「ワークルール教育」を今と未来の働くみんなに

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私たち大人は、日々、働いて暮らしています。子どもたちも、大きくなると社会に出て働きます。働くことは、私たち大人にとっても、未来を担う子どもたちにとっても、人生の中で大きな意義を持つ大切なことです。

そして、働く上では、働き手を守るためのワークルールがあります。もし働く上でルールがなければ、無茶がまかり通り世の中はブラック企業でいっぱいになり、安心して働くことも健やかに働くこともできないでしょう。だからこそ、働く上で皆が守るべきワークルールがあり、生き生きと皆が働けるようになっているのです。

 しかし、今、働く人を守るワークルールを私たちが知る機会がほとんどありません。

  • 働く条件や働く上での決まりは、きちんと示されねばならないこと
  • 残業はいくらでもしなければならないのではなく、働く人と雇う側が同意して時間を定めること
  • 残業や休日出勤には、賃金の支払いが必要なこと
  • 有給休暇は、要件を満たせば必ず生まれ、自由に取得できること
  • 働く人が希望すれば、出産休暇や育児休暇が取得できること。また、育児休暇を取ったことで不利益を与えてはならないこと。
  • 働き手を守るルールが守られなかったら、労働基準監督署などに助けを求められること
  • 働く人を守りより良く働くために、労働組合という手段があること

多くの方が、これらのことを学校ではほとんど教えてもらえなかったのではないでしょうか。そして、働く人が守られていなくても、被害に気づかなかったり、泣き寝入りをしたりしているのではないでしょうか。

また、上司や管理職になった時、部下に無茶な働き方を強いたりハラスメントをしてしまったりするのではないでしょうか。現にいま、パワハラやマタハラが起こり、また「クイズに正解したら有給OK」のような不適切な行いも報じられています。

そこで、私たちは、働く人を守るこうしたワークルールを学校の場や働く場で教えることを提案します。

  1. 義務教育段階で、例えば社会科の授業で、働く人を守るワークルールを学ぶ課程を設けて下さい。
  2. 高校の公民の授業でも、働く人を守るワークルールを学ぶカリキュラムを充実させてください。
  3. 大学・短大・専門学校の場でも、一般教養やキャリア教育の中でワークルールを知る場を充実させてください。
  4. 企業や官庁に、これから管理職・上司になる方々に、部下を動かす際に知っておかねばならないワークルールを教えるよう定めて下さい。

そして、未来に働く子どもたちも、今を働く大人たちも、ワークルールを知り、ワークルールが守られる中で健やかに働ける社会を実現してください。



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