古住 公義Japan
Nov 4, 2026

京都放送労働組合は、10月31日彦根市の勤労福祉会館でKBSラジオ再開を求める集いを開きました。

「組合のこれまでの取り組みの到達点は、凄い。KBS京都を追い込んでいる。きょうの様な集会を積み重ねていくことが勝利につながる」と滋賀のAM放送停波反対闘争を振り返る意見がありました。

また組合から署名や宣伝カー活動・株主への申し入れなど8つの取り組みを提起。彦根のリスナーの人たちとともに活動していくことを申し合わせました。

彦根市での市民集会は、去年12月とことし5月に続いて3回目です。集会の主旨は、9月末でFM転換のための実証実験が終了。そして10月からも継続されたことをうけ、これまでの1年間の取り組みの報告と今後の闘いの方針を提案し市民のみなさんと意見を交換しようというものです。

まず古塚委員長が「取材で出席できず残念だがみなさんの率直なご意見・感想を期待しています。組合は、彦根のリスナーのみなさんの声を受けとめ放送再開まで闘っていく」(メッセージ)が紹介されました。

ついで古住特別執行委員が9月に完成した冊子「滋賀のKBSAM放送再開奮闘記」を紹介しながら1年間を振り返り報告しました。

「7000筆近い署名が集まったり、長浜市議会でAM放送問題がとり上げられたりして世論は高まった。KBS京都を包囲している。しかしKBS事業者は、国(総務省)のFM転換路線にのって停波を続けている」「しかし組合は、闘いをやめない。KBSは、28年10月まで実証実験という名で停波を続けリスナ-にあきらめさせようとしている。これから8つの取り組み(・署名 ・宣伝カーの活動 ・株主申し入れ ・毎月のスタンディングアピール など)を間断なく行っていき、さらに運動と世論でAM放送再開を実現したい」

これに対し京都から参加された細川孝龍谷大学教授(KBS京都アクセスクラブ代表)は、時間を少しとってAM停波反対闘争とKBS労組の闘いにふれ、次の様な感想をのべました。

「KBS労組の闘いを全体的にみてこれまでの到達点として凄いなと思う。KBS京都を追い込んでいる。全国14局が停波している中でKBS労組だけが異議申し立てをしている。リスナーと連帯して闘っている姿は、敬服すべきである。KBS労組は凄すぎる。他の労組とも学ぶべきではないのか」

「放送は、公共性の電波を使っている。停波はやってはいけないことで事業者の責任が問われる。停波は、自らの(使命を)放棄したことになる。放送は、リスナーがいなければ成り立たない。当然大切にしなければならぬ。32年前の倒産寸前のKBSは、リスナーのお陰で立ち上がることができた」

「AM放送停波がおきたがKBS労組は、やるべきことをやっている。古住さんは、〝普通のことをやっている〟と言うがやっていることは凄い。勝つまでやるとの精神が。私もKBS京都アクセスクラブの代表としてお手伝いしたいと思っているし、きょうも市民がKBS労組と連帯していることを伝えたいと思い参加した」

「きょうの様な集会を積み重ねていくことが勝利につながると確信している。それが放送の継続にかかわっていくと思う」

またKBS労組の友誼団体「市民のためのKBSをめざす実行委員会」の岡田事務局長からは、次の様な発言がありました。

「KBS実行委員会もこの間総力をあげて組合の活動をおしすすめてきた。聞きたいことがある。2年半停波を続けるが彦根送信所の費用はどうするのか聞いてほしい。KBSは、費用削減を言っているが合理性がない。FM転換は100パーセントにすべきだ。湖北地方にFMアンテナを建てるべきだ」「今インターネットハッキングがおこっているが将来インターネットがロックダウンしたらネット上で情報がとれなくなりテレビ・ラジオが脚光をあびることになる。AMラジオはもっておくことが大切だ」

さらに彦根市民からは、「この1年たくさん署名を集めた。地道に活動することが結局は将来に役に立つと思う」「滋賀県知事選挙の際に組合がAM放送再開を申し入れたことは大切なことだった」

このように貴重な意見がでたことをうけ特別執行委員は、「1つ1つの意見をうけとめこれまでの闘いの到達点を力にこれから8つの取り組みを積極果敢に取り組んでいきたい」とお礼と抱負をのべました。

最後に集会決議文(別掲)を採択し集会を終えました。