「グリーンコープの託送料金訴訟」、最高裁上告から1年が過ぎ、まだ判決が出ていないことについて、グリーンコープ共同体からの報告


皆さんから署名をいただいてから後、2025年2月の判決では第一審と同じく訴えは棄却されました。
その高裁判決を不服とし、この再考を求め、2026年5月2日に、最高裁への「上告」されました。
最高裁上告以来、1年4か月以上、判決はいまだ示されていません。
今回、『託送料金取り消し訴訟』を応援していただいた皆さまに、裁判原告の母体である『グリーンコープ共同体』から、最高裁上告についてメッセージをお伝えします。
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最高裁は託送料金訴訟判決を慎重に審理していると思われます
(1)託送料金訴訟は、昨(2025)年2月26日の控訴審判決後、共同体理事会での真摯な検討をおこなって最高裁へ上告すると判断し、3月10日に「上告状」を、5月2日に「上告理由書」と「上告受理申立理由書」を提出し、6月25日に最高裁第一小法廷より「記録到達通知書(今後は当法廷で審理するとの連絡)」が届き、その審理となっています。
(2)最高裁の審理は地裁や高裁と違って、双方のやり取りは無く、国の反論があれば提出され、それらを見て裁判官が熟考し、控訴審判決を取り消すか、あるいは、そうならないかが判示されます。
その間、市民が傍聴できるような審理がもたれることはなくて、後者、つまり私たちの主張が認められないときは、ある日その判断が伝えられ、前者、つまり控訴審判決がおかしいのでないかと考えられるときは、その日以降に双方が出席する期日が設けられることが多いとのことです。
そのいずれかが示されるまで早ければ半年、多くの事例では1年前後であるとも聞いています。
(3)私たちが上告理由書を届けてから1年3ヵ月が過ぎ、最高裁から記録到達通知が届いてからもうすぐ1年2ヵ月となりますが、今もまだその判示は出ていません。
そうしたなか、託送料金訴訟に関心を寄せてくださる多くの皆様から、「判決はまだですか?」「最高裁から忘れられているのではないか、心配でならない」などの声が届けられています。
(4)昨年最高裁に上告して以降、さまざまな社会的な運動をとおして、グリーンコープが託送料金訴訟に取り組んできたことの意味や意義をグリーンコープ以外の多くの方に伝えることができたことで広く理解が進み、託送料金裁判の判決がまだ出ていないことについて、上のような問いかけがあったと思われます。
(5)私たちは最高裁の判断が示されたら直ちに内外に報告を行ってこれからにつなげようと考えていて、昨年6月に上告に関する『共生の時代号外(⇒ https://www.greencoop.or.jp/kyousei/pdf/kyosei202506gai.pdf)』を発行して以降、組合員や託送料金訴訟を支える会の皆様、関心を寄せてくださる皆様へ、このように待っているということをご報告できておりませんでした。たいへん申し訳ありません。
(6)私たちが渾身に最高裁へ、その信を問うたことについて、最高裁は慎重に審理をしているであろうと思います。
その判示を引きつづき待ちます。また、それが出されたら、すぐに皆様にお知らせする準備を整えていきます。
期日が設けられることになった場合は、その傍聴も呼びかけていきます。あわせて、この訴訟の10年にわたる取り組みをまとめ、次に向かう備えをしていきたいと考えています。
2026年8月18日
グリーンコープ共同体
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託送料金については、裁判の途中にも、国はさらに大きな費用の上乗せを容認し、私たちが危惧してきたこと(電気の送電に関係がない費用を送電費用として消費者に請求できるとなれば、これからも同じ課金が行われてしまう)が現実として起こってきています。
皆様には、引き続き、「経産省の認可取り消し裁判」の応援をお願いいたします。
2026年10月3日
グリーンコープの託送料金訴訟を支える会・静岡