Petition update子どもはモノではない。もう死なせない!子どもが親に会いたいと言えば普通に会える社会を!児童の意思を尊重するよう「児童福祉法」の改正を!月1回の親子の面会交流をさせなかった。面会交流を阻害することなどあってはならない。
児童虐待防止プロジェクト2018!もう死なせない
Jun 8, 2019

母が心中図り小4娘殺害 父、きょう秋田県など提訴
 2016年に秋田市のアパートで小学4年の千葉愛実さん=当時(9)=が心中を図った母親に殺害された事件で、秋田県中央児童相談所や入所していた児童養護施設などの対応に落ち度があったとして、愛実さんの父阿部康祐さん(46)=仙北市=が7日、県と秋田、大仙両市に損害賠償を求める訴えを秋田地裁に起こす。
 訴えによると、秋田市の児童養護施設は16年6月19日、統合失調症を患う母親宅に、愛実さんの一時帰宅を許可。予定時間に施設に帰らなかったにもかかわらず、翌朝まで安全を確認しなかったことで、愛実さんが殺害されたと主張する。
 事件前には、施設職員が逮捕された不祥事を知った母親が、施設側に強く不満を訴えていた。精神的に不安定な状況だったことも予測できたとして、一時帰宅させたことは注意義務違反に当たると訴える。
 母子が暮らしていた大仙、秋田両市や児童養護施設などの連携不足も指摘。母子を担当した県中央児童相談所は、母親に養育能力がないと判断して親権停止を申し立てるべきだったとしている。
 母親は18年3月、最高裁で上告を棄却され、殺人罪で懲役4年が確定した。

◎「助けられたはずの命」父、心境吐露 「児相と連携不十分」県報告書

 秋田市の児童養護施設から一時帰宅中だった千葉愛実さんが母親に命を奪われた事件。父阿部康祐さんは河北新報社の取材に「助けられたはずの命だった。児童相談所などの怠慢を司法の場で明らかにしたい」と語った。
 阿部さんは2006年に愛実さんを授かったが、3年後に離婚。親権を譲る条件だった月1回の面会交流は一度も実現せず、連絡も取れない日々が続いた。愛実さんの死は報道で知るしかなく、警察署で遺体と対面した。「信じられず、うそであってほしかった」
 秋田県社会福祉審議会は17年、虐待が疑われる児童の死亡事例として、原因などを分析した報告書を作成した。
 母親は大仙市に暮らしていた11年、自らの体調面の不安から愛実さんを秋田市の児童養護施設に入所させた。大仙市では虐待の未然防止に向け対応を検討する「要保護児童対策地域協議会(要対協)」の対象となり、行政や児相が連携して支援していた。
 しかし母親が13年に転入した秋田市は、施設にいる愛実さんの安全に問題はなく、大仙市から母子の支援を引き継ぐ「ケース移管」は不要と判断し、要対協で検討しなかった。
 報告書は、秋田市や児童相談所などが、母親の病状や生活実態を十分に把握しないまま、連携も不十分だったと言及。愛実さんが母親にたたかれたり、食事を与えられなかったりしたとする記録を基に「児童虐待の可能性を考慮する必要があった」と苦言を呈した。
 阿部さんは「子どもの命がこれ以上失われないように、児相や児童養護施設の在り方を見直すきっかけにしたい」と力を込めた。

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