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高砂町ルート周辺の皆さんからの切実な不安・ご意見が届いています。ぜひ皆さん、ご一緒に考えませんか。

百々 雅夫高砂市, Japan
Oct 29, 2026

1.意見の要旨

私は、播磨臨海地域道路の計画ルートに極めて近接する住宅に居住しています。私の住宅は移転対象とされていませんが、計画されている高架橋の端までの距離は数メートルしかありません。

このような位置関係にある住宅について、移転対象外であることをもって生活環境への影響が小さいと判断することは適切ではありません。

高架橋の建設によって、日照や採光、騒音、振動、低周波音、景観、プライバシーなど、日々の暮らしに長期的な影響が及ぶことを強く懸念しています。また、近隣には高砂中学校や高砂小学校があり、工事中および供用開始後の児童・生徒の安全や教育環境についても、十分な検証が必要です。

環境影響評価準備書において、こうした住宅への個別具体的な影響が十分に予測・評価されているのか、疑問があります。

以上の理由から、現行ルートのまま計画を進めることに反対し、住民の生活環境と安全を守る観点から、ルートや高架橋の構造を含めた抜本的な見直しを求めます。影響を十分に回避・低減できない場合には、計画の中止・撤回も含めて再検討してください。

2.住宅に極めて近接する高架橋による日照・採光への影響

現在、私の住宅周辺は南西から北西にかけて視界を遮るものが少なく、日中は室内で電灯をつけずに過ごせるほど自然光に恵まれています。また、夜には星空を望むことができ、静かで開放的な住環境が保たれています。

しかし、住宅から数メートルの位置に高架橋が建設されれば、橋桁や橋脚などによって日照・採光が妨げられ、これまでの開放感が失われるおそれがあります。高架橋の高さや位置、太陽の方角・季節によっては、住宅の窓や室内に影響が及ぶことも考えられます。

ところが、私の手元には、自宅にどの程度の日影が生じるのかを確認できる個別の予測資料がありません。

そこで、次の事項を明らかにしてください。

1. 私の住宅の敷地および各窓について、季節・時間帯別の日影予測を行い、その結果を図面と数値で示すこと。
2. 高架橋の高さ、橋桁・橋脚の位置、構造物の幅など、日照・採光に影響する条件を明示すること。
3. 住宅の周辺に複数の構造物が建設される場合には、それらを合わせた影響についても検証すること。
4. 日照・採光への影響が大きいと予測される場合には、遮光対策だけでなく、ルートや高架橋の高さ・構造・位置の変更を検討すること。

地域の代表地点や広域的な予測だけで、住宅ごとの影響を十分に評価したことにしないでください。

3.騒音・低周波音・振動による長期的な生活環境への影響

現在の住環境では、窓を開けていても静かに過ごすことができています。しかし、住宅に極めて近接した高架道路が供用されれば、自動車や大型車両の走行音、タイヤ音、橋桁の継ぎ目などから発生する音、振動や低周波音などの影響が懸念されます。

特に、高架道路では、車両の走行位置や橋梁の構造、路面の状態、周辺の建物との位置関係などによって、住宅で感じる音や振動が変わる可能性があります。

騒音の平均値だけでは、時間帯による変動や突発的な音、夜間の睡眠への影響などを十分に把握できない場合があります。また、低周波音についても、一般的な騒音評価だけでなく、住宅での影響を適切に確認する必要があります。

以下について、具体的な説明を求めます。
1. 私の住宅に近い地点における昼間・夜間の騒音予測値と、その予測条件を示すこと。
2. 大型車両の交通量、走行速度、交通量の時間帯別変化などをどのように設定したのか明示すること。
3. 低周波音および振動について、予測・評価の方法、評価地点、評価結果を示すこと。
4. 住宅の窓の位置や高さを考慮し、実際の居住環境に即した影響評価を行うこと。
5. 防音壁などの対策を講じる場合には、その効果と限界を示し、対策後の予測値を明らかにすること。
6. 供用開始後に基準を超えるなどの問題が確認された場合の追加対策、測定方法、責任の所在を明確にすること。

影響が生じてから対策を検討するのではなく、事前に影響を可能な限り回避する計画としてください。

4.高架橋による圧迫感、景観およびプライバシーへの影響

住宅から高架橋の端までが数メートルという近接した位置関係では、構造物の高さや大きさによって、従来の開放的な景観が大きく変化することが懸念されます。

また、高架道路を通行する車両と住宅との位置関係によっては、室内や敷地内の様子が見えやすくなるなど、プライバシーへの影響が生じる可能性もあります。

これらは、騒音や大気質の数値だけでは評価しきれない、日々の暮らしに関わる問題です。

次の事項について説明を求めます。

1. 住宅から見た高架橋の完成予想図や、住宅と構造物の位置関係が分かる図面を示すこと。
2. 住宅の窓や敷地内からの視界、圧迫感、プライバシーへの影響を検証すること。
3. 景観やプライバシーへの影響が大きい場合には、防音壁などの付加的な対策に限定せず、ルートや構造の変更を検討すること。

これまで長年にわたり維持されてきた住環境が大きく変わることについて、住民が納得できる具体的な説明を行ってください。

5.工事期間中の騒音・振動・粉じんおよび交通安全への影響

道路が完成した後だけでなく、建設工事が長期間にわたって行われることによる影響も深刻な問題です。

工事車両や建設機械の稼働、資材の運搬、掘削・基礎工事などによって、騒音、振動、粉じん、排気ガスなどが発生することが懸念されます。住宅に近接して工事が行われる場合、日常生活への影響が大きくなる可能性があります。

また、周辺には学校があり、児童・生徒の登下校時の安全確保も重要です。

次の事項を明らかにしてください。

1. 工事の工程、工事期間、主な工事内容、作業時間および休日の作業予定を示すこと。
2. 工事車両の台数、走行経路、運行時間帯を示し、周辺の既存交通への影響を検証すること。
3. 工事車両の通行と児童・生徒の登下校が重なる場合の安全対策を具体的に示すこと。
4. 工事中の騒音、振動、粉じん等について、住宅に近い地点での予測と対策を示すこと。
5. 工事中に生活上の問題が生じた場合に、住民が相談・苦情を申し立てる窓口と、迅速な対応の仕組みを明確にすること。

工事による影響を住民が一方的に受け入れることを前提とせず、生活環境と安全を最優先に計画を検討してください。

6.高砂中学校・高砂小学校周辺の教育環境と子どもの安全

私の住宅周辺には高砂中学校や高砂小学校があり、学校生活と住宅地の暮らしが近接しています。

高架道路の建設および供用によって、騒音や大気質、景観などが変化すれば、児童・生徒の学習環境や学校周辺の生活環境にも影響する可能性があります。また、工事車両の通行や工事区域の設定によって、登下校時の安全が損なわれないかについても検証が必要です。

以下について説明を求めます。

1. 学校の校舎・校庭などにおける騒音、大気質、日照等への影響予測を示すこと。
2. 工事期間中および供用開始後の通学路の安全確保について、具体的な対策を示すこと。
3. 学校関係者や地域住民の意見を聴き、懸念を計画に反映する仕組みを設けること。

子どもたちが安心して学び、通学できる環境を守ることは、道路事業の利便性や経済効果に優先して考慮されるべき重要な課題です。

7.環境影響評価準備書の予測・評価の妥当性について

環境影響評価準備書において、調査地点や予測地点が地域の代表地点を中心として設定されている場合、計画ルートに極めて近接する個々の住宅の影響が十分に把握されているのか、慎重に検討する必要があります。

私の住宅は移転対象外でありながら、高架橋の端まで数メートルという位置関係にあります。このような住宅について、地域全体の予測値だけを用いて影響が小さいと判断することは避けるべきです。

次の事項を求めます。

1. 私の住宅が環境影響評価の調査・予測地点に含まれているかどうかを明らかにすること。
2. 含まれていない場合には、その理由と、住宅への影響をどのように評価したのかを説明すること。
3. 日照、騒音、低周波音、振動、大気質、景観等について、住宅に即した追加の予測・評価を行うこと。
4. 予測に用いた交通量、走行速度、構造物の高さ、地形、建物の位置関係などの条件と、その根拠を明らかにすること。
5. 予測結果だけでなく、予測の不確実性や、想定条件を超えた場合に生じ得る影響についても説明すること。

環境影響評価は、事業実施を前提に形式的に行うものではなく、環境への影響を事前に把握し、回避・低減するために実効性のあるものでなければなりません。

8.移転対象外の住民に対する説明と生活環境の保全

私の住宅は移転対象とされていません。しかし、移転対象外であることと、道路建設による影響を受けないことは同じではありません。

住宅が移転対象から外れている一方で、日照、騒音、振動、景観、プライバシーなどの影響を長期間受けることになれば、住民は、住み慣れた家に住み続けながら生活環境の大きな変化を受け入れざるを得なくなります。

こうした影響について、住民個人の負担や我慢に委ねることがあってはなりません。

県に対して、次の事項を求めます。

1. 移転対象外であっても高架橋に極めて近接する住宅を、影響評価上、適切に把握すること。
2. 住宅ごとの影響予測と、その結果に応じた回避・低減策を具体的に示すこと。
3. 住民に対して、計画内容、予測結果、対策の効果を分かりやすく説明し、意見を聴く機会を確保すること。
4. 影響が大きいと予測される場合には、住民への説明や補助的な対策だけで済ませず、計画ルートや高架橋の構造・位置の変更を検討すること。

住民の生活環境を守るためには、事業を進める側が、影響の有無と程度を具体的な根拠に基づいて説明する必要があります。

9.結論――現行ルートの抜本的な見直しを求める

道路整備による交通上の利便性や経済的効果が主張されるとしても、その利益のために、道路に極めて近接する住民が日照、静穏な生活環境、プライバシー、安心して暮らせる環境を長期間にわたって損なわれることが当然に許されるわけではありません。

私の住宅は移転対象外ですが、高架橋の端まで数メートルという位置関係にあります。それにもかかわらず、住宅に即した影響予測や十分な説明がないまま計画が進められることは容認できません。

兵庫県に対し、次の事項を強く求めます。

• 住宅に極めて近接する高架橋について、日照・採光、騒音、低周波音、振動、大気質、景観、プライバシー等の個別具体的な影響評価を実施すること。
• 工事期間中および供用開始後の影響について、具体的な予測、回避・低減策、測定・監視体制を明らかにすること。
• 住民の懸念に対して、資料と根拠に基づく説明を行い、その意見を計画に反映すること。
• 影響を十分に回避・低減できない場合には、ルートや高架橋の構造・位置の変更を含め、計画を抜本的に見直すこと。
• 住民の生活環境と安全を守ることが困難である場合には、現行計画の中止・撤回も含めて再検討すること。

私は、単に個人的な不便を訴えているのではありません。移転対象外であるために、住み慣れた住宅に住み続けながら、極めて近接する高架道路による長期的な影響を受ける可能性があることを訴えています。

住民一人ひとりの暮らしと安全を尊重し、事業の必要性だけでなく、その影響と負担の大きさを正面から検証したうえで、責任ある判断を行うことを強く求めます。

高砂町・ルート周辺女さんのお気持ちが実によく表れたご意見と思います。同じようなお気持ち・疑問をお持ちの方々も多い筈、ぜひこの機会にご一緒に考えてください。

お気軽にご参加・ご相談いただけると幸いです。ぜひ過去のお知らせもご覧ください。

 

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