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Student Campaign to Preserve Architect KIKUTAKE's Masterpiece 学生から、出雲大社庁の舎の保存をもとめよう!

1,987人の賛同者が集まりました



(※ If you are a student, please write the name of your school in the comment column.)
(※ You do not have to be a student to participate in this campaign.)

The Izumo Shrine Administrative Building(1963), a masterpiece designed by the late Japanese architect Kiyonori KIKUTAKE (1928-2011), is said to be planned for demolition soon. Numerous aspects such as its site condition, design process, structure, design, etc. make this a one-and-only piece of architectural work. (Additional explanation of the building can be found below.) With its unmatchable qualities, there is much to be learned from this building and it is of great significance that we are able to visit and experience its space. As a group of architecture students from Waseda University, we request this precious and irreplaceable building to be protected for its educational importance to us students. We express our gratitude towards the Izumo Shrine as we ask students from all over the world to join us in this petition.

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●Explanation of this building

 This building was built within the precincts of Izumo Shrine as the shrine’s administrative office and treasure hall. Its design was inspired by the rice-drying racks found in the Izumo region. KIKUTAKE attempted a composition consisting of 40-meter-long girders and precast concrete parts that can be dismantled and assembled in the same manner as Japan’s traditional wooden architecture. The project represents a new interpretation of tradition through contemporary architecture. (2014. The Sprit of Architecture, Kiyonori KIKUTAKE in Architectural Archives. Japan: Agency for Cultural Affairs)

 

  

(※学生の方は、コメント欄に「所属学校名」の記載をお願いいたします。)

(※学生でない方もご署名いただけます。)

建築家・菊竹清訓(きくたけきよのり・1928-2011)氏が設計した出雲大社庁の舎(いずもたいしゃちょうのや・1963年竣工)が、解体される予定であると言われています。出雲大社庁の舎は、建築作品として、その敷地条件、設計過程、構造、意匠など、複数の点において唯一無二の作品(詳細は以下に記載)であり、大いに学ぶ価値があり、その空間を体験できることにはたいへんな意義があります。私たち「早稲田大学 出雲大社庁の舎保存の会 学生の部」は、学生の団体として、出雲大社庁の舎を、学生が学ぶ価値のある貴重な財産として、これからも残していくことをもとめます。50年以上、この建築を守っていただいた出雲大社様に謝意を示しつつ、ここに日本全国の学生の署名を募ります。

賛同していただける方は、フォームから署名とともに、SNS等での拡散をお願いいたします。

 

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★学生からみた出雲大社庁の舎の重要性に関して

 

早稲田大学古谷誠章研究室では2013年度から、早稲田大学のOBでもある菊竹清訓氏の研究に取り組んでおります。

2014年度には文化庁国立近現代建築資料館からの委託により、菊竹清訓建築設計事務所に残された大量の図面・模型等の資料の概要調査を行い、「建築のこころ──アーカイブにみる菊竹清訓展」の展示計画・図録編集等の業務にも携わりました。

菊竹先生の言説、図面、スケッチ、模型を何度も読み解き、それを研究や調査・展示業務に役立てていく経験は、学生である私たちにとってこの上なく貴重な財産となっています。

 

また、日本建築の近代化の過程の中で、革新と伝統の矛盾に挑んだ菊竹氏の姿勢からは未だに学ぶところが多くあり、私たち学生が建築と社会を考えるための一つの指標にもなっています。

 「出雲大社庁の舎は、基本的にいって二つの対立し矛盾するもののなかから、それらを否定しつつ統一するものとしてつくりだされたものに他ならない」(菊竹清訓,2008,『復刻版 代謝建築論 か・かた・かたち』,彰国社)

 私たちが出雲大社庁の舎に対し深く感銘を受けるのも、この建物が矛盾を受け入れ、克服していることに理由があると考え、最初に以下の三点を挙げます。

 

1.  伝統—新しさ

「ノコギリもカンナもない時代にあれだけのものを作ったエネルギーに圧倒された。考えるとだんだんこわくなるほどだった。私は庁の舎の仕事で、やっと建築家として目覚めた気がする」(「表紙の人 菊竹清訓 日本の古代美を現代に生かす建築界のホープ」『週刊朝日』昭和39年4月10日発行,p.24,朝日新聞出版)

菊竹氏は、初めて出雲大社を訪れたときの感想としてこう述べています。

菊竹氏は、出雲の技術力を深く考察した上で、庁の舎には近代的な鉄筋コンクリート組立手法を採用することで、出雲の伝統的な木造建築の足下に、新たな建築を共存させることに成功しました。その思考過程に学ぶ意義があると考えます。

 

2.  技術—美学

出雲大社庁の舎の架構は、プレストレスト・コンクリートや、プレキャスト・コンクリートなど、当時の生産技術体系に則ったものが使われました。普通であれば普遍的空間に仕上がってしまうところを、菊竹氏はそれら部材を単品で生産し、同じ生産体系でつくられていながらも、各部材を決して画一なものにしなかったことで、建物全体に美しさを与えていきました。技術(生産手段)と美学(独自性)の両方を成し遂げたことには学ぶ意義があると言えます。

 

3.経年変化—奥ゆかしさ

出雲は雨の多い地域として有名です。菊竹氏は、外壁や柱に「しわの多いデザイン」を施し、予め雨による建物の表情の変化を見据えていました。その結果、庁の舎は時とともに美しさを増しながら周囲と馴染み、出雲大社本殿と共存しています。時とともに奥ゆかしさを増すそのデザイン手法に、学ぶ意義があると考えます。

 

 1〜3を成し遂げた背景には菊竹氏の確かな人間性があります。

 4.二つの対立し矛盾するものを否定しつつ統一していく人間性

「菊竹氏の場合、社会や人間に矛盾があっても状況を全面的に信頼し、承認してその日常性を直接把えるという立場を根底に据えて、建築から都市や自然改造までの広い領域に関わろうとする。」(伊東豊雄,1975,「菊竹清訓氏に問う われらの狂気を生きのびる道を教えよ」『建築文化』1975年10月1日号,p.82,彰国社)

このような建築家としての菊竹氏の姿勢、人間性を、出雲大社庁の舎をとおしてこれからも学んでいく意義があると考えます。

 

 さらに、保存された先の近い未来に起こりうる可能性として以下を挙げます。

 5.メタボリズム実現の可能性を秘めている

菊竹氏独自の三段階の方法論<か・かた・かたち>は、出雲大社庁の舎の設計を契機に思考が始められたとされ、後のメタボリズム思想に繋がる「更新建築」の概念の指針となっていることから、その思考構造と共に出雲大社庁の舎を学ぶことに意義があります。また、出雲大社庁の舎の最大の特徴である、二本の柱とそれにかかる40mの大梁以外の部分(玄関、外壁ルーバー、HPシェルの階段室の壁、室内装置)について菊竹氏は、将来部分的に更新されることを予見していました。そして、当初外壁ルーバーをガラスで計画しましたが、当時の技術が間に合わず、数十年後、ガラスで実現されるという可能性も示唆しています。特徴的な柱と大梁は残し、外壁がガラスになる計画が、庁の舎の保存を契機に実現する可能性があります。その更新過程と思考過程に学ぶ意義があると考えます。

 

建築の実空間を体験することは、建築を学ぶ学生にとって貴重な財産です。出雲大社庁の舎は、その特性上、唯一無二の建築として今後も残していくことが必要であると考えます。

賛同していただける方は、フォームから署名とともに、SNS等での拡散をお願いいたします。

※コメント欄に「所属学校名」の記載をお願いいたします。



今日:学生の部さんがあなたを信じています

早稲田大学 出雲大社庁の舎保存の会 学生の部さんは「Student Campaign to Preserve Architect KIKUTAKE's Masterpiece 学生から、出雲大社庁の舎の保存をもとめよう!」キャンペーンにあなたの手伝いも必要としています!学生の部さんと1,986人の賛同者と一緒うに賛同しましょう。