

金木犀の香る季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
6月のご報告から、だいぶ間が空いてしまいました。
今日は、少し残念なお知らせをしなければなりません。
昨年11月から止まっていた店舗建築計画の現場について、9月17日に工事再開のご案内があり、現在、既存の建物の解体が進んでいます。
今回は住居としての計画と聞いていますが、具体的にどのような建物になるのか、まだ説明をいただけていません。
事業者は昨年、説明会まで行っており、40名近くの近隣の方が参加しています。
計画変更があるのであれば、それを皆様にお知らせいただきたかったと思うので、説明がないまま進むのは残念です。
これまで、オンラインで111名、手書きで60名近く、合わせて170名近い方々にご賛同いただきました。
それなのに、現在、何が建つのか具体的説明もないまま、工事が進んでいます。
皆様の思いをお預かりしておきながら、このようなご報告になってしまったことを、心から申し訳なく思っています。
前回お伝えした区長への署名の手渡しも、5月にお願いを始めてから今日まで、受け取っていただけるのかどうか、お返事をいただけていないままです。
それでも、皆様のお声が無駄だったとは思っていません。
署名をきっかけに、現場は10か月余り止まりました。
その間、区とのやりとりや確認を一つずつ重ねてきました。そのやりとりは、すべて書面として残っています。
そして今も、有志の会として、区をはじめ関係するところに、工事の状況について確認を求め続けています。
結果がどうなるかは分かりませんが、地域に住む者としてやるべきことは、最後まで続けるつもりです。
署名も、お預かりしたまま大切に保管しています。区長に受け取っていただけるよう働きかけを続けます。
そして、同じ無名坂沿いの別の土地でも、いま解体と建築の工事が進んでいます。
坂の景色は、この一年で大きく変わろうとしています。
こちらについても、有志の会として区に確認を続けています。
今回は、皆様に何かをお願いするためのご報告ではありません。
今起きていることを、ありのままお伝えしたいと思いました。
黙って終わらせることだけはしたくなかったからです。
この活動を通じて、近隣の方々のいろいろな違法建築などに関するお悩み、御相談を伺う機会があり、地域の環境を守りたい思いを共有する機会がありました。
この辺りは、国分寺崖線周辺のみどり深い地域で、事業者から見れば、開発できる宅地が沢山溢れているように見えるかも知れません。
地価の高騰もあってか、この辺りでは建築が相次いでいます。
閑静な住宅街やみどりとの調和を大切にしてほしい、という声も多く伺いました。
違法建築に関しても、一つ一つは微々たる問題でも、前例を作ると次々後が続いてしまいます。
この岡本地域だけでなく、全国色んな地域において、環境を守りたい、最小限の開発行為にしてもらいたいという声は多くあります。
日本人の人口は確実に減っており、優良物件しか残らないとも言われており、これからは不動産に対する概念も大きく変わる世の中です。
計画性無く開発行為を先行させて、一時的に収益化出来ても、後で、廃墟と化すような物件ではなく、長い目で見た優良な地域の環境に沿う建築が続く地域であって欲しいですね。
また状況が変わりましたら、ご報告いたします。
これまでのご支援に、改めて心から感謝申し上げます。
これからも宜しくお願い致します。
世田谷区岡本・瀬田 住民有志の会