
3M社は、相模原事業所でのPFAS検出に関して、Webフォームを使った市民向けのQ&Aを行っています。10月19日に3回目の回答が掲載されましたので、内容を紹介します。
昨日は文書体裁の紹介でしたので、次にこの署名に関連の強いQ&Aを紹介します。
質問)相模原事業所は、地下水汲み上げが周辺の環境に影響を与えないように何をするのでしょうか?
この質問は、Webフォーム設置当初に送った質問「地下水を汲み上げると道保川源流部の地下水量・湧水水量が減少する可能性があるが、どの様な配慮をするのか」に対応しています。Q&Aと言っても「寄せられた質問をホームページ更新時に参考にする」と言う建前です。質問に直接答えるのではなく、こんな感じで複数の質問をまとめたり、言い換えたりした質問に対する回答が掲載されます。
以前の回答)3Mは、世界各地の事業拠点における地域社会の一員として、 地域との関わりを大切にしています。相模原事業所は、相模原市と継続的に連携しながら、地下水の汲み上げに関する管理を適切に行っていきます。
「やる気がないので綺麗ごとだけ書いて終わりにしました」ってやつですね。文章全体がやる気のなさを発散してます。これほど見事にやる気のなさを発散できる文章を書ける人材は、3Mと中央官庁の官僚だけだとうと思います。
今回の回答)事業所内に設置したモニタリング井戸において地下水位を継続的に監視します。懸念される状況が確認された場合には、3M Japanから相模原市へ報告します。
多少具体的になりましたが、『懸念される状況』が具体化されておらず、「やる気がないので綺麗ごとだけ書いて終わりにしました」の域を出ていません。地下水の流れは複雑なので、上流のある地点での地下水位変動が下流の地下水位や湧水量にどの程度影響するかを予測する事は極めて困難な筈です。『懸念される状況』を正しく判断できるとは思えません。だからこそ、揚水除染ではなく土壌除染を求めているのです。
3Mがあくまで揚水除染をやると言い張るならば「できません」で終わりにされては困ります。引き続き、実効性のある対策を求めたいと思います。
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