①9/27 「神宮外苑を守る有志ネット」要望書提出と記者会見動画
②9/13 神宮外苑訴訟記者会見〜よくある質問と回答ショート動画
①9/27 「神宮外苑を守る有志ネット」要望書提出と記者会見動画
昨年の9月12日、東京都は事業者に対し、ラグビー場の敷地の既存樹木伐採の前に、
樹木の保全の見直し案を示すよう要請を行いました。
要請後、約1年が経過した今年の9月9日「神宮外苑地区のまちづくりにおける樹木の保全」が事業者サイトに公表されました。
事業者はこの見直し案(変更届)を、今後環境影響評価審議会に提出するとしています。
これを受けて、9月27日、神宮外苑を守る有志ネット一同は、小池都知事及び東京都環境影響評価審議会に対し「樹木の保全の見直し案(変更届)」の審議を確実に行うことを求める要望書を、環境局環境アセス担当課長に提出しました。
その後都庁記者クラブにて提出の報告と、野球場セットバックに関する追加資料
「新球場の座席数予想」の発表をしました。
ギリギリの用地に建てられる新野球場、18.3メートルのセットバックは可能なのだろうか?
犠牲になるのは、樹木だけではなく現状案よりさらに削られる外野席ではないか?
「外野の座席数が減る」ことは、事業者も認めています。
では、現状案での座席数とはどうなっているのか、シュミレーションしてみました。
現在の神宮球場は内野と外野の座席数はほぼ半々なのに対し、新野球場は約7対3の割合、料金の高い内野席を増やし安価な外野を削っているので、バランスの悪い形になっています。
具体的な設計プランを明かさない事業者への疑問が深まります。
*2024/9/27神宮外苑を守る有志ネット記者会見動画
https://www.youtube.com/watch?v=zkTDKbwp6Os
【東京都環境影響評価審議会において、神宮外苑地区市街地再開発
「樹木の保全の見直し案(変更届)」の審議を確実に行うことを求める要望】
ー要望書の要旨ー
東京都環境影響評価審議会において、事業者から提出の「樹木の保全の見直し案(変更届)」について確実に審議を行うよう要望します。
◉令和4年8月18日の審議会総会においての審議会会長の提案、
および「審議会として継続的に関与していく」と答申にも示されたとおり、
事後調査手続段階の審議会においても事後調査報告と変更届について厳正な審議を行うこと。
◉ラグビー場の施設計画の変更による樹木の保全
◉絵画館前広場のテニス施設計画の変更による樹木及び緑地の保全
◉港区道にある2列18本のいちょう並木の保全
◉野球場について示されたセットバック方針についての環境影響評価
②9/13 神宮外苑訴訟記者会見〜よくある質問と回答ショート動画
先月9月13日、神宮外苑再開発認可取り消し訴訟の第5回口頭弁論が行われました。
その後の記者会見で、原告のひとりである白田信重さんから、神宮外苑再開発について寄せられるよくある質問に対して回答する発言がありました。
わかりやすくまとめたショート動画をご覧ください。そしてSNSなどで拡散してください。
*神宮外苑訴訟原告団記者会見〜よくある質問と回答(4分40秒)
https://www.youtube.com/watch?v=VZAyZ18bSPk
*神宮外苑訴訟サイトより【神宮外苑再開発〜よくある質問と回答#1~#5】
https://www.savejingugaien.com/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%A4%96%E8%8B%91%E5%86%8D%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%A8%E3%81%AF/
【神宮外苑再開発:よくある質問と回答】
Q1/神宮外苑は明治神宮の私有地ではないのか。
今回の再開発計画に外部の人があれこれ口を出すのはおかしい。
A1/神宮外苑とその施設や緑は、法律で定められた公益性の高い都市計画公園として、市民の誰にでも開かれた公共財であり、決して一部の事業者や利害関係者たちだけで自由にしてよいものではありません。
歴史的にはもともと国有地で、創建時の無償貸与や戦後の払い下げの際には、公共性の維持と民主的運営の条件が付いており、これを明治神宮は遵守すべきです。
また計画地には、文科省の独立行政法人の所有地も含まれており、公益性があります。
内苑の維持費捻出を理由に外苑の再開発計画を正当化する声もありますが、公共財の維持管理方法は本来広く議論して決められるべき事柄です。
明治神宮の財政状況等の開示とともに、他の手段を選択しない正当な理由についての説明と議論が必要です。
Q2/東京都はこの計画に関係ないのに、なぜ都を相手に提訴しているのか。
A2/この再開発計画立案の段階から、東京都は計画を主導する形で関わっています。
また、東京都は計画に対して認可の権限があり、認可するからこそ計画は進められます。
都は本計画の実質的な主体の一つであり、小池都知事の言う「民間事業なので東京都はこの計画に関係ない」は全くもって誤りです。
Q3/なぜ再開発計画に反対するのか。
A3/私たちは再開発すること自体に反対しているわけではありません。
現行の計画案にはあまりに問題が多いので、いったん立ち止まって再検討をするべきだと言っています。パリのイコモス本部からも、この計画内容に対する重大な懸念が出されています。
そもそも今回の計画の進め方や制度利用には、制度の趣旨の捻じ曲げや、手続きの回避などがあり、私たちは道義的問題のみならず違法性もあると見ています。
実際、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会は、今回の計画の経緯が「人権に悪影響を及ぼす可能性がある」とする報告書を公表しました。
Q4/どのような人が計画反対を言っているのか。
A4/近隣住民も含む、神宮外苑を愛する人たちによる全市民的な異議申し立てです。
リベラル系と保守系の双方から今回の計画に反対する声が出ており、この両者の意見が一致しているという点では非常に稀なケースと言えます。

