
●演劇部会は、脚本集の回収を撤回しました。映像も関係者限定ではありますが、公開されます。福井新聞に、今朝、報道がありました。
私たちの運動の成果だと確認できます。私たち実行委員会の要求が一部実現したのです。
この運動と、みなさんの支援がなければ、撤回も公開も一切ないまま放置されていただろうことはまちがいありませんから、その悲しい事態から前進したことを、喜びたいと思います。
●ただ、「限定のない公開」はまだされていません。ケーブルテレビの放映からは一校だけ排除されたままです。問題児扱いはかわらないのです。
その上、「表現の自由という重大な人権を侵害した。それを謝罪します」という態度表明もない。
「今後、こういう不利益扱いはしません。理不尽な介入はしません」という決意表明もない。
演劇部の傷つけられた経験は、なにもつぐなわれていません。
加えて、この演劇部会の動きも、顧問会議の教員たちが決めたものではないようです。島田部会長、小島委員長などごく一部の幹部が勝手に決めたことのようです。
一般の顧問会議の教員たちは、これを今朝の新聞を見て初めて知った、というのが実情です。
ここがこの「ハナコ」問題をめぐる最大にして最も重要なポイントではないかと実行委員会は観察しています。
顧問会議が決定したことを変更するのなら、顧問会議が集まり、話しあって、処理を決めるべきでした。重要な決定を、部会長らの一存でどうにもできるといういまの実態は、顧問会議そのものをないがしろにするものだと思います。
民主的に決められたものでないなら、それがいかに素晴らしくとも、その結論は正しい結論にはなりません。
福井県の高校演劇の教員の世界では、民主主義は失われたのかもしれません。でも、失われたのなら、とりもどしたい。顧問たちの意見と知恵を集めて物事を決める。偉い人の言い分一発による非民主的なトップダウンで決めさせない。そういうフォーメーションを回復させてほしい。
それが定着していれば、そもそも今回の問題もなかったはずです。今後もこのような人権侵害が起こらないようにするには、なにより最重要なのは、顧問会議の民主性を回復することじゃないのか。そう考えます。
私たちは、顧問会議の教員たちを応援します。
顧問会議の先生方、どうか声を上げてください。自分たちの力を信じてください。
世界は自分たちが作っていくのだと信じてください。
●そして、この研修会についての、私たちの要求を以下に示します。
……1,この研修会に、作者本人、玉村徹氏の参加を認めてください。
この会は「認識を深めたうえで」作品を公開するためのものだそうです。ならば、あなたがたが「差別発言をした」と決めつける作者玉村徹氏こそが、最も認識を深めさせないといけない対象者ではないですか? また、作者との意見交換がその場でなされれば、皆さんが「認識を深める」には大変役立つ、と思いませんか? 玉村はこの研修会でなにが語られるのか、強く、知りたいのです。
……2,この研修会の内容を、文字データ、音声データ、映像データ、どれでもいいので記録し、保存し、一般市民にも公開してください。
この会が意味のある研修であるなら、それは多くの関心ある人たち、利害関係者、未来の利害関係者にとって意味のあるものです。
立派な研修会なら、公開もきちんとできるはずです。私たちが予定している学習会・上演会は、限定なく、きちんと公開します。部会長、委員長も参加していただいていいので、対等にやりましょう。
……上記の要求についての回答をもとめます。研修会の日取りは近づいていますから、どうか早めの回答をお願いします。回答された内容は実行委員会のブログで、一般市民の方々に向けて公開させてもらいます。
くりかえしますが、これまでも、顧問会議でなにが語られたか、決定事項はなんだったのか、などについては、記録を一切残さないという方針がとられているので、検証できないでいます。顧問教員たちからも証言が得られていません。
多くの関係者が自由に語れる場があってこそ、話し合いが成り立つし、よき結論も得られるでしょう。どうか話し合いを保証してほしい、と私たちは願っています。
そもそも一校だけに対する不利益処分をした以上、その理由、経緯が正しいのだ、と説明する、公開する義務が、行政機構側にはある。それは当然です。義務を果たしてほしいのです。
そして、
残る課題の実現にむけて、署名はさらに継続します。上演活動は広がりを見せています。準備してます、という連絡を各地から、日々いただきます。
民主的な社会を求めるみなさん、ともに頑張りましょう。