「わいせつ」という言葉を刑法の罪名から撤廃してください!!

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署名活動の主旨

 私は「わいせつ」という言葉に対し、「性的に人が人の心身に危害を加える」性犯罪の実態がグレーに感じられる言葉だと思い、ずっと違和感を感じてきました。何より、実際に被害を受けた人が不快な思いをする言葉だと思います。

 具体的には、「わいせつ」というのは「いやらしい」「いかがわしい」「風紀を乱す」という意味ですが、加害者はいやらしいから加害するのではなく、普段は普通に生活してる人たちです。被害者はいやらしいわけでもいやらしい状態にされたのでもなく、命の危険を感じるくらい恐ろしい思いをしています。「わいせつ」という言葉は、性犯罪の実態とかけ離れており、一部のいやらしい人による犯罪と誤解され実態が矮小化されているとも感じていました。

そこで、4月28日に、法務大臣と法務省刑事局の担当部署に、刑法で使われる「わいせつ」という言葉を撤廃して、別の罪名にしてもらうよう、「性犯罪の一部罪名変更の要望書」を提出します。

要望書の内容は、以下です。キャンペーンでの賛同をお待ちしています!!

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法務大臣 上川 陽子 様

法務省刑事局刑事法制管理官室 御中

刑法における「わいせつ」という言葉を撤廃することを要望します。特に「強制わいせつ」「準強制わいせつ」「監護者わいせつ」について は、罪名変更を強く要望します。

その理由を以下4点に記します。

理由1 性犯罪の印象の矮小化を防ぐため

「わいせつ」とは、「いやらしい」「いかがわしい」「風紀を乱す」という意味が辞書にはあります。 「わいせつ」の意味や捉え方の幅が広く、当事者の関係性によって、良いか悪いか曖昧です。性 犯罪の実態が深刻であるにも関わらず印象を矮小化しています。

理由2 「人の心身に危害を与える行為」と明確にするため

性犯罪とは、「性的に」人の心身を傷つける犯罪です。「強制性的行為」「性的暴行」「性的侵 害」など、「危害を加える」ことが明確にわかる罪名にすることを望みます。先進国の多くは、「わ いせつ」を意味する言葉は少なく、「強制性交」同様「性的に人の心身を傷つける行為」がわかる 表記です。

理由3 負のスティグマを取り除き、前向きな更生や回復のため

「わいせつ」という言葉を使うことで、「性犯罪は一部の変質者による行為」という印象を与えま す。最近よく報道で使われる「わいせつ教員」という言葉がその例です。変質的な印象により、以下3点の弊害があります。

(1)「加害者はごく一部の変質者であり自分には関係ない」と多くの人に他人事に思わせること、 (2)変質者の印象に抵抗を感じ、加害者が自身に向き合い更生することを妨げかねないこと、 (3)被害者には「変質者から被害にあった」という負のスティグマが強くつきまとうこと。 これらの弊害による、加害者の更生と被害者の回復への支障を減らすべきです。

理由4 言葉の刷新の必要性

「強姦」が「強制性交」と変更になったことに加え、性犯罪への認識を変わる中、罪名も刷新して も良いと思います。但しカタカナなど安易な外来語に頼らないことを強く望みます。

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石田 郁子署名発信者2020年に教員による性被害アンケートを2回実施。2020年法務省性犯罪に関する刑法改正の検討会第三回ヒアリングに参加、教員による性被害アンケート結果を検討会に提出。教員による性被害アンケート結果と教員による性暴力防止の政策提言を文科省に提出。千葉市教育委委員会、札幌市教育委員会にも教員の性暴力防止の政策提言。2021年3月、与党わいせつ教員根絶立法検討ワーキングチームのヒアリングに参加、自身の経験とアンケート結果から意見を発言してきています。

意思決定者

法務省刑事局

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