キャンペーン成功!
宛先: 東宝東和株式会社

映画「Unbroken」を日本で劇場公開しよう!

 配給会社東宝東和はアンジェリーナ・ジョリー監督作品「Unbroken」の日本公開を請け負う予定でしたが、2015年1月に中止すると発表しました。

 この作品は太平洋戦争中に搭乗していた爆撃機が墜落して、47日間の漂流を経験し、日本軍の捕虜となったオリンピック選手ルイス・ザンペリーニ氏の伝記映画です。

 この中で、日本軍の捕虜収容所の描写について日本人の間から批判が起こり、東宝東和はそれを恐れて公開を中止したようです。

 しかし、私がシナリオを取り寄せて読んでみたところ、捕虜収容所の部分は全体の一部であり、漂流中の出来事もかなりのシーンを用いて描かれています。噂されたような日本兵が人肉を食べるシーンなどありません。ザンペリーニ氏に辛くあたる渡辺伍長も、個人的な理由がそうさせているのであり、日本という国が邪悪な存在として描かれてはいません。

 残念ながら、日本の捕虜収容所で捕虜の死亡率が極めて高かったことは歴史的事実です。認めたくないことであっても、我々はそこから目を背けることはできません。この件についての議論は厖大なものになるので、ここまでにしますが、この事実を理由にこの作品を拒むのは理屈に合いません。

 米軍兵士だって、日本人を沢山虐殺したとか、広島市と長崎市への原爆投下はどうなるのかといった意見は、ここではする必要がありません。私は2006年から戦争と平和に関するホームページ「スパイク通信員の軍事評論」を運営していますが、その中でイラク戦とアフガン戦で米兵がやった犯罪については数限りなく取り上げました。その上で言いますが、異なる事件をごちゃ混ぜにすることに意味はないのです。それを主張すれば、あらゆる戦争犯罪の追求が不可能になるからです。

 もともと、これは戦争映画でなく、スポーツの映画です。2020年に東京都でオリンピック大会を開催するのなら、こうした作品はむしろ今上映されるべきです。というのも、本来ならザンペリーニ氏は日本が開催権を返上しなければ出場できた1940年の東京大会に出場したはずだったからです。オリンピックと戦争の問題は、戦後にも繰り返されたことであり、今一度、我々が考察することは重要です。ザンペリーニ氏は長野大会で聖火ランナーを務めるために来日しました。映画はそこも描いています。シナリオにも「Unbroken」とは不屈のオリンピック精神のことだと書かれています。

 なにより、この作品はキリスト教にみられる「赦し」の概念がテーマなのです。ザンペリーニ氏は渡邊伍長が憎くてたまらなくなり、殺したいという考えに取り憑かれます。それは後に、彼自身を苦しめ、最終的には渡邊を赦そう、そうしないと自分は憎しみの円環から出られないと悟るのです。そういう哲学的な問題がテーマなのであり、日本を悪者に仕立てたいといった悪意はないと、私は信じます。

 それでも、この映画を許せないという人こそ、この映画を観るべきです。そもそも、観てもいない映画を批評することに何の意味があるのでしょうか?。

 正しく紹介するなら、この作品は日本人の目に触れさせることができます。私は今、この作品の日本語字幕を作成しています。劇場用パンフレットに掲載する解説文を書くこともできるでしょう。劇中に登場する台詞「If you can take it you can make it.(やればできる)」の通り、なんでもやればできるのです。日本人が勇気を出して、この作品を日本で公開すべきなのです。

 なお、フィエスブック上で、この活動のホームページを開いています。こちらをご覧下さい。

署名は以下の宛先へ届けられました:
  • 東宝東和株式会社


    田中 昭成さんはを賛同者1名から始め、1,814人の賛同を集め成功を勝ち取りました。あなたも、変えたい課題に対して、キャンペーンを始めてみませんか?




    今日:昭成さんがあなたを信じています

    田中 昭成さんは「東宝東和株式会社: 映画「Unbroken」を日本で劇場公開しよう!」キャンペーンにあなたの手伝いも必要としています!昭成さんと1,813人の賛同者と一緒うに賛同しましょう。