Petition update若くしてがんになった人が、安心して治療に専念できる社会へ――AYA世代がん患者さんの休職中における社会保険料免除を求めます!

【88名の皆様に心からの感謝💖を込めて】: がんを治すだけでなく、がんになった人の人生を守る社会へ🍀💐

一戸 辰夫Hiroshima, Japan
Oct 22, 2026

この署名活動を応援してくださる、最初の88名となってくださった皆様へ

9月27日に開始した本署名活動には、本日までに88名の皆様から温かいご賛同をいただきました。
まだ小さな活動ではありますが、若くしてがんになった患者さんたちの未来を守りたいという私たちの願いに、いち早く共感してくださった皆様に、心より深く感謝と御礼を申し上げます。
本日は、1回目の活動進捗報告に代えて、皆様への感謝とともに、この署名活動を通じて、私たちが社会に問いかけたいことを、少しだけお伝えさせてください。

🌸がんを治すことと、がんになった人の人生を守ること:
この数十年間、わが国のがん医療は大きく進歩してきました。
かつては治療が難しかったがんでも、新しい薬や治療法の開発によって、長期間の生存や、治癒を期待できる患者さんが増えてきました。
私たち医療者も、一人でも多くの患者さんの命を救いたいという思いで、診療や研究に取り組んできました。
しかし、その一方で、私たちは大切なことを見落としてきたのかもしれません。
「がんを治すこと」と「がんになった人の人生を守ること」は、必ずしも同じではない、ということです。

治療が成功しても、それまでの仕事を失ってしまう方がいます。
長期間の療養によって経済的な困難に直面し、治療後の生活を立て直すことに苦労する方もいらっしゃいます。そして、若くしてがんになった方々の中には、これから築いていくはずだった人生の計画を、大きく変更せざるを得なくなる方もいらっしゃいます。
私たち医療者は、患者さんの病気を治すことだけでなく、その方が治療後も希望を持って人生を歩んでいけるようにすることについて、もっと真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

🏙️ 患者さんを支えることは、ご家族や社会を支えることでもあります:
AYA世代のがん患者さんを支えるということは、決して患者さんご本人だけを支えることではありません。若い患者さんの中には、幼いお子さんを育てている方もいらっしゃいます。
その方が治療のために仕事を休まなければならなくなったとき、経済的な負担はご本人だけでなく、ご家族全体に及びます。

また、病気になった社員の職場復帰を待ちたいと願っている企業にとっても、休職中の社会保険料負担は、決して無関係な問題ではありません。
私たちは、若い患者さんが安心して治療を受けられるようにすることが、ご家族の生活を守り、患者さんの職場復帰を支え、ひいては社会全体を支えることにもつながると考えています。

現在の日本では、出産や育児のために仕事を休む方々について、社会保険料の免除制度が設けられています。これは、社会全体で新しい命と子育てを支える、とても大切な仕組みです。

では、突然がんという病気に直面し、治療のために仕事を休まざるを得なくなった若い方々についても、同じように支えることはできないのでしょうか。
私たちは、決して実現不可能な理想を訴えようとしているわけではありません。
必要な財源についても公的統計を用いた試算を行い、制度の実現に向けて、できる限り客観的な根拠を示しながら、社会全体で議論を進めていきたいと考えています。

📣この問題を、もっと多くの方々に知っていただきたいのです:
今回の署名活動を始めてから、私たちはAYA世代のがん患者さんを支援するさまざまな団体の皆様にも、この問題について情報をお届けしてきました。
その中で、あらためて感じていることがあります。
それは、若くしてがんになった患者さんたちの生活を支えるためには、医療者や患者さんのご家族だけでなく、もっと多くの方々に、この問題を知っていただく必要があるということです。
社会保障の制度は、誰か一人の力で変えられるものではありません。
しかし、これまで十分に知られてこなかった問題であっても、一人、また一人と、その大切さを理解してくださる方が増えていけば、やがて社会全体で考えるべき課題として受け止めていただけるようになるのではないでしょうか。

そして、ここで皆様に、もうひとつだけお願いがあります。
もしよろしければ、ご家族やご友人、職場のお仲間など、身近な方々にも、この署名活動のことをお伝えいただけないでしょうか。
「若くしてがんになった人が、治療のために仕事を休んでいる間も、社会保険料を払い続けなければならない」
この事実を、まずは知っていただくだけでも、大きな意味があると思っています。
一人の方が、もう一人の方に伝えてくださる。
その小さな積み重ねが、やがて社会を動かす大きな力になることを、私たちは願っています。

🔮 最初の88名の皆様へ:
今回、88名の皆様からいただいた温かいご賛同は、私たちにとって、そのままこの活動の「原動力」となっております。それは、若くしてがんになった人たちの未来を守りたいという願いを、私たちとともにしてくださる88名の方々が、すでにいらっしゃるということです。
そのことを、私たちは何よりも心強く感じています。

がんを治す医療の進歩に、がんになった人の人生を守る社会の進歩が、追いついてほしい。
そんな願いを込めて、これからも一歩ずつ活動を続けてまいります。
どうか、皆様のお力を、引き続きお貸しいただければ幸いです。
あらためまして、最初の88名となってくださった皆様に、心からの感謝を申し上げます。

署名サイトURL: https://c.org/yzqSdVvSZH

一戸辰夫
「若手がん治療医・血液内科医を支援する会」 代表
[連絡先:tatsuo.ichinohe@icloud.com いつでも皆様からの建設的ご批判・ご意見をお待ちしています]