Petition update北岡賢剛氏、社会福祉法人グロー、滋賀県は性加害の告発に向き合ってください【5月30日(土)近江八幡で開催】「ここじゃないせかい」へ向かって~アサダワタルさんと考える、性暴力の構造と加担への自覚~
社会福祉法人グローにおける性加害問題を考える会 滋賀Japan
May 15, 2026

「ここじゃないせかい」へ向かって
~アサダワタルさんと考える、性暴力の構造と加担への自覚~
日時:2026年5月30日(土)10:00~12:00(開場9:30~)
場所:滋賀県男女共同参画センター(GーNETしが)視聴覚室
内容
1.問題の経過と会の取組の紹介
2.【講演】アサダワタルさん「「ここじゃないせかい」へ向かって~性暴力の構造と加担への自覚~」
参加費 1000円
要申込 会場の定員が限られておりますので、事前申し込みにご協力願います。


【アサダワタルさんプロフィール】
場をつくる人。アーティスト、文筆家、近畿大学文芸学部准教授。1979年生まれ。音や声、言葉を手がかりに、人と人が関わり直す場を作品として各地で創出してきた。ケア、コミュニティ、教育、アートの現場を横断しながら、「住み開き」「コミュニティ難民」「当事場」など一連の概念を提唱し、実践と執筆を往復している。2019年より品川区立障害児者総合支援施設ぐるっぽにて、公立福祉施設としては稀有なアートディレクター職(社会福祉法人愛成会契約)として3年間勤務した後、2022年より近畿大学教員に。著作に『当事場をつくる ケアと表現が交わるところ』(晶文社)、『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(筑摩書房)、『想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ』(水曜社)、『アール・ブリュット アー ト 日本』(平凡社, 編著)など。近著『当事場をつくる』では、社会福祉法人グローの関係者として10年以上にわたり北岡賢剛氏と関係を築いてきたことに触れ、本講演のテーマとなる性暴力・ハラスメントについての見解を書いた。滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程満期退学、博士(学術)。


【ご参加の呼びかけ】
 2020年11月、社会福祉法人グロー(以下「グロー」)元理事長の北岡賢剛氏による長年にわたる性暴力やハラスメント被害を受けた原告2名が、北岡賢剛氏とグローに対し法的責任と損害賠償を求めて提訴しました。約4年にわたる裁判の末、2024年10月、原告の主張がほぼ認められた判決が下りました。判決後、滋賀県は「有識者」に助言を求め、2025年6月に「対応の振り返り」を公表し、県の対応にも問題があったことを認めました。また同年12月には、グローが設置したハラスメント防止対策外部評価委員会による検証報告書が公表されました。
 グローも県も、提訴後にも全く説明責任を果たそうとしなかったことを考えると、判決が確定しても損害賠償だけして、後は「知らんぷり」を決め込むという最悪の展開もありえた中、グローや県がこのような対応を行ったことは評価できます。原告のお二人が勇気を持って告発しなければ、決してもたらされなかった変化だと思います。しかし、県の「振り返り」もグローの「検証」も、内容に大きな問題があり、このまま幕引きになってしまったのでは、「ここではないせかい」で生きたいという原告の切実な願いを受け止めた変化とは到底言えません。
 私たち、社会福祉法人グローにおける性加害問題を考える会・滋賀は、北岡賢剛氏、グロー、滋賀県に性加害の告発に向き合うことを求めて 2024年2月から署名を募り、これまでグローや県に複数回にわたり提出するとともに申入を行うなどの活動をしてきました。判決、グロー、県の対応が(多くの課題を残しながらも)一通り出そろったこの時点で、改めて原点に立ち戻り、アサダワタルさんをお招きして、この性暴力とハラスメントが起きる「構造」との向き合い方について考えたいと思います。
 アサダワタルさんは、北岡賢剛氏と10年以上にわたってアートや障害者支援の仕事を共にしてきて、2020年11月の提訴時には、原告の1人である木村倫さん(仮名)と共に社会福祉法人愛成会(北岡氏が理事を務めていた)のアートディレクターとして働いていました。提訴直後、アサダさんは、北岡氏にまつわるそれまでの好意的な見解を自ら否定し、原告に伴走することを公にしました。「こんなに北岡氏と近かった僕が、どの面下げて正義を振りかざしてるんだ!」と自問しながらも、性暴力やハラスメントが起きた構造に気づきながら声をあげないことは、構造への加担者になると自覚し続けようと覚悟を決め、今からでもやれることがあるならやらねばならないと、行動に移してこられました。その葛藤の軌跡は、昨年出版された著作『当事場をつくる─ケアと表現が交わるところ』(晶文社)※におさめられています。
 原告の木村倫さんは、判決後に「彼(北岡氏)の暴力を助長し、長年にわたる被害を生み出した背景には、周囲で見てみぬふりをした権力を持つ人たちにも大きな責任があると考えています。(略)私の被害を生んだのは北岡氏一人ではなく、そのような構造を許してきた周囲にも原因があります」とのコメントを出しました。グローや北岡氏と少なからぬ接点のある滋賀県民の私たちも、「見てみぬふり」をしていなかったか、不作為を通じて暴力が見逃される構造に加担していなかったか、共に自問しませんか。


※アサダワタル『当事場をつくる─ケアと表現が交わるところ』(晶文社、2025年)


チラシPDF


主催:社会福祉法人グローにおける性加害問題を考える会・滋賀
https://www.facebook.com/withyou20201113
お問い合わせ:withyou20201113@gmail.comまたは090-7105-7093(木村)

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