塔ノ沢の上湯大衆温泉を再開してほしい。

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古き良き貴重な共同浴場が、やむなく休業に追い込まれてしまいました。

こんにちは。私はひなびた温泉研究所というウェブマガジンを運営しております岩本薫と申します。この度は、いち温泉愛好家として、現在、休業中である共同浴場の再開のために、全国の温泉を愛するみなさま方に力を貸していただきたく、このchange.orgを利用させていただきました。
箱根の塔ノ沢温泉といえば、日本有数の観光地箱根の中にあっても、昔ながらの風情を残す、古くから文人墨客に愛された温泉街です。その温泉街のシンボル的な旅館が登録有形文化財の宿「環翆楼」で、その隣に古びた一軒家のような上湯大衆温泉があります。
戦前からあるこの上湯大衆温泉は、地元の人に親しまれてきた共同浴場であるだけではなく、全国から、ひなびた共同浴場を愛するコアな温泉愛好家たちがやってくる、知る人ぞ知る共同浴場でもあります。それもそのはずで、この上湯大衆温泉は、場所柄、隣の環翆楼と同じ源泉を引いていて、環翆楼の湯といえば徳川家ゆかりの名湯であり、つまり、そんな名湯と、ひなびた共同浴場の風情、地域の共同浴場ならではの地元の人とのふれあいが楽しめるという、貴重な共同浴場でもあるからです。
しかし、その上湯大衆温泉は、今年の1月3日に休業へと追い込まれてしまいました。これまで上湯大衆温泉を切り盛りしてきたのは柳沢昌子さん(72)という女性で、2015年の大涌谷の火山活動の活発化によって客足が遠のいてからというもの、経営難に陥り、そんな中で、ボイラーの燃料費にご自分の年金を充てたりと、言わば自腹を切るような形で、なんとかやり繰りをしてきました。その実情は毎日お金を追われているような状態で、また、有志の方々からの協力を得ていたものの、他に運営を任せられる担い手が見つからず、週5日番台を務めてきましたが、ご高齢ゆえに体力的にもかなり厳しく、続けていきたい気持ちを残しながらも、やむなく休業を決めたというのが、これまでの経緯です。

再開の可能性はあります。みなさま、力を貸してください。

再開にあたっては自治会での経営や町営という可能性が残されています。しかし、そのためには、地元関係者の心を動かすことが必要です。中には更地にして駐車場にしてしまおうという声もあると聞きます。そんな状況を打開するために、この上湯大衆温泉が、どれだけ多くの人に愛されてきたのか、また、どれだけ多くの人が存続を望んでいるのかを、この問題にそれほど関心を払っていない地元関係者に、署名を集めることでわかってもらいたいというのがこの度の署名運動の趣旨です。たまたま私が自著「ひなびた温泉パラダイス」で上湯大衆温泉を紹介したご縁で知り合った柳沢さんから、上湯大衆温泉の窮状を聞き知り、それならば全国の温泉ファンに呼びかけて、上湯大衆温泉の休業を惜しむ“より多くの声”を届けてみましょうということになりまして、すでに集まっている地元の利用者たちの署名と合わせて箱根町の町長や地元関係者にお届けすることで、上湯大衆温泉のような多くの人たちに長く愛され続けてきた共同浴場を、いっときの事情だけでなくしてしまうことは、長い目で見れば取り返しのつかないことであるということを訴えていきたいのです。

塔ノ沢温泉らしい、町の誇れる宝として上湯大衆温泉を残していきたいのです。

温泉愛好家であるみなさまであれば、上湯大衆温泉のような古き良き共同浴場の価値がよくお分かりかと思います。私自身もひなびた温泉を取材通じて全国をめぐっておりますが、徳川家ゆかりの登録有形文化財の宿と、その対局にあるようなひなびた共同浴場が、同じ源泉を分け合いながら隣同士にあるというユニークな例は実に珍しいと思っています。古くから温泉地として栄えてきた塔ノ沢だからこそ、また、昔ながらの風情を残す塔ノ沢温泉だからこそ、自然形成的にそんなユニークなものができたのだと思います。だからこそ、上湯大衆温泉を継続していくということは、上湯大衆温泉だけの問題ではなく、塔ノ沢温泉ならではのユニークな温泉文化を残していくことなのだと思うのです。上湯大衆温泉は箱根町の誇れる宝としての存在価値があるということを、私はみなさまとご一緒に訴えていきたいと思っております。その思いは柳沢さんも同じです。日本の温泉文化を愛するみなさま、署名という形で、どうか力を貸してください。お忙しい中、ここまで長文を読んでいただきましてありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。



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