新宿御苑に放射能汚染土をもちこまないで!~みんなの憩いの場に安全と安心を!

署名活動の主旨

私は、新宿区で生まれ育った29歳です。新宿御苑のそばにある幼稚園で育ち、目の前にある花園小学校を卒業しました。小さい頃、親や先生に連れられて何時間もどんぐりの実を集めたり、おたまじゃくしに触れたり、落ち葉を全身に浴びながら遊んだ記憶は今でも胸のなかに残っています。大人になった今でも、日常から離れてひと息つきたい時に、新宿御苑は大好きな場所です。「住む場所なんてあるの?」と聞かれるほど大都会のイメージのある新宿で私が生きてこられたのは、いつもそばに新宿御苑の緑がつくる安心感があったからでした。自分にとって大切な自然あふれる場所が、未来にずっと続いて欲しいと願っています。

しかし、そんな未来を消し飛ばすようなニュースが突然耳に入ってきました。環境省が、東京電力福島第一原発事故の除染作業で生まれた汚染土を「実証事業」として新宿御苑に持ち込むことを決めたのです。

住民に対して開かれた説明会はたった一度きり、わずか50名が対象でした。説明会の告知も、町内の掲示板を通してしか知る術がありませんでした。住民の同意を得ず強引に進められようとしているこの計画に強く反対したいと思い、同じくこの問題に憤りを感じている住民の方々とこの署名を立ち上げました。

この問題は私や近隣住民だけの問題ではないと思っています。観光などで新宿に来た時に、新宿御苑を訪れたことのあるひとも多いのではないでしょうか。年間250万人が訪れる新宿御苑は、多くの人にとって大事な場所です。そんな場所を安全に未来に残すために、ぜひあなたのお力を貸してください。

 

汚染土持込みによる影響

放射能汚染土が新宿御苑に持ち込まれれば、新宿御苑を利用する人々や、新宿御苑で働く人の健康に中長期的な影響を及ぼす懸念があります。

特に、放射能の影響が出やすい幼児や、原発事故に責任のない外国人観光客など、多くの人に思わぬ健康被害を与えてしまう可能性があります。新宿は土地が少ないため、幼稚園や保育園など、近隣の幼児は新宿御苑を園庭として利用し、毎日のように散歩に来ています。今回の実証事業で汚染土が持ち込まれる区画は、ちょうど新宿御苑の入口付近に位置し、往来も多い場所です。毎日、短時間でもその場所に触れる機会が積み重なれば、将来の影響は計り知れません。原発事故に何の罪もない子どもに健康被害を与えることは、あってはならないと思います。

また、新宿御苑は都会のオアシスとして、多くの外国人観光客を集めています。年間100万人以上の外国人観光客が訪れる場所に「実証事業」として放射能汚染土を持ち込むことは、日本のPRとしても得策ではないように思われます。

このように、放射能汚染土の持ち込みには懸念が多く残っています。安全性の確約されていない「実証事業」を無理やり進めてしまって良いのでしょうか?

 

なぜ汚染土持ち込みが問題か

今回の「実証事業」で再利用される土壌の放射能の基準は「1kgあたり8,000ベクレル以下」とされています。この数値は、原発の運転過程で生じる放射性廃棄物を安全に再利用できるとしている法令上の基準「1kgあたり100ベクレル」の80倍に当たります。8,000ベクレルという基準には、法的な根拠もなければ、安全性の確約もありません。作業に当たる労働者や新宿御苑を利用する人に及ぼす影響は未知数なのが実態です。

また、放射性廃棄物の取り扱いでは「集中管理」が原則です。拡散させないことが最重要の安全対策と言われるなか、なぜ放射能汚染土を住宅街のそばにあり、外国人観光客も多く訪れる新宿御苑に持ち込むのでしょうか。「実証」ではなく「実験」と言わざるを得ません。

そのうえ、環境省は住民の同意を得ず、強引に計画を進めようとしています。住民説明会は事前登録が必要で、わずか2町内での掲示板告知のみ。説明会では、事業の開始時期も、期間も明らかにされませんでした。地域住民や新宿御苑の利用者など、本来は多くの人の同意があって初めて承認されるべき計画ですが、「丁寧に説明する」と言いながらこのように強引に進める環境省の姿勢には不信感を抱いてしまいます。


放射能汚染土の処分については、福島と首都圏で汚染土を押し付け合うのではなく、国と東京電力の責任で、十分に安全性に配慮しながら、できるだけ多くの人の生活や環境に影響しない方法を模索すべきではないでしょうか。

今回の計画を許してしまうと、さまざまな懸念の残る放射能汚染土が誰も知らないうちに全国で利用されることになりかねません。そんな状態になってしまえば、私たちは未来へ責任を取ることができなくなってしまうでしょう。

 

要求

環境省には、新宿御苑への放射能汚染土持ち込みを行う「実証事業」を今すぐ中止・撤回するよう要求します。

 

 

新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会

 

呼びかけ人

【個人(五十音順)】

・足立眞理子 お茶の水女子大学名誉教授

・稲葉奈々子 上智大学教授

・鵜飼哲 一橋大学名誉教授

・大熊ワタル 音楽家、シカラムータ

・おしどりマコ 芸人、記者

・加藤登紀子    シンガーソングライター

・髙坂勝 半農半ダウンシフター

・五野井郁夫 政治学者・国際政治学者

・坂手洋二 劇作家、演出家

・崎山比早子 医学博士、高木学校、国会事故調査委員会委員

・外波山文明 新宿ゴールデン街商店街振興組合代表理事、劇団椿組座長

・中村敦夫    俳優・元参議院議員

・馬場憲治 マルチクリエイター、新宿高卒

・原口剛 神戸大学大学院准教授

・伴英幸 原子力資料情報室共同代表、新宿代々木市民測定所理事長

・平井玄    文筆家

・北條将徳 社会起業家

・山田真 小児科医

【団体】

・原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会

・ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)

・NPO法人新宿代々木市民測定所

・八王子市民放射能測定室・ ハカルワカル広場

・秋田放射能測定室 べぐれでねが

・高槻市民放射能測定所

・はかるなら(奈良・市民放射能測定所)

・さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろ

・つくば市民放射能測定所

・森の測定室・滑川

・にしとうきょう市民放射能測定所 あるびれお

・NPO法人 子ども全国ネット

・としま 子どもを守る会

・未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター(C-ラボ)

avatar of the starter
新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに 反対する会署名発信者たくさんの人たちが集う新宿御苑に、放射能汚染土が持ち込まれる環境省の「実証事業」に反対している会です。お問い合わせは、【gyoenosendohantai※gmail.com】まで。(※印を@にして送信してください)

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署名活動の主旨

私は、新宿区で生まれ育った29歳です。新宿御苑のそばにある幼稚園で育ち、目の前にある花園小学校を卒業しました。小さい頃、親や先生に連れられて何時間もどんぐりの実を集めたり、おたまじゃくしに触れたり、落ち葉を全身に浴びながら遊んだ記憶は今でも胸のなかに残っています。大人になった今でも、日常から離れてひと息つきたい時に、新宿御苑は大好きな場所です。「住む場所なんてあるの?」と聞かれるほど大都会のイメージのある新宿で私が生きてこられたのは、いつもそばに新宿御苑の緑がつくる安心感があったからでした。自分にとって大切な自然あふれる場所が、未来にずっと続いて欲しいと願っています。

しかし、そんな未来を消し飛ばすようなニュースが突然耳に入ってきました。環境省が、東京電力福島第一原発事故の除染作業で生まれた汚染土を「実証事業」として新宿御苑に持ち込むことを決めたのです。

住民に対して開かれた説明会はたった一度きり、わずか50名が対象でした。説明会の告知も、町内の掲示板を通してしか知る術がありませんでした。住民の同意を得ず強引に進められようとしているこの計画に強く反対したいと思い、同じくこの問題に憤りを感じている住民の方々とこの署名を立ち上げました。

この問題は私や近隣住民だけの問題ではないと思っています。観光などで新宿に来た時に、新宿御苑を訪れたことのあるひとも多いのではないでしょうか。年間250万人が訪れる新宿御苑は、多くの人にとって大事な場所です。そんな場所を安全に未来に残すために、ぜひあなたのお力を貸してください。

 

汚染土持込みによる影響

放射能汚染土が新宿御苑に持ち込まれれば、新宿御苑を利用する人々や、新宿御苑で働く人の健康に中長期的な影響を及ぼす懸念があります。

特に、放射能の影響が出やすい幼児や、原発事故に責任のない外国人観光客など、多くの人に思わぬ健康被害を与えてしまう可能性があります。新宿は土地が少ないため、幼稚園や保育園など、近隣の幼児は新宿御苑を園庭として利用し、毎日のように散歩に来ています。今回の実証事業で汚染土が持ち込まれる区画は、ちょうど新宿御苑の入口付近に位置し、往来も多い場所です。毎日、短時間でもその場所に触れる機会が積み重なれば、将来の影響は計り知れません。原発事故に何の罪もない子どもに健康被害を与えることは、あってはならないと思います。

また、新宿御苑は都会のオアシスとして、多くの外国人観光客を集めています。年間100万人以上の外国人観光客が訪れる場所に「実証事業」として放射能汚染土を持ち込むことは、日本のPRとしても得策ではないように思われます。

このように、放射能汚染土の持ち込みには懸念が多く残っています。安全性の確約されていない「実証事業」を無理やり進めてしまって良いのでしょうか?

 

なぜ汚染土持ち込みが問題か

今回の「実証事業」で再利用される土壌の放射能の基準は「1kgあたり8,000ベクレル以下」とされています。この数値は、原発の運転過程で生じる放射性廃棄物を安全に再利用できるとしている法令上の基準「1kgあたり100ベクレル」の80倍に当たります。8,000ベクレルという基準には、法的な根拠もなければ、安全性の確約もありません。作業に当たる労働者や新宿御苑を利用する人に及ぼす影響は未知数なのが実態です。

また、放射性廃棄物の取り扱いでは「集中管理」が原則です。拡散させないことが最重要の安全対策と言われるなか、なぜ放射能汚染土を住宅街のそばにあり、外国人観光客も多く訪れる新宿御苑に持ち込むのでしょうか。「実証」ではなく「実験」と言わざるを得ません。

そのうえ、環境省は住民の同意を得ず、強引に計画を進めようとしています。住民説明会は事前登録が必要で、わずか2町内での掲示板告知のみ。説明会では、事業の開始時期も、期間も明らかにされませんでした。地域住民や新宿御苑の利用者など、本来は多くの人の同意があって初めて承認されるべき計画ですが、「丁寧に説明する」と言いながらこのように強引に進める環境省の姿勢には不信感を抱いてしまいます。


放射能汚染土の処分については、福島と首都圏で汚染土を押し付け合うのではなく、国と東京電力の責任で、十分に安全性に配慮しながら、できるだけ多くの人の生活や環境に影響しない方法を模索すべきではないでしょうか。

今回の計画を許してしまうと、さまざまな懸念の残る放射能汚染土が誰も知らないうちに全国で利用されることになりかねません。そんな状態になってしまえば、私たちは未来へ責任を取ることができなくなってしまうでしょう。

 

要求

環境省には、新宿御苑への放射能汚染土持ち込みを行う「実証事業」を今すぐ中止・撤回するよう要求します。

 

 

新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会

 

呼びかけ人

【個人(五十音順)】

・足立眞理子 お茶の水女子大学名誉教授

・稲葉奈々子 上智大学教授

・鵜飼哲 一橋大学名誉教授

・大熊ワタル 音楽家、シカラムータ

・おしどりマコ 芸人、記者

・加藤登紀子    シンガーソングライター

・髙坂勝 半農半ダウンシフター

・五野井郁夫 政治学者・国際政治学者

・坂手洋二 劇作家、演出家

・崎山比早子 医学博士、高木学校、国会事故調査委員会委員

・外波山文明 新宿ゴールデン街商店街振興組合代表理事、劇団椿組座長

・中村敦夫    俳優・元参議院議員

・馬場憲治 マルチクリエイター、新宿高卒

・原口剛 神戸大学大学院准教授

・伴英幸 原子力資料情報室共同代表、新宿代々木市民測定所理事長

・平井玄    文筆家

・北條将徳 社会起業家

・山田真 小児科医

【団体】

・原発廃炉金属の再利用を監視する市民の会

・ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)

・NPO法人新宿代々木市民測定所

・八王子市民放射能測定室・ ハカルワカル広場

・秋田放射能測定室 べぐれでねが

・高槻市民放射能測定所

・はかるなら(奈良・市民放射能測定所)

・さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろ

・つくば市民放射能測定所

・森の測定室・滑川

・にしとうきょう市民放射能測定所 あるびれお

・NPO法人 子ども全国ネット

・としま 子どもを守る会

・未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター(C-ラボ)

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新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに 反対する会署名発信者たくさんの人たちが集う新宿御苑に、放射能汚染土が持ち込まれる環境省の「実証事業」に反対している会です。お問い合わせは、【gyoenosendohantai※gmail.com】まで。(※印を@にして送信してください)

意思決定者

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2023年3月28日に作成されたオンライン署名