https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig_all.html

 また、被害当事者が不意打ちで同種の加害描写に触れることは、二次被害そのものです。

 子どもやその保護者、また被害当事者に「自衛」を強いる構造は、性被害者に沈黙と回避コストを押し付け、加害的コンテンツを放置する側にこそ“自由”を与えています。

 私は “自由”と“責任”を両立したオンライン空間 を求めています。
 加害性のある性的描写を、全く描くな、規制しろとは言っていません。ゾーニング対象として設定し、そのゾーニングを厳しく行ってほしいと要求しているのです。
 それは創作の首を絞めることではなく、「適切な場所で適切に楽しむ」文化を整えることにほかなりません。

 

【最後に】

加害的・攻撃的ポルノやアダルトコンテンツの無防備な拡散や創作も、「迷惑行為」や「個人の嗜好」で片づけられる問題ではありません。

これは、尊厳の問題です。

どうか、この署名に力を貸してください。
子どもたちが互いの“合意”や、相手への“尊重”を学ぶ機会を奪われないように。
被害当事者が画面の向こうから再び傷つけられないように。

私たち一人ひとりの声が、社会を変える一歩になります。
ご賛同・拡散をよろしくお願いいたします。

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この方々が賛同しました
Back Mikiさんと19名の他の方が最近賛同しました。

署名活動の主旨

はじめに

 はじめまして。「むろん」と申します。
 仕事で漫画編集者(主に少年・青年向けファンタジー、性的要素はお色気程度であれ含まないものばかりです)をしておりますが、昨今のマンガの過激化に危機感を抱いています。

 先日、性的な広告が一部規制された動きがあったのは、みなさまご存知でしょうか。
 子どもでも閲覧できるようなゲーム攻略サイトなどに性的なマンガ作品の広告などが出稿されており、
  それを不用意に子どもたちの見るようなところに置きたくないという人々の声が届き、実現を果たしました。
参考:https://chng.it/rcSqB6NGVP

 広告は多く取り締まられ、私の体感としても性的な広告を見る機会は大きく減ったと感じています。
 ただ、一方でマンガ・ライトノベル作品やアダルトコンテンツそのものはどうでしょうか。
 特に「青年マンガ」や「BLマンガ」などでは不同意のまま性行為を行う作品や、(主に)女性の尊厳を著しく傷つけるような作品、女性を客体化し、奴隷のように扱う作品など、性教育前・対人関係を他人としっかりと築ける年令になるより前の子どもたちに触れさせることが危険だと感じる作品が多く存在します。
※特定の作品の批判ではなく、業界批判につなげていきたいと思っているので個別名は伏せさせてください。

 中にはジャンルが「少年マンガ」のものもあり(※多くは「青年マンガ」に属するものが多いですが、ここもゾーニング対象ではありません)多くがゾーニング対象ではないのが現実です。
 また、私自身過去に男性から性的加害を受けたことがありますが、何も知らないまま作品を開いた瞬間にレイプシーンなどが描かれていると、過去の記憶がフラッシュバックをしてつらい思いをすることもありました。
(現在はクレジットカード会社の規制などもあり、新規の作品で冒頭に性的シーンを置くケースは減っていくとは思いますが、既存作品はそもそも一度リリースした作品を修正することは難しく、よほどのことがない限りそのまま配信され続けます。売れる限り本屋にも置かれ続けます)

 現状の日本のアダルトコンテンツへの接触が容易いことについては、
参考までに検証しましたので以下のnoteをご覧ください。


未成年が登録したら、各電子書籍サイトでは「アダルト」コンテンツにたどり着けるのか
https://note.com/yukinoyado_yummy/n/nb652437b147b


 今の日本では、加害的コンテンツを避ける術が被害当事者や子ども側(保護者側)に丸ごと委ねられている現状です。


【子どもにどういう影響があるか?】

Exposure to Pornography and Adolescent Sexual Behavior: Systematic Review

 思春期のポルノ曝露は強制または強要による性行為との関連性がある、とはっきり述べられています。

Protecting Children From Pornography

 ここでは、ジェンダー規範に対するステレオタイプ化、ポルノ依存、子ども同士での有害な性的行為、ネットいじめを含む性暴力や虐待、人間関係構築に関する困難などのリスクを増大させ、性に対して非現実で歪んだ期待を抱かせ、他者との人間関係構築に対する生きづらさを感じることを認めています。

また最近も、イギリスで大きな動きがありました。
UK bans porn depicting act that has become a ‘sexual norm’

 この記事内では「Prevalence of Sexual Strangulation/Choking Among Australian 18–35 Year-Olds」というこの調査では、この年齢層のオーストラリア人4702人を対象に、セックス中の首絞めの発生率を調査しています。その結果、57%がセックス中に首絞めをされたと報告していることが判明しました。これは女性では61%、トランスジェンダーやジェンダー多様性のある人では79%、男性では43%に相当します。

 なぜ彼ら彼女らは「首絞め」をするのか。それはアダルト動画やポルノで「首絞め」をしながらセックスをすることが描かれており、それを現実でもやってみたい、それが興奮すると気づいてしまった、という理由からでしょう。
 そのために年齢確認技術を活用して、オンライン上で見られるポルノコンテンツへのアクセスを厳しく制限をすることを決定しました。


【私が求めていること】
・信頼性の高い年齢確認の法定義務化
クレジットカードやマイナンバーカードなどの登録や提出義務化など、18歳未満を排除できる技術を義務づけること

・加害的・不同意描写の「厳格ゾーン」分類
レイプ、ステルシング、避妊なし、性的年齢不明確――これらを検索・広告・おすすめから隔離し、被害当事者や子どもが目にしない設計にすること

・事前警告と詳細タグ表示の義務化
被害経験者や性的描写を見たくない人が事前に回避できるよう、具体的な描写内容を明示すること

・独立監視機関と罰則の導入
違反事業者にはアクセス遮断・高額罰金を科し、実効性を担保すること

・産業ロビーに左右されない長期研究の推進
ポルノやアダルトコンテンツが子ども大人問わず、人に及ぼす影響の因果関係を明確化し、科学的根拠に基づく規制を継続的に検証できる仕組みを担保すること


【なぜこの署名が必要なのか】

 私がこれらのことをSNSで発信をすると、「見たくないなら自衛しろ」「表現の自由だ」という声が聞こえます。

 しかし、それは本当に「表現の自由」で担保されるべきものでしょうか?

 未成年が年齢確認なしでアクセスできる現状は、子どもの権利条約に書かれている「第17条 児童の福祉に有害な情報及び資料から児童を保護するための適当な指針を発展させることを奨励する」に反すると私は考えています。
参考:https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig_all.html

 また、被害当事者が不意打ちで同種の加害描写に触れることは、二次被害そのものです。

 子どもやその保護者、また被害当事者に「自衛」を強いる構造は、性被害者に沈黙と回避コストを押し付け、加害的コンテンツを放置する側にこそ“自由”を与えています。

 私は “自由”と“責任”を両立したオンライン空間 を求めています。
 加害性のある性的描写を、全く描くな、規制しろとは言っていません。ゾーニング対象として設定し、そのゾーニングを厳しく行ってほしいと要求しているのです。
 それは創作の首を絞めることではなく、「適切な場所で適切に楽しむ」文化を整えることにほかなりません。

 

【最後に】

加害的・攻撃的ポルノやアダルトコンテンツの無防備な拡散や創作も、「迷惑行為」や「個人の嗜好」で片づけられる問題ではありません。

これは、尊厳の問題です。

どうか、この署名に力を貸してください。
子どもたちが互いの“合意”や、相手への“尊重”を学ぶ機会を奪われないように。
被害当事者が画面の向こうから再び傷つけられないように。

私たち一人ひとりの声が、社会を変える一歩になります。
ご賛同・拡散をよろしくお願いいたします。

声を届けよう

90


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むろん
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