黒崎 るみ北九州市, 日本
2021/07/01

Rさんの元に愛鳥オカメインコの雪ちゃんが349日ぶりに帰れた話はネットのニュースにも取り上げられ、大きな反響を呼んでいます。雪ちゃんとの再会に拍手喝采の感想が数多く見られます。保護主さんが偶然見つけた飼い主さんの投稿で再会が叶ったのですから本当に本当に良かったと思います。

ですが、この進捗状況報告では、再会まで349日を要した原因を、今一度、ネットニュースの記事を引用させて頂きながら、クローズアップしたいです。

先の進捗状況報告でも書きましたが、雪ちゃんが迷子から3日後に保護されていたにもかかわらず、Rさんは迷子にしてすぐ遺失届をしていたにもかかわらず、すぐにRさんの元に帰れなかった原因は警察署にありました。

「鳥は、犬や猫とは違うから、飼い主は見つからないと思う。あなたが飼う気持ちがないんであれば、保健所行きになる」と、拾得者であるEさんに答えた警察官は、Eさんの「住所も名前も連絡先も聞か」ず、拾得届の書類書き込みもさせず、もちろん拾得届受理もなかったわけですが、今回のネットニュース記事を書かれた松川記者が、そのことを警視庁に確認すると、「事実関係が明らかではないので、コメントはできない」(「」内は記事より引用)と言われたそうです。

では、事実関係が明らかになったらコメントできるということでしょうか。でしたら、ぜひ明らかにして頂きそのコメントを聞きたいものです。警察というところは事実関係を明らかにするのは最も得意とする分野だと思いますので。

雪ちゃんの飼い主Rさんは、雪ちゃんを迷子にしてからの半年以上、受理されることのなかった拾得届をそれこそ血眼になって検索しました。「東京を管轄する警視庁だけでなく、首都圏にある全県警の「拾得物」情報をリスト化し、3週間ごとに確認したそうです。」(記事より引用)

皆さん、警視庁の「落とし物検索サイト」をぜひご覧ください。23区別、市町村別に検索をしなければなりません。加えてRさんは首都圏の県警落とし物サイトも調べていた訳ですから、全区域から検出した鳥の拾得届について各警察署に問い合わせまでするとなると1回の検索・問い合わせにつき、数時間は要します。

 


https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sodan/otoshimono/kensaku.html

 


「公表されている情報は詳細ではないため、「鳥」などの拾得物があるたびに、担当の警察に問い合わせます。1年で警察に問い合わせた回数は、160回にもなっていました。」(記事より引用)

1人の警察官の誤った対応から、Rさんは日本滞在の初期の貴重な経験の時間、そして、愛鳥雪ちゃんが幼鳥から若鳥、成鳥へと成長していくのを見守る貴重な経験の時間を虚しく失いました。

拾得者に対応した警察官が「迷子鳥は飼い主が見つからないから」そう断定したこと、本来は譲渡処分なのに「保健所行き」つまり殺処分を仄めかし拾得者に所有者がいることが前提の拾得物(雪ちゃん)を拾得届の手続きをさせずに持ち帰らせたこと、全て、警視庁遺失物センター所長の動物の届出の対応についての説明(記事を参照願います)とは異なる対応をされています。職務怠慢という言葉は言い過ぎでしょうか。

実は私も愛鳥を迷子にした4年前に交番の警察官に同様の言葉を投げかけられました。「迷子になった鳥が届けられて飼い主の元に帰れたなんて、長年勤務しているけど聞いたことないよ」

その方の個人的な経験など聞いていません。警察なのですから、遺失物法に則った対応をお願いしたかったと思います。(私の遺失届も受け付けた警察官から書類の書き込みの案内がなく、連絡先を記した迷子鳥ポスターを渡しただけだったので、不受理であったことが5日程経過した後に判明。青くなって手続きをやり直しをしました。拾得届遺失届手続きした場合は、受理番号というのがありますから、手続き終了の確認のためにはそれを必ず教えてもらう必要があります。)

他にも、せっかく少女が保護して交番に届けたセキセイインコを野に放たせた警察官、保護された鳥の情報はSNSで探してくださいと言ってのけた警察官、飼い主なりすましを恐れるあまり保護された鳥と問い合わせの遺失者(飼い主)との面会を阻む警察官、届出があってから二、三日後にしかアップされない落とし物検索サイト、なりすまし防止で最低限の情報しか記入されないから問い合わせの電話のやり取りで特徴の照らし合わせが困難だったり、鳥なのに虫と誤って記入されていた例などもありました。このデジタル化の時代、画像で照らし合わせぐらいすぐに導入出来そうなのに、言葉のやり取りだけでは勘違い見落としがどれほど起きていることでしょう。ましてやサイトに載せる時の分類を間違われては探しようがありません。

似た個体の拾得届があったら連絡します、と警察は言われますが、私は、この4年間、同種の鳥の連絡を警察署から受けたのは1件のみです。それも同種の中でも羽根に模様ありの細かく言うと別種の個体についてでした。その後多くの同種の拾得をSNSを通じて知りましたが、警察署からの連絡は皆無でした。

警察署は異動の多い職場、多くの場合、迷子動物の種類、習性、取り扱いに詳しくない慣れていない方が、会計課の窓口で動物の遺失届拾得届を受け付けていらっしゃるのが現実です。常に混乱困惑が起きていると拝察します。

実際に迷子ペットの捜索をしていると、このように数多くの問題が耳に入り目に入って仕方がないです。

恐らくは真面目に誠実に職務遂行されている警察官がほとんどで、数パーセントの不適切さが入って来ているのだとは思いますが、その不適切さ故に、悲しみの沼から抜けられない飼い主やペット達、そして心優しく多くの負担を担ってしまった保護主が日本中に存在することを知って頂き、どうか、警察署は、今一度、迷子ペットの窓口としての職務やシステムに改革の必要性を感じて頂きたいと思います。前回も書きましたが、警察署の担当者の方自身がお心を痛めているはずなんです。特にこのコロナ禍にペットの迷子・遺棄が増大しています。

飼い主は大切なペットを迷子にしてはいけない、もちろん大前提はそこです。迷子にしたら猛省しなければなりません。

しかし、それを盾に、警察署の職務が不適切であったことがなかったことのようにされてはならないと思います。全く別問題だと思います。

改革に着手を。よろしくお願いいたします。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/withnews.jp/amp/article/f0210701003qq000000000000000W08k10201qq000023264A%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D

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