

「人間の命を守るため」なら寝ているクマを殺してもいいのですか?岩手県と国は、そのクマ管理における明確な考え方と基準を示してください。冬眠中のクマを狙う「穴打ち」の即刻廃止を求めます
署名活動の主旨
【全国でオールシーズン(1年中)クマ猟が行われる異常事態】
岩手県の「春クマ猟解禁」を絶対に日本全国への飛び火・悪しきモデルにさせない!
全国知事会・全国市長会・全国町村会へ宛先を大幅に強化。
不透明な過大推定に基づく通年駆除を阻止し、すべてのクマの命を守る法改正を求めます。
私たちは、豊かな自然環境を守り、声なき生き物たちと人間が人道的に住み分け、共生できる社会の実現を目指して活動を続けています。
自然の領域を侵す安易な開発計画、あるいは科学的な根拠や人道的な努力を十分に尽くさないまま、目先の排除だけに頼る行政の「駆除」「殺処分」のあり方に、私たちは強く反対します。
いま、日本の野生動物を取り巻く環境は、信じられないほどの「異常事態」に直面しています。
岩手県が「春クマ猟(春季の管理捕獲)」の事実上の解禁・拡大に舵を切ったことを皮切りに、日本全国で【オールシーズン(1年中)クマを駆除する】という方向へ進むことが強く懸念されます。
岩手県の動きが前例となり、全国の自治体が「この地域でも春に捕獲してよい」と追随すれば、クマが季節を問わず捕獲される状況につながりかねません。
1年中、一時も休まることなく命を脅かされ、追い詰められ続ける――。
こんな異常な仕組みが許されてよいのでしょうか。
この最悪の連鎖を瀬戸際で食い止めるため、私たちは本署名の宛先(国・環境省)に、新たに【全国知事会】【全国市長会】【全国町村会】を正式に加え、宛先を大幅に強化しました。
各自治体のトップである知事や市区町村長に対し、「岩手県の前例をそのまま全国へ広げないでほしい」「オールシーズン駆除という流れに加担しないでほしい」と強く求めます。
行政は「クマが増えすぎた」として捕殺の正当性を訴えますが、その根拠となっている生息個体数の算出方法には大きな疑問があります。
現在、北海道のヒグマ管理において「ベイズ法(統計解析)」を用いた個体数推定モデルが導入されています。
私たちは、ベイズ法という統計手法そのものを否定しているのではありません。
問題にしているのは、そこで使用されるデータ、設定されるモデルや仮定、推定値の不確実性、そして、その推定値が捕獲政策にどのように結び付けられているのかという点です。
専門家からも、推定方法やその運用について疑問や問題点が指摘されています。
生息個体数の推定値が不透明なまま、その数字を根拠として捕獲枠を拡大することがあってはなりません。
さらに、北海道のヒグマを対象とした推定モデルや考え方を、本州のツキノワグマを含めた全国へ適用するのであれば、それぞれの地域の生態やデータの違いを踏まえた十分な検証が必要です。
「全国統一」という理由だけで、地域ごとの違いを十分に考慮しない推定方法を導入することには、慎重であるべきです。
ヒグマもツキノワグマも、同じ日本の大切な野生動物です。
種類が違うからといって、その命を軽視してよいわけではありません。
私たちは、科学的な検証と透明性を欠いた推定を根拠として、全国のクマの捕殺を拡大していく政策に反対します。
特に見過ごせないのは、「冬から春」という季節が持つあまりにも重い意味です。
冬はクマたちにとって、ただ眠っているだけの時期ではありません。
母グマが静かな巣穴の中で出産し、生まれたばかりの子グマを育てる大切な時期です。
そして春は、厳しい冬眠から目覚め、母グマが幼い子グマを連れて懸命に生きようとする時期です。
人間を守るためという名目のもとに、自然の理(ことわり)を無視し、冬の巣穴を襲って生まれたばかりの命ごと奪う「穴撃ち猟」を行い、春には目覚めたばかりの親子を追い詰める「春クマ猟」を行う。
そのような残酷な手段に頼る人間でいてよいのでしょうか。
私たちは、命の尊厳を奪うのではなく、人間と野生動物ができる限り衝突しない環境をつくることを優先すべきだと考えます。
【私たちが国、環境省、全国知事会・全国市長会・全国町村会に求めること】
1.【オールシーズン駆除の異常を止めること】
岩手県の春クマ猟を前例として、全国各都道府県・市区町村における「通年駆除」「春クマ猟」「穴撃ち猟」が拡大・常態化することを認めないでください。
2.科学的検証と透明性のない個体数推定モデルを全国へ一律に適用しないこと
ベイズ法を含む個体数推定について、使用データ、モデル、仮定、不確実性、推定結果の検証方法を明らかにしてください。
北海道のヒグマを対象としたモデルを、本州のツキノワグマを含む全国へ適用する場合には、地域ごとの生態やデータの違いを踏まえ、十分な科学的検証を行ってください。
3.「穴撃ち猟」「春クマ猟」および通年駆除を見直し、冬眠・出産・育児期における捕殺を法律で厳しく制限すること
クマにとって重要な繁殖・出産・育児の時期に捕殺を行うことについて、その必要性、人道性、生態系への影響を検証し、原則として禁止する方向で法制度を見直してください。
4.開発計画の見直しと非致死的な住み分けを優先すること
クマの生息地を分断・縮小する開発計画について十分な環境影響を検証するとともに、境界線の管理、誘引物の除去、農作物の防護、電気柵など、人間とクマの接触を減らす非致死的な対策を最優先してください。
【共生の生きた証】
18年の命のつながりが示す、ふくまつの物語
「クマは凶暴で、1年中排除し続けるしかない」という先入観は、本当に正しいのでしょうか。
クマにもそれぞれの命があり、長い年月を生きる存在です。
ここに、そのことを考えるきっかけとなる一頭のクマの物語があります。
18年前、福島県下郷町の車道に、とても小さな子グマが現れました。
母グマとはぐれたとみられるその子グマは、通りかかった下郷町の星さんを見つけると、自ら近づき、必死にしがみついてきました。
星さんは、「なんとかお母さんグマに会わせてあげたい」と考え、その子グマを一度山へ戻しました。
しかし、その子グマは再び車道へ戻ってきてしまいました。
このままでは生きていけない――。
そう判断した星さんは、その小さな命を保護するために行動しました。
そして、星さんが救ったその命を受け継ぎ、その後18年間にわたって育ててきたのが、「くまんち」代表の田勢美代子さんです。
星さんは、18年前に小さな子グマを救った人。
田勢さんは、その命を受け継ぎ、18年間育ててきた人です。
その子グマは「ふくまつ」と名付けられました。
そして現在18歳になったふくまつは、心臓の病気と闘いながらも、田勢さんのもとで穏やかに暮らしています。
2026年10月1日。
18年の時を経て、ふくまつと星さんの再会が実現しました。
星さんが救った小さな命が、18年という年月を生き、再び救ってくれた人と出会ったのです。
この18年間の物語と、ふくまつと星さんの再会の様子を、ぜひ動画でもご覧ください。
【ふくまつをめぐる18年の命の物語】
https://youtu.be/KFrmJ3zueh4?si=VkEW1Qc4ULJ_dlwK
これは、単なる「かわいい動物の話」ではありません。
一頭のクマの命が、人と人とのつながりによって18年間守られてきたという事実です。
もちろん、すべてのクマを人間が保護して育てるべきだという話ではありません。
野生動物は、本来、野生の中で生きる存在です。
だからこそ私たちが求めているのは、捕殺を前提とするのではなく、まず人間と野生動物が衝突しない環境をつくることです。
人間の側ができることを最大限に行い、それでも避けられない危険について、科学的に検証し、必要最小限の対応をする。
それが、人間と野生動物が共存していくために必要な姿勢だと考えます。
【皆さまへのお願い】
星さんが救い、田勢さんが18年間つないできた、ふくまつの命。
そして今、厳しい季節を懸命に生きているすべてのクマの命。
生きとし生けるものすべてに、それぞれの命があります。
岩手県の春クマ猟を一つの自治体だけの問題として終わらせず、それが全国へ広がり、クマが季節を問わず捕獲される社会にならないよう、今、声を上げる必要があります。
国、環境省、そして全国知事会・全国市長会・全国町村会に対して、科学的根拠の透明性、非致死的対策の徹底、そしてクマの繁殖・育児期を含む捕獲のあり方の見直しを求めます。
子どもたちの世代へ、豊かな森と、野生動物の命が息づく自然を残すために。
どうか、この署名にご賛同ください。
そして、必要としている方へ届けてください。
皆さまのご賛同とシェアを、心よりお願いいたします。
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署名活動の主旨
【全国でオールシーズン(1年中)クマ猟が行われる異常事態】
岩手県の「春クマ猟解禁」を絶対に日本全国への飛び火・悪しきモデルにさせない!
全国知事会・全国市長会・全国町村会へ宛先を大幅に強化。
不透明な過大推定に基づく通年駆除を阻止し、すべてのクマの命を守る法改正を求めます。
私たちは、豊かな自然環境を守り、声なき生き物たちと人間が人道的に住み分け、共生できる社会の実現を目指して活動を続けています。
自然の領域を侵す安易な開発計画、あるいは科学的な根拠や人道的な努力を十分に尽くさないまま、目先の排除だけに頼る行政の「駆除」「殺処分」のあり方に、私たちは強く反対します。
いま、日本の野生動物を取り巻く環境は、信じられないほどの「異常事態」に直面しています。
岩手県が「春クマ猟(春季の管理捕獲)」の事実上の解禁・拡大に舵を切ったことを皮切りに、日本全国で【オールシーズン(1年中)クマを駆除する】という方向へ進むことが強く懸念されます。
岩手県の動きが前例となり、全国の自治体が「この地域でも春に捕獲してよい」と追随すれば、クマが季節を問わず捕獲される状況につながりかねません。
1年中、一時も休まることなく命を脅かされ、追い詰められ続ける――。
こんな異常な仕組みが許されてよいのでしょうか。
この最悪の連鎖を瀬戸際で食い止めるため、私たちは本署名の宛先(国・環境省)に、新たに【全国知事会】【全国市長会】【全国町村会】を正式に加え、宛先を大幅に強化しました。
各自治体のトップである知事や市区町村長に対し、「岩手県の前例をそのまま全国へ広げないでほしい」「オールシーズン駆除という流れに加担しないでほしい」と強く求めます。
行政は「クマが増えすぎた」として捕殺の正当性を訴えますが、その根拠となっている生息個体数の算出方法には大きな疑問があります。
現在、北海道のヒグマ管理において「ベイズ法(統計解析)」を用いた個体数推定モデルが導入されています。
私たちは、ベイズ法という統計手法そのものを否定しているのではありません。
問題にしているのは、そこで使用されるデータ、設定されるモデルや仮定、推定値の不確実性、そして、その推定値が捕獲政策にどのように結び付けられているのかという点です。
専門家からも、推定方法やその運用について疑問や問題点が指摘されています。
生息個体数の推定値が不透明なまま、その数字を根拠として捕獲枠を拡大することがあってはなりません。
さらに、北海道のヒグマを対象とした推定モデルや考え方を、本州のツキノワグマを含めた全国へ適用するのであれば、それぞれの地域の生態やデータの違いを踏まえた十分な検証が必要です。
「全国統一」という理由だけで、地域ごとの違いを十分に考慮しない推定方法を導入することには、慎重であるべきです。
ヒグマもツキノワグマも、同じ日本の大切な野生動物です。
種類が違うからといって、その命を軽視してよいわけではありません。
私たちは、科学的な検証と透明性を欠いた推定を根拠として、全国のクマの捕殺を拡大していく政策に反対します。
特に見過ごせないのは、「冬から春」という季節が持つあまりにも重い意味です。
冬はクマたちにとって、ただ眠っているだけの時期ではありません。
母グマが静かな巣穴の中で出産し、生まれたばかりの子グマを育てる大切な時期です。
そして春は、厳しい冬眠から目覚め、母グマが幼い子グマを連れて懸命に生きようとする時期です。
人間を守るためという名目のもとに、自然の理(ことわり)を無視し、冬の巣穴を襲って生まれたばかりの命ごと奪う「穴撃ち猟」を行い、春には目覚めたばかりの親子を追い詰める「春クマ猟」を行う。
そのような残酷な手段に頼る人間でいてよいのでしょうか。
私たちは、命の尊厳を奪うのではなく、人間と野生動物ができる限り衝突しない環境をつくることを優先すべきだと考えます。
【私たちが国、環境省、全国知事会・全国市長会・全国町村会に求めること】
1.【オールシーズン駆除の異常を止めること】
岩手県の春クマ猟を前例として、全国各都道府県・市区町村における「通年駆除」「春クマ猟」「穴撃ち猟」が拡大・常態化することを認めないでください。
2.科学的検証と透明性のない個体数推定モデルを全国へ一律に適用しないこと
ベイズ法を含む個体数推定について、使用データ、モデル、仮定、不確実性、推定結果の検証方法を明らかにしてください。
北海道のヒグマを対象としたモデルを、本州のツキノワグマを含む全国へ適用する場合には、地域ごとの生態やデータの違いを踏まえ、十分な科学的検証を行ってください。
3.「穴撃ち猟」「春クマ猟」および通年駆除を見直し、冬眠・出産・育児期における捕殺を法律で厳しく制限すること
クマにとって重要な繁殖・出産・育児の時期に捕殺を行うことについて、その必要性、人道性、生態系への影響を検証し、原則として禁止する方向で法制度を見直してください。
4.開発計画の見直しと非致死的な住み分けを優先すること
クマの生息地を分断・縮小する開発計画について十分な環境影響を検証するとともに、境界線の管理、誘引物の除去、農作物の防護、電気柵など、人間とクマの接触を減らす非致死的な対策を最優先してください。
【共生の生きた証】
18年の命のつながりが示す、ふくまつの物語
「クマは凶暴で、1年中排除し続けるしかない」という先入観は、本当に正しいのでしょうか。
クマにもそれぞれの命があり、長い年月を生きる存在です。
ここに、そのことを考えるきっかけとなる一頭のクマの物語があります。
18年前、福島県下郷町の車道に、とても小さな子グマが現れました。
母グマとはぐれたとみられるその子グマは、通りかかった下郷町の星さんを見つけると、自ら近づき、必死にしがみついてきました。
星さんは、「なんとかお母さんグマに会わせてあげたい」と考え、その子グマを一度山へ戻しました。
しかし、その子グマは再び車道へ戻ってきてしまいました。
このままでは生きていけない――。
そう判断した星さんは、その小さな命を保護するために行動しました。
そして、星さんが救ったその命を受け継ぎ、その後18年間にわたって育ててきたのが、「くまんち」代表の田勢美代子さんです。
星さんは、18年前に小さな子グマを救った人。
田勢さんは、その命を受け継ぎ、18年間育ててきた人です。
その子グマは「ふくまつ」と名付けられました。
そして現在18歳になったふくまつは、心臓の病気と闘いながらも、田勢さんのもとで穏やかに暮らしています。
2026年10月1日。
18年の時を経て、ふくまつと星さんの再会が実現しました。
星さんが救った小さな命が、18年という年月を生き、再び救ってくれた人と出会ったのです。
この18年間の物語と、ふくまつと星さんの再会の様子を、ぜひ動画でもご覧ください。
【ふくまつをめぐる18年の命の物語】
https://youtu.be/KFrmJ3zueh4?si=VkEW1Qc4ULJ_dlwK
これは、単なる「かわいい動物の話」ではありません。
一頭のクマの命が、人と人とのつながりによって18年間守られてきたという事実です。
もちろん、すべてのクマを人間が保護して育てるべきだという話ではありません。
野生動物は、本来、野生の中で生きる存在です。
だからこそ私たちが求めているのは、捕殺を前提とするのではなく、まず人間と野生動物が衝突しない環境をつくることです。
人間の側ができることを最大限に行い、それでも避けられない危険について、科学的に検証し、必要最小限の対応をする。
それが、人間と野生動物が共存していくために必要な姿勢だと考えます。
【皆さまへのお願い】
星さんが救い、田勢さんが18年間つないできた、ふくまつの命。
そして今、厳しい季節を懸命に生きているすべてのクマの命。
生きとし生けるものすべてに、それぞれの命があります。
岩手県の春クマ猟を一つの自治体だけの問題として終わらせず、それが全国へ広がり、クマが季節を問わず捕獲される社会にならないよう、今、声を上げる必要があります。
国、環境省、そして全国知事会・全国市長会・全国町村会に対して、科学的根拠の透明性、非致死的対策の徹底、そしてクマの繁殖・育児期を含む捕獲のあり方の見直しを求めます。
子どもたちの世代へ、豊かな森と、野生動物の命が息づく自然を残すために。
どうか、この署名にご賛同ください。
そして、必要としている方へ届けてください。
皆さまのご賛同とシェアを、心よりお願いいたします。
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2026年9月18日に作成されたオンライン署名
