

白鬚神社付近のバイパスで白鬚神社前国道地下トンネルルートも選択肢にあることを知らされずにきました。ご神体の山にトンネルを作らないルートの再検討を希望します。
署名活動の主旨
【当事者の意見を十分に踏まえた議論を】
2022年(令和4年)の2月24日、国土交通省近畿地方整備局は国道161号線の改良事業「小松拡幅(こまつかくふく)」について、ルート案を「山側バイパスルート」に決定したと発表しました。
小松拡幅は、湖西道路を中心とする琵琶湖西岸の高規格道路を構成する事業で、開通済みの志賀バイパスを北へ延伸する形で、大津・高島市境の幅が狭くなっている区間を現道拡幅とバイパス道路建設により高規格化するものです。
もともと昭和40年代から進められていた事業で、当初ルート案での用地買収まで完了していました。

契機になったのは2015年(平成27年)に施行された「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」。
この法律に基づき滋賀県が策定した「琵琶湖環境保全計画」の中で、それまでのルート案が景観の整備と保全に影響を及ぼすとして、ルートの再検討に至り、専門家による2度のルート検討委員会を経て、山側バイパスルートに決定したと発表されました。


~今回特にお伝えしたいことは~
重要な事実
平成30~31年に開かれた「ルート検討委員会」(全2回)では、
地下トンネル比較案は載っていませんでした。
→住民の皆さんが「賛成」したのは、地下トンネル案を知らない状態でのことです。

「シールドは検討したが書類が残っていない」とは、どういう事なのか?私たちはそれを知る必要があります。
下記にもあります(下記参照)が、矛盾したこじつけな理由で湖側と山側ルートの2択で検討されています。
多くの住民の声や国民の声が行政を動かす力になります。
【琵琶湖環境保全計画と矛盾した事業内容である】
山側バイパスルート案はルート見直しの経緯である「琵琶湖を中心とした景観の整備及び保全」と矛盾した意思決定であると考えています。
琵琶湖環境保全計画は以下の5項目から構成されています。
・水質の汚濁の防止および改善に関する事項
・水源のかん養に関する事項
・生態系の保全および再生に関する事項
・景観の整備および保全に関する事項
・農林水産業、観光、交通その他の産業の振興に関する事項
山側バイパスルートが通る高島市の鵜川地区では棚田での農業が営まれており、鵜川の棚田は農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されています。
鵜川で営まれている、稲作を中心とした農業は上記5項目の全てを支えています。特に鵜川は農地と琵琶湖が極めて近い位置にあり、良くも悪くも農地の環境が琵琶湖に大きく影響します。
この事業の検討委員会の資料ではルート案を比較した際の「琵琶湖の保全再生」の項目について、委員会では「バイパスにより湖岸への自然環境への影響はない」と評価されています。
私たちはこの棚田を縦断する形でのバイパス建設は、景観も環境も大きく損ない、そもそものルート見直しの趣旨に反すると考えています。
【地域住民不在で議論が進められている】
最大の問題点は、このルート再検討を進めるにあたって当事者である地域住民がほとんど関わっていないまま話が一方的に進められている点にあると考えます。
今回のルート見直しにあたっては第1回のルート検討会が開催された時点で既に
・都市計画ルート(現道の湖側への拡幅)
・山側バイパスルート
の二択になっていました。
その後鵜川以外の地区も含めて、住民代表という形で行われたヒヤリングはわずか4人。
そのいっぽう、ルート変更によってバイパスが通る場所となるにも関わらず全く知らされていない住民や、当事者でありながら意見を聞くための説明会や公聴会の開催すら知らされていない住民が何人もいました。
https://drive.google.com/file/d/1MrUyPoaxyoWB9NHlX8Jl9r0PFJVQ4yr6/view?usp=sharing
琵琶湖環境保全計画の中には政策形成過程における住民参画を促進する
内容も含まれていますが、この政策づくりに、本当に住民が参画していると言えるでしょうか。
自分たちが住む地域の話なのに、その人たちが置き去りにされたまま話が進められていく。「言っていることとやっていることが違う」という話にはならないでしょうか。
災害も、交通事故も、日常生活も、最も影響を受けるのは、実際にそこに住む人たちです。現実に私たちの目の前で起こっている出来事です。
大事なことだからこそ、行政は市民を置き去りにするのではなく、私たち市民も行政に丸投げではなく、一緒に考えるべき話なのではないでしょうか。
また、山側ルートは、鵜川の棚田を破壊しバイパスがとおるだけではなく、滋賀県の誇る白鬚神社のご神体の山にトンネルを掘ることになります。
山側ルートは、JR湖西線を2度またぐ大工事で、土地買収も済んでなく、工期も未定。莫大な費用がかかります。
なにより重要なのは、湖側ルート、山側ルートの他に地下トンネルルート案があることを知らされていなかったという事実があります。
地下トンネルルートは山側の景観も、湖側の景観も損ねることなく、工事期間も短く費用もかかりません。
【要望事項】
以上の背景を踏まえて、国道161号バイパス小松拡幅について、国と滋賀県に対して私たちの環境と安全を守りたい切実な声を届けたいと思います。


1:白鬚神社前国道地下トンネルルートを再検討してください。
現状の山側バイパスルートでの国道建設は、鵜川地区の棚田を大きく縦断するものです。地域農業に影響を及ぼすことはもちろん、景観的にも、環境的にもルート見直しの経緯である琵琶湖環境保全計画に反するものです。これらの影響を踏まえたルートの再検討をお願いします。
地下トンネル案では、土地の買収も必要なく、予算も抑えられて早期の着工が可能。現在白鬚神社は、観光客の国道横断による事故が絶えません。非常に危険な場所を早期に改善する必要があります。
2:地域住民が関われる形で丁寧な議論の場を作ってください
一連のルート見直しにおいては、プロセスに地域住民が関わっておらず、説明会や公聴会の開催すら知らされない住民がいる状態で「検討会で承認された」「住民代表の意見を聞いた」という既成事実をつくるかのような形で進められています。当事者である地域住民が置き去りになっており、明らかに民主的に問題があると考えます。そもそものルート決めの段階から住民が広く関われる形で、丁寧な議論ができる場をつくってください。
また高齢化で離農していく人が多い中、鵜川では親や祖父母、もっと前からの代から受け継いできた農地を守ろうとする人たちが、限られた人数で地域の農業を支え続けています。
後に続く子供たちのため、農を通して学べる場、子供たちが育まれる場をつくるための活動をしている人もいます。
この場所を後の世代に残せるよう、署名に賛同してくださる皆さんとともに、私たちができることをやり続けたいと思います。
多くの方のご賛同、なにとぞ宜しくお願いいたします。

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署名活動の主旨
【当事者の意見を十分に踏まえた議論を】
2022年(令和4年)の2月24日、国土交通省近畿地方整備局は国道161号線の改良事業「小松拡幅(こまつかくふく)」について、ルート案を「山側バイパスルート」に決定したと発表しました。
小松拡幅は、湖西道路を中心とする琵琶湖西岸の高規格道路を構成する事業で、開通済みの志賀バイパスを北へ延伸する形で、大津・高島市境の幅が狭くなっている区間を現道拡幅とバイパス道路建設により高規格化するものです。
もともと昭和40年代から進められていた事業で、当初ルート案での用地買収まで完了していました。

契機になったのは2015年(平成27年)に施行された「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」。
この法律に基づき滋賀県が策定した「琵琶湖環境保全計画」の中で、それまでのルート案が景観の整備と保全に影響を及ぼすとして、ルートの再検討に至り、専門家による2度のルート検討委員会を経て、山側バイパスルートに決定したと発表されました。


~今回特にお伝えしたいことは~
重要な事実
平成30~31年に開かれた「ルート検討委員会」(全2回)では、
地下トンネル比較案は載っていませんでした。
→住民の皆さんが「賛成」したのは、地下トンネル案を知らない状態でのことです。

「シールドは検討したが書類が残っていない」とは、どういう事なのか?私たちはそれを知る必要があります。
下記にもあります(下記参照)が、矛盾したこじつけな理由で湖側と山側ルートの2択で検討されています。
多くの住民の声や国民の声が行政を動かす力になります。
【琵琶湖環境保全計画と矛盾した事業内容である】
山側バイパスルート案はルート見直しの経緯である「琵琶湖を中心とした景観の整備及び保全」と矛盾した意思決定であると考えています。
琵琶湖環境保全計画は以下の5項目から構成されています。
・水質の汚濁の防止および改善に関する事項
・水源のかん養に関する事項
・生態系の保全および再生に関する事項
・景観の整備および保全に関する事項
・農林水産業、観光、交通その他の産業の振興に関する事項
山側バイパスルートが通る高島市の鵜川地区では棚田での農業が営まれており、鵜川の棚田は農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されています。
鵜川で営まれている、稲作を中心とした農業は上記5項目の全てを支えています。特に鵜川は農地と琵琶湖が極めて近い位置にあり、良くも悪くも農地の環境が琵琶湖に大きく影響します。
この事業の検討委員会の資料ではルート案を比較した際の「琵琶湖の保全再生」の項目について、委員会では「バイパスにより湖岸への自然環境への影響はない」と評価されています。
私たちはこの棚田を縦断する形でのバイパス建設は、景観も環境も大きく損ない、そもそものルート見直しの趣旨に反すると考えています。
【地域住民不在で議論が進められている】
最大の問題点は、このルート再検討を進めるにあたって当事者である地域住民がほとんど関わっていないまま話が一方的に進められている点にあると考えます。
今回のルート見直しにあたっては第1回のルート検討会が開催された時点で既に
・都市計画ルート(現道の湖側への拡幅)
・山側バイパスルート
の二択になっていました。
その後鵜川以外の地区も含めて、住民代表という形で行われたヒヤリングはわずか4人。
そのいっぽう、ルート変更によってバイパスが通る場所となるにも関わらず全く知らされていない住民や、当事者でありながら意見を聞くための説明会や公聴会の開催すら知らされていない住民が何人もいました。
https://drive.google.com/file/d/1MrUyPoaxyoWB9NHlX8Jl9r0PFJVQ4yr6/view?usp=sharing
琵琶湖環境保全計画の中には政策形成過程における住民参画を促進する
内容も含まれていますが、この政策づくりに、本当に住民が参画していると言えるでしょうか。
自分たちが住む地域の話なのに、その人たちが置き去りにされたまま話が進められていく。「言っていることとやっていることが違う」という話にはならないでしょうか。
災害も、交通事故も、日常生活も、最も影響を受けるのは、実際にそこに住む人たちです。現実に私たちの目の前で起こっている出来事です。
大事なことだからこそ、行政は市民を置き去りにするのではなく、私たち市民も行政に丸投げではなく、一緒に考えるべき話なのではないでしょうか。
また、山側ルートは、鵜川の棚田を破壊しバイパスがとおるだけではなく、滋賀県の誇る白鬚神社のご神体の山にトンネルを掘ることになります。
山側ルートは、JR湖西線を2度またぐ大工事で、土地買収も済んでなく、工期も未定。莫大な費用がかかります。
なにより重要なのは、湖側ルート、山側ルートの他に地下トンネルルート案があることを知らされていなかったという事実があります。
地下トンネルルートは山側の景観も、湖側の景観も損ねることなく、工事期間も短く費用もかかりません。
【要望事項】
以上の背景を踏まえて、国道161号バイパス小松拡幅について、国と滋賀県に対して私たちの環境と安全を守りたい切実な声を届けたいと思います。


1:白鬚神社前国道地下トンネルルートを再検討してください。
現状の山側バイパスルートでの国道建設は、鵜川地区の棚田を大きく縦断するものです。地域農業に影響を及ぼすことはもちろん、景観的にも、環境的にもルート見直しの経緯である琵琶湖環境保全計画に反するものです。これらの影響を踏まえたルートの再検討をお願いします。
地下トンネル案では、土地の買収も必要なく、予算も抑えられて早期の着工が可能。現在白鬚神社は、観光客の国道横断による事故が絶えません。非常に危険な場所を早期に改善する必要があります。
2:地域住民が関われる形で丁寧な議論の場を作ってください
一連のルート見直しにおいては、プロセスに地域住民が関わっておらず、説明会や公聴会の開催すら知らされない住民がいる状態で「検討会で承認された」「住民代表の意見を聞いた」という既成事実をつくるかのような形で進められています。当事者である地域住民が置き去りになっており、明らかに民主的に問題があると考えます。そもそものルート決めの段階から住民が広く関われる形で、丁寧な議論ができる場をつくってください。
また高齢化で離農していく人が多い中、鵜川では親や祖父母、もっと前からの代から受け継いできた農地を守ろうとする人たちが、限られた人数で地域の農業を支え続けています。
後に続く子供たちのため、農を通して学べる場、子供たちが育まれる場をつくるための活動をしている人もいます。
この場所を後の世代に残せるよう、署名に賛同してくださる皆さんとともに、私たちができることをやり続けたいと思います。
多くの方のご賛同、なにとぞ宜しくお願いいたします。

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2024年1月14日に作成されたオンライン署名