奈良県明日香村:牽牛子塚古墳を観光地化工事から守りましょう。

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2018年6月5日(火)、牽牛子塚古墳の復元整備が発表されました。とてもショックです。牽牛子塚古墳の復元整備を止めてください。復元と言う名の現代建築物の墳丘では、古墳の風情が無くなります。
小学六年生の時から通い続けてきた牽牛子塚古墳が、現代建築物になってしまうと悲しいです。単なる郷愁ではなく、古墳に対する畏敬の念がなくなると思います。これによる失望によって古墳ファンの減少を懸念します。特に牽牛子塚古墳の場合、一つの石室に二室ある石室で稀有な存在です。

高松塚古墳、マルコ山古墳、キトラ古墳は、もう既に残念な姿になってしまいました。これ以上、昔ながらの木々の生えた古墳を復元整備と言う世間受けの良さそうな聞こえの良い甘い言葉で、古墳を破壊しないでください。こんなことをすると、古墳に対する畏敬の念が無くなり観光客が減ることに繋がると考えます。本当に個人的に大好きな牽牛子塚古墳を昔のまま保存して頂くことを望んでいます。

私は、同様の活動を堺市のいたすけ古墳、寺山南山古墳でも行っております。こんな言い方をすると失礼に当たると思いますが、ご担当の職員の方は、本当に古墳を愛していらっしゃるのでしょうか。私は、以前に牽牛子塚古墳で、墳丘の端で八角墳らしき石の露出を見つけ痛く感銘しました。古墳の魅力って、遥か先人が当時の最先端の技術を駆使して築造した姿に思いを馳せることにあると考えます。現代の技術で復元された古墳に真の意味で畏敬の念がを持つ事が出来るでしょうか。

馬見古墳群のナガレ山古墳、斑鳩の藤ノ木古墳、大阪府池田市の茶臼山古墳、高槻市の今城塚古墳、八尾市の心合寺山古墳、藤井寺市の鍋塚古墳、河南町の金山古墳が復元されてかつての趣きが無くなりました。古墳って観光客の為のモノでしょうか。私は、未来永劫に次の日本の子孫に伝えていかなければならない崇高な文化財であると思います。近代的な石積みから畏敬の念が生じるとは思えません。

どうか昔のままの牽牛子塚古墳の姿を保存して頂きたくお願いします。

なお、個人的な話で恐縮ですが、娘の名前に「明日香」と名付ける程に、明日香村を愛しております。今回の件は、何か裏切られたようにも感じます。

2012年に就任された村長が観光地化を推進しているようです。真弓丘に星野リゾートの建設計画もあります。ホテルは、橿原市内に建設して頂いて、明日香村は、古き良き日本の原風景を残すようにして欲しいと考えます。この観光地化に伴って、牽牛子塚古墳の墳丘を復元整備しているとしたら、歴史を冒涜しているように思います。

私にとって、明日香村を中心に桜井市、天理市、高取町、御所市、橿原市は、日本の心の故郷というべき地域だと考えております。特に明日香村は、歴史的風土保存地区に指定され、何かと大変だと思います。人口も減少しているらしいですが、日本の原風景を大切にし、これをアピールすることが、明日香村の発展に繋がると信じています。明日香村では世界文化遺産登録を視野に入れていると聞きます。それなら要件である「顕著な普遍的価値」が求められます。そのためには、墳丘の復元整備による現代建築物化は、世界文化遺産登録に逆行するものと考えます。石舞台古墳、都塚古墳、亀石、益田の岩舟、キトラ古墳、酒船石、甘樫丘、雷丘、見瀬丸山古墳、乾城古墳、小谷古墳、飛鳥寺等の歴史的文化財の価値から世界文化遺産の価値は十分にあると思います。しかし、本当の真の価値を外すと、イコモスからそっぽを向かれると思います。

◾️NHK奈良県ニュース 2018年6月5日
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20180605/2050000091.html


◾️毎日新聞 2018年6月6日記事
https://mainichi.jp/articles/20180606/ddl/k29/040/541000c

◾️牽牛子塚古墳・越塚御門古墳 整備基本計画 - 明日香村

https://asukamura.jp/topics/kengoshi_koshituka/imgs/01.pdf

◾️牽牛子塚古墳・越塚御門古墳 整備基本構想 - 明日香村

https://asukamura.jp/topics/shiryo_140711/01.pdf

◾️地域再生計画書

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/tiikisaisei/dai47nintei/plan/a385.pdf


◾️明日香村真弓丘に星野リゾートホテル計画地

http://bb-building.net/city/info/1779.html

◼️奈良)牽牛子塚古墳 八角形墳 整備で復元(朝日新聞)

http://www.asahi.com/amp/articles/ASL6Z1574L6YPOMB00V.html

河合 徹(神奈川県藤沢市在住、大阪府富田林市育ち)

2018年6月6日(水)

1975年から古墳に目覚め、大阪府、奈良県を中心に多くの著名な古墳を踏破。

54歳、電機メーカ勤務。

 



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