幕張メッセで武器見本市を開催しないでください

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今年 6 月に「MAST Asia 2019」、11 月に「DSEI JAPAN 2019」という国際的な武器の見本市が、千葉市にある千葉県の県有施設、幕張メッセで開催されようとしています。

「MAST」は国際的な海洋防衛の武器の見本市です。2006年を皮切りに欧米諸国で毎年開催され、2015年にパシフィコ横浜でアジア初の「MAST Asia 2015」が開催されました。その2年後の「MAST Asia 2017」から会場が幕張メッセに移され、「MAST Asia 2019」も同会場で開催されようとしています。日本での開催は3回目となりますが、3回も開催された国は、今のところ他にはありません。

「MAST Asia 2017」では、日本からも三菱重工、川崎重工、新明和工業などが参加し、誘導ミサイル駆逐艦、水陸両用車などを出展しました。

「DSEI JAPAN」は、ロンドンで隔年開催されている大規模武器見本市の、日本での初めての出張開催であり、「日本初の総合防衛展示会」と銘打ち、陸海空軍、サイバーのあらゆる武器を出展します。

「日本の防衛のために見本市は必要」との声もありますが、これらの見本市は外国企業が日本に武器を売り込むだけではなく、日本から外国へ、あるいは外国から外国への武器ビジネスの場ともなるのです。

ここで、MAST Asiaにも出展する、死の商人として名高いロッキード・マーチン社CEOマリリン・ヒューソン氏の言葉をご紹介します。

「中東や中国、北朝鮮の緊張がある限り、我が社の繁栄は続く」

見本市は防衛のためなのでしょうか?この言葉が表すように、軍需産業が繁栄するためのものではないのでしょうか?いったいこの人たちは、自らの産業がもたらす多くの人々の不幸を想像したことがあるのでしょうか?

幕張メッセは過去、「9 条世界会議」や「ホビーショー」などの平和的、文化的イベントに使われてきました。その同じ会場で、武器商人が集い、世界の軍拡を助長するイベントをするのは容認しがたいものがあます。幕張メッセが「軍需産業のメッカ」のような不名誉なレッテルを貼られてしまうことは、千葉県民として恥ずべきことです。

それだけでなく、平和憲法を誇るすべての日本の市民にとっても、到底許されるものではありません。

何より、ここで展示された「防衛装備=武器」により、どこかの国々に緊張がもたらされ、その国に住む人々、とりわけ子ども達が傷つけられ、殺されてしまったら・・・。

それは、黙認していた私たちにも責任があるのではないでしょうか。

したがって、この状況は、千葉県だけの問題ではなく、「防衛」の名を騙り、各国に緊張の種をばらまくこのような「武器の見本市」などというものは、本来、日本中のどこでも世界中のどこでも、開かれてはならないはずです。

千葉県は 1994年10月に「非核平和千葉県宣言」を決議しています。武器見本市を開催することが、この宣言の「戦争という手段によらずに紛争を解決する道を追求する」という理念に反していることは明らかです。

私たちは、この素晴らしい理念を遂行するために、「幕張メッセで武器見本市を開催しないでください」と声をあげました。

加えて、地方自治法244条では、県立施設の設置目的は「住民の福祉の増進」とされており、武器見本市の開催はこの目的に反しています。さらに、「幕張メッセ(日本コンベンションセンター国際展示場)」設置管理条例第2条に明記された、「千葉県の‘産業の振興’、‘文化の発展’、‘国際化’に資するため」との設置目的にも反することは明らかです。

今回、「幕張メッセでの武器見本市の開催について反対」の意見が多く集まれば、開催を中止させられるかもしれません。そしてそれが「前例」となれば、今後どこかで計画される「武器の見本市の開催」を阻止できるのではないでしょうか?

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