目黒区の区議会議員の岩崎ふみひろ氏が先日の目黒区行政による大規模な樹木伐採について議会で質問しました さんま祭りだけではなくこちらも広く知られてほしい


目黒区の区議会議員の岩崎ふみひろ氏が先日の目黒区行政による大規模な樹木伐採について議会で質問しました
また先日、目黒区民センターで行われた目黒区のさんま祭りにて、長年活動する市民有志が行政の同地での大規模再開発計画についての啓発チラシ印刷物を配布しました。
目黒区美術館では新たに「東京パック展」が開催中。北澤楽天など漫画好きにはたまらない!
https://www.mmat.jp/exhibition/archive/2026/20261010-478.html
さんま祭りだけではなくこちらも広く知られてほしい
樹木の伐採問題での質疑(9月3日の一般質問にて)
https://www.youtube.com/watch?v=RYy5JKZ4Lus
参考資料:当日の現場 記録映像
投稿者撮影
(岩崎)
大きな3問目は、樹木の保全と倒木・落枝よる事故を未然に防ぐ管理を両立させる
ことについてです。
現在、全国的にも都内でも区内でも公園などで街路樹や公園などの樹木の倒木によ
る事故が増え、死亡事故なども起き、倒木や落枝から事故を未然に防ぐ対策が必要に
なっています。
目黒区では今年度、公園や道路、区有施設などに植栽された幹まわり60cm以上の
樹木を対象に、職員が目視で確認するなど点検を行い、先日の区議会特別委員会で中
間報告がされました。約 6950 本のうち、異状ありとされたのは約 550 本であり、異
状が確認された樹木については、状態の悪いものから順次伐採・剪定、機器診断、注
意喚起等の処置を行っていくとのことです。
一方、樹木は日陰をつくり、葉から水分を出すことで周囲の暑さをやわらげる効果、
道路沿いでは、排ガスやほこり、騒音をやわらげるという生活環境を整える効果、森
や木の香り成分や景観により気分転換やリラックスにつながる効果、都市の樹木は暑
さによる健康被害を減らす可能性があり、最近の研究では樹木が少ない地域ほど健康
面の不利が大きい傾向も報告されるなど、様々な効果が期待されています。猛暑によ
る熱中症の増加が深刻なもと、公園の樹木や街路樹を増やし、樹冠被覆率を引き上げ
る意義が強調されています。
世界の大都市ではヒートアイランド現象に歯止めをかけようと、樹冠被覆率を引き
上げる取り組みも活発になされ、なかには、2040 年までに樹冠被覆率を 40%に引き
上げるという、たいへん積極的な目標を掲げる都市もあります。
樹木の保全と倒木や落枝などによる事故を防ぐ管理を両立させる必要があります。
そこで伺います。
1点目は、区の樹木の伐採判断の基準と考え方についてです。
先日の特別委員会の答弁のなかで、異状がある樹木では、「根際の空洞、腐朽が進ん
でいる」という話がありました。平成 26 年度の東京都街路樹診断マニュアルでは、
「腐朽空洞率が断面の 50%を超えた場合には、落枝や倒木となる確率が極めて高く
なるため、精密検査などにおいて腐朽空洞率 50%以上の数値が出た場合は不健全と
する」との判断基準でしたが、その後の令和3年度のマニュアルでは、総合判定で不
健全とする場合には腐朽空洞率 50%以上は「参考基準値」とされ、腐朽空洞率が高い
ことだけを理由にただちに不健全との判断はしないことになりました。腐朽空洞率に
ついての都のマニュアルが変化した下で、現在、区の樹木の伐採判断の基準と考え方
について伺います。第2点目は、構造的に強い樹木をどう育てるか、についてです。
倒木の要因は、植穴の外側に根が張れない植栽基盤不良や掘削工事による(しじこ
ん)支持根の破断や過度な切断・腐朽、根株(ねかぶ)腐朽、幹の過度な開口空洞、
強風などが挙げられます。加えて、専門家からは樹木の強剪定が樹勢の悪化や太根(お
おね)の減少につながり、倒木の可能性に拍車をかけるとの指摘があります。
地球温暖化やヒートアイランドが激化する中で、個々の高木の樹冠拡大が必須にな
っていますが、それとともに暴風雨に耐えうる樹形管理・育成も大きな課題になって
います。構造的に強い樹木を育てるためにどういう方策をとっていくのか、伺います。
(青木区長答弁)
次 に 、 第 3 点 目 、 樹 木 の 保 全 と 倒 木 、 落 枝 に よ る 事 故 を
未 然 に 防 ぐ 管 理 を 両 立 さ せ る こと に つ い て の 第 1 問 、 区 の
樹 木 の 伐 採 判 断 の 基 準 と 考 え 方 に つ い て で ご ざ い ま す が 、
街 路樹 や 公 園 に あ る 樹 木 の 管 理 で は 、 道 路 や 公 園 の 利 用 者
の 安 全 確 保 を 最 優 先 に 樹 木 の 維 持 管理 を 行 い 、 倒 木 、 落 枝
事 故 の 米 然 防 止 に 努 め て お り ま す 。
ま た 、 緑 陰 の 提 供 や ヒ ー ト ア イ ラ ン ド 現 象 の 緩 和 な ど 、
樹 木 が 持 つ 多 面 的 な 機 能 や 効 果 も あ る こ と か ら 、 区 は 必要
以 上 の 伐 採 は 行 わ ず 、 保 全 を 基 本 と し た 考 え 方 に 基 づ い
た 対 応 が 重 要 で あ る と 考 え て お り ま す 。
樹 木 の 維 持 管 理 で は 、 ま ず は 職 員 の 日 常 点 検 に よ る 外 観
確 認 を 基 本 と し て お り 、 枯 れ た 枝 、 樹 幹 の 揺 ら ぎ や 不 自 然
な 傾 斜 、 キ ノ コ の 発 生 、 開 口 空 洞 の 有 無 な ど を 確 認 を し 、
外 観 上 で 倒 木 や 落 枝 の お そ れ が 高 い と 判 断 し た 場 合 に は 、
機 器 診 断 を 行 わ ず 、 速 や か に 伐 採 や 剪 定 な ど の 安 全 対 策
を 実 施 を し て お り ま す 。
東 京 都 の 令 和 3 年 度 街 路 樹 診 断 等 マ ニ ュ ア ル で は 、 腐 朽
空 洞 率 5 0 % 以 上 は 不 健 全 と 判 断 す る 際 の 参 考 基 準 値 と し 、
総 合 判 定 に 当 た っ て は 、 樹 木 の 活 力 度 、 腐 朽 の 状 況 、 立 地
環 境 な ど を 総 合 的 に 勘 案 す る こ と が 記 載 さ れ て い ま す 。
ま た 、 委 託 に よ る 機 器 診 断 を 実 施 し た 場 合 に お き ま し て
も 、 腐 朽 空 洞 率 50 % の み を 基 準 と し て 機 槭 的 に 伐 採 を 判 断
す る こ と は せ ず に 、 樹 木 医 に よ る 総 合 判 断 に 基 づ き 、 伐
採 、 剪 定 、 経 過 観 察 を 判 断 し て お り ま す 。今 後 も 、 安 全 確 保 を 徹 底 し な が ら 、 樹 木 の 持 つ 機 能 や 地
域 の 景 観 に も 配 慮 し 、 適 切 な 維 持 管 理 に 努 め て ま い り ま
す 。
次 に 、 第 2 問 、 構 造 的 に 強 い 樹 木 を ど う 育 て て い く か に
つ い て で ご ざ い ま す が 、 近 年 の 地 球 温 暖 化 や ヒ ー ト ア イ
ラ ン ド 現 象 の 進 行 に よ り 、 街 路 樹 や 公 園 な ど の 樹 木 に は 、
こ れ ま で 以 上 に 日 陰 の 創 出 や 気 温 上 昇 の 緩 和 と い っ た 役
割 が 期 待 さ れ て お り ま す 。 本 区 に お き ま し て も 、 健 全 な 樹
冠 形 成 を 促 し 、 緑 陰 効 果 を 十 分 に 発 揮 で き る 樹 木 を 育 成
し て い く こ と が 重 要 で あ る と 認 識 し て お り ま す 。
一 方 で 、 街 路 樹 や 公 園 の 樹 木 の 大 型 化 や 老 木 化 が 進 む 中
で 、 台 風 な ど に よ る 倒 木 や 枝 折 れ 落 下 へ の 対 策 も 重 要 な
課 題 と な っ て お り 、 樹 木 が 十 分 な 緑 陰 を 形 成 し て い て も 、
健 全 性 が 損 な わ れ て い て は 道 路 や 公 園 に お け る 安 全 性 を
確 保 す る こ と は で き な い も の と 考 え て お り ま す 。
樹 木 の 健 全 な 育 成 に は 、 良 好 な 土 壌 環 境 と 十 分 な 根 の 生
育 空 間 の 確 保 、 適 切 な 剪 定 な ど の 維 特 管 理 と 定 期 的 な 点
検 等 が 必 要 と な る こ と か ら 、 植 栽 基 盤 の 十 分 な 空 間 や 通
気 性 の 確 保 な ど に よ り 根 の 発 達 を 促 し 、 樹 勢 を 維 持 す る
こ と は 健 全 性 向 上 と と も に 強 風 時 の 倒 木 リ ス ク の 低 減 に
つ な が っ て ま い り ま す 。
区 と い た し ま し て も 、 こ れ ま で 週 1 回 の 区 職 員 の 巡 回 に
よ る 樹 木 の 目 視 点 検 や 、 め ぐ ろ サ ク ラ 再 生 プ ロ ジ ェ ク ト
に お け る 定 期 的 な 桜 の 樹 木 診 断 や 樹 勢 回 復 作 業 な ど を 実
施 を し 、異 常 の 早 期 発 見 や 早 期 な 対 応 に 努 め て い る と こ ろ
で ご ざ い ま す 。
い ず れ に い た し ま し て も 、 樹 木 の 生 育 環 境 に 制 限 を 受 け
や す い 都 市 部 に お い て 、 ど の よ う な 成 育 環 境 の 整 備 、 維 持
管 理 、 工 法 等 が 効 果 的 で あ る か 、 他 自 治 体 の 事 例 も 参 考 に
調 査 研 究 し て ま い り ま す。
以上