
先日提出いたしました「香害をなくすための施策についての要望書」に対し、5月10日に環境省と厚生労働省から、5月12日に経済産業省から、電話にてお返事を頂くことが出来ました。個人の要望書に対してはお返事すら頂けないという話をいくつか伺っておりましたので、こうしてお返事を下さったことに本当に感謝いたします。
頂いたお返事は、許可を頂いたうえで録音し、記録として書き起こしました。各省庁のお考えと、お話させていただいた私の感想をご確認ください。
★環境省 要望書に対するご返答
★厚生労働省 要望書に対するご返答
★経済産業省 要望書に対するご返答
私事ですが、私はこれまで石川県と近隣の市に対し、香害の認知普及をしていただくよう要望を伝えて来ました。しかし、香害という言葉すら聞いたことがないという行政職員もいる中で、一から説明しなければいけないもどかしさや対応の必要性を理解していただく難しさを常に抱えていました。
今回はもちろんそんな経緯と比較すべきことではないですが、各省庁の方々が状況を把握して下さっていることや問題意識を持って下さっていることに対して、本当に感謝いたしました。これは、現代社会の中で香害という問題が確実に大きくなっていることの現れだと思いますし、これまでさまざまなアプローチを続けて来られた個人や消費者団体の方々の苦節があってのことだと思います。香害をなくしたいという思いを持ってやっている活動は、全てに意味があると思います。
また、ご返答の電話において、要望書の件とは別で、各省庁の香害担当者から成る香害対策合同会議や香害対策委員会の設立をしていただけないかをお願いいたしました。これは、2021年1月21日に日本消費者連盟が公開した香害をなくす連絡会と5省庁(4省庁)との意見交換会の中で大河原雅子議員が発言していた内容です
この度の要望書の提出に際し、私もその必要性を感じました。被害者の声を残さず共有して頂くためにも、消費者側と各省庁の連絡や連携をスムーズにするためにも、香害が解決に向けて動き出す一歩のためにも、必要な段階だと考えます。
今回頂いたご返答からは、具体的に何かが変わったとはとても言えないのは残念です。しかし、これがひとつのきっかけとして未来に繋がることを切に願っています。
園山まり子