Petition update鉄道運転士•鉄道会社の人手不足への矛盾-動力車操縦者運転免許に関する省令への身体基準緩和を求める署名/Relax Japan's Train License Rules

ダイヤモンドオンライン『両目1.0でも鉄道運転士を失職…「片目0.5」で免許を失った男性が訴えること』で本署名が紹介されました

AE86 MIDOUJapan
Oct 5, 2026

本日にダイヤモンド・オンラインにて当活動の特集記事が公開されました。筆者の枝久保達也様はじめ皆様の協力と応援ありがとうございます。
 https://diamond.jp/articles/-/400386
 しかし、この記事の終盤にある署名冒頭の

国土交通省の18歳引き下げや外国人採用は"ズレている"『安全に走れる運転士』を排除する『時代遅れの免許省令』の改正を!

しかしながら筆者は同意できないとありますが…視力基準の緩和と背反しないのは認めますが、現場を知る人間として本意で書いている事を誤解ないように説明させて下さい。

国土交通省が進める人手不足による政策は、現場のリアルや動向を何一つ見ていない、二重三重に「ズレた」机上の空論です。
 
18歳引き下げの冷酷な現実
動免(動力車操縦者運転免許)という資格は、鉄道会社に入社しなければ絶対に取得できない特殊な国家資格です。現代のような転職が当たり前の時代に、地方ローカル線が莫大なコストと時間をかけて18歳の若者を一人前に育てても、資格を取った瞬間に条件の良い大手鉄道会社へ流出してしまいますし実際に聞いています。地方鉄道は大手の「無料の育成機関」ではありません。
地方鉄道が本当に欲しているのは、ライフステージが落ち着き、地域に腰を据えて定年まで長く勤めてくれる可能性が高い「30代から40代の中堅世代」です。現場の技術を繋ぎ、将来のリーダーに育てていけるのはこの世代です。
 

外国人採用の欺瞞と「秒単位」で世界最高峰を誇る日本の鉄道技術と継承
国の言う「特定技能の拡大による外国人採用」の間違いは、日本の鉄道が「秒単位での正確性と極めて緻密な安全管理」を要求される、世界でも類を見ない超高精度なシステムだからです。
海外の多くの鉄道では数分の遅れは「定時」とみなされますが、日本の鉄道はわずか数十秒のズレすら許されず、超過密なダイヤを人間の手とバックアップシステムで維持しています。これを支えているのは、単にマニュアルを翻訳して覚えれば済むような単純作業ではありません。
言葉のニュアンス、日本の風土や天候のクセ、そして異常時に一瞬で「列車防護」を判断するような「長年の現場経験で培われる緻密な暗黙知」です。
現在の歴史的な円安、そして就労ビザの厳しい制限がある中、わざわざ選ばれなくなっている日本にやってくる短期前提の外国人労働者に対して、この世界最高の技術を「継承」することなど構造的に不可能です。技術継承を諦め、現場の質を落とすことは、日本の鉄道の「安全神話」を内側から崩壊させることに他なりません。
 
「ただ人を入れて数を合わせる」だけの国のその場しのぎの愚策
国や世間が進める「18歳引き下げ」や「外国人枠拡大」の正体は、現場の持続可能性を何一つ考えていない、ただ頭数を揃えてその場を凌ぐだけの「無責任な数合わせ」です。
「ここに残って長く貢献したい」と願う目の前のベテラン現役世代を、古い数値(片眼0.7未満)だけで容赦なく切り捨てる。日本の鉄道の構造的崩壊の足音を、私たちはこの記事を武器に、さらに国や社会へ突きつけていかねばなりません。引き続き、皆様の力での応援をよろしくお願いいたします。

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