【共有情報】今月21日、被害を訴える生の声1048人分が公開されました。これは、昨年7月に結果発表が行われた「香害」アンケートの設問中、アンケート問6の「教室に入れず学校に行けない」「職場の理解を得られず職を失った」など深刻な事例を集約したもの。「香害をなくす連絡会」事務局である日本消費者連盟のホームページから閲覧できます。被害を訴える生の声が公式のものとして公開されたことに、大きな意義があると感じました。
香害を理解してもらうのに効果的なのは、まず被害の生の声を聞いてもらうことです。マイクロカプセル香料による症状の苦しみ、移香で一変した生活、理解されず失った人間関係…。具体的な話がなければ、経験がない方にはどれも想像が出来ないものだからです。それをまとめた資料やサイトなど共有できるものがあれば、周囲や行政に訴える際に活用しやすいことでしょう。
実際、被害を訴える生の声は、個人・グループ・組織などを発信源として、主にネット上で多く挙げられています。そのひとつひとつに強いメッセージが込められており、どれもが未来に繋がる重要なアプローチです。ただその問題点として、次の4点があるのではないでしょうか。
1、ネットの世界は想像以上に狭く、広がりが限定的である
2、活動主体が分からない、表現や方針の一部に納得できないという理由から参加に至らない
3、バラバラに挙がっているため、社会全体の動きが把握できない
4、社会に訴えかけるための大きくまとまった形態がない
香害の認知度がまだまだ低い現在は、この問題点を改善することも視野に入れながら、まずは被害を感じている人々が情報を広く共有することも必要です。この署名キャンペーンでは「空気ににおいをつけないで 香害は公害」のブログ運営者にお力添えをお願いし、みなさまには体験談をご投稿下さるようお願いしております。
またTwitterでは、毎月第1土曜日を「香害ツイッターデモ」の日とし、「#香害は公害」のタグを付けた投稿を呼び掛けている活動をしている方々がいらっしゃいます。(次回は2月6日)。その他、多くの声を集め社会に伝えようという活動がありましたら、この署名キャンペーンを通じ共有させて頂きたいと思いますので、ぜひお知らせくださいますようお願いいたします。
園山まり子

