2023/06/20
日比谷公園には多くの思い出を胸に秘めたファンが東京中にいます。実は東京だけではなく全国、世界に広がっています。
具体的には、日比谷公園に200基以上ある「思い出ベンチ」には日比谷公園に対する熱い、あるいはほのぼのとした思い出を抱いていらっしゃる方がたくさんおいでになることを証明しています。背もたれのプレートにその文面(ショートメッセージ)が1基に1枚貼付されています。
これらは今から20年前、日比谷公園開園100年記念で計画されたこの「思い出ベンチ」を15万円、20万円という高額でのご寄付をされた方々の美しい言葉なのです。
このような熱心な日比谷公園ファンのお気持ちは、「緑」と「水」と、さわやかな「小音楽堂」の都民コンサートのような、歴史ある従来の落ち着いた環境をこよなく愛していました。
本多静六博士始め多くの専門家が取り組んだ歴史に残る日比谷公園を超巨大イベント公園に改造すべきではありません。そもそも、日比谷公園は「空き地」ではありません。貴重すぎる都心のオアシスなのです。
「鳥」や「魚」、「昆虫」たちも「緑」豊かな都心のオアシスをこのままにしてほしいと、きっと望んでいることでしょう。声には出していませんが、周辺に勤務されている方々も、この「オアシス」のありがたさを十二分に満喫していることでしょう。
(高橋裕一・元日比谷公園管理所長・日比谷公園の歴史と文化をこよなく愛する会代表)
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